たかがお茶、されどお茶中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

前回は、まちづくりの大御所と言われている石原武政先生の
「まちづくりが形式的な平等主義になっては何も進まない。

全員参加、全員一致、負担の平等は商店街を地獄に導く三原則である」という
言葉をご紹介させていただきました。

これを読んだ茅ヶ崎のサザン通り商店会の
前の会長である小林健二さんから
「本当にそうだよね」という感想をいただきました。

小林さんと言えば
サザンオールスターズの桑田佳祐に
子供の頃から野球を教えていたという“野球小僧”つながり

商店街の中にサザン神社まで立ててしまい、
自店のお茶屋では「茶山」(さざん)というお茶を販売しています。
このお茶が大変美味しいのです。

 

そこで今回のテーマは「たかがお茶、されどお茶」です。

お茶を飲んで話し込んでいくお客様

“おばあちゃんの原宿”
として知られている巣鴨の地蔵通り商店街
この商店街では、レジの脇に椅子を置いてお客様に座っていただき
お茶を出して接客する店が多いと言われています。

一杯のお茶を通して話がはずみ
巣鴨に来ることを楽しみにしている高齢者が多いそうです。

最近は、缶入りの日本茶を立って飲む人も多くなりましたが
茶碗のお茶は座って飲むので、気持ちが落ち着き
自然に会話をはずむようですね。

お茶は健康に良いと言われていますが
相手の心を開くという効果もあるようです。

次の宅配が遅れてしまう一杯のお茶

お客様の高齢化対策で
共同宅配をやっている商店街で聞いた話です。

高齢者のお宅に注文を受けた
商品を配達に行くと、「上がってお茶でも飲んで…」
と進められ、断るのも角が立つからと誘われるまま上がると

話が長くなって、次のお宅への配達時間が
大幅に遅れてしまうというのです。
高齢者はそれだけ話し相手を求めているのですね。

商店街の共同宅配は
高齢者の利用を想定していたが、
実際にやってみると、子育て中の
若いお母さんの利用もかなりあるという話も聞きました。

でも若いママさんたちは
ネットスーパーや生協を利用する人が多いのかな。

お茶を一緒に飲んだら浮気をしないお客様

電気工事店の店主から聞いた話です。
電気工事を終え、お宅に上がって一緒にお茶を飲むと
そのお客様は、他の電気工事店に絶対浮気しないというのです。

一緒にお茶を飲むと人間関係ができるからでしょうね。

一杯のお茶とは言え、相手の話を引き出したり
人間関係づくりに大きな役割を果たしているのですね。

たかがお茶、されどお茶
あなたのお店では、一杯のお茶を
どのように活用していますか。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士     大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp   Tel.090-5521-7427