印刷広告とデジタル広告、どちらが効果的か?中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

横須賀・久里浜の黒船朝市に行って来ました。
フェリーに乗って千葉県からの出店もありました。

沢山のテーブルと椅子を設置してあるので
ペリーが来航した海を眺めながら、ゆったりと飲食できます。

私が行ったのは10時半過ぎ
開始直後の9時ごろはすごい人出だったそうです。

それにしても、朝市ってなんでこんなに
賑わうのだろうと、不思議な思いに駆られます。

さて、今回も前回に引き続いて
脳科学マーケティングからの情報で
テーマは「印刷広告とデジタル広告、どちらが効果的か?」です。

印刷広告はもう時代遅れか?

印刷広告に比べてデジタル広告は
効率的で、比較的低コストで、動画や音声などを
組み込むことができるので、印刷広告は太刀打ちできない。

さらに、デジタル広告を見る人の
興味関心や過去の行動履歴などに基づいた
広告を打つことも可能なので、的を絞ることができる。

さあ、どうでしょうか。このように見てみると
これからはデジタル広告が圧倒的に有利であり、印刷広告は
もはや時代遅れだと言われても、グーの音も出ませんね。

紙媒体の印刷広告は、感情に訴えることができる!

ここで脳科学マーケティングの登場です。
大手広告代理店ミルワード・ブラウンの調査によると
印刷広告の方が脳に「より深い痕跡」を残すことが分かったというのです。

紙は、物として私たちの目の前に存在しているので
脳内の空間記憶にかかわる神経回路網を活性化するので

紙媒体の広告の方が、より鮮明であり
感情を伴って残ることが実証されたというのです。

これは、どういうことでしょうか。
感情に訴えるメッセージは、
紙媒体による広告の方が、より記憶されるということです。

チラシでは何を訴えていけばいいのか?

この研究結果をチラシに活かす方法を考えてみましょう。
多くのチラシが商品の紹介に終始しています。
これでは、デジタル広告に負けてしまいます。

印刷媒体では、感情に訴える方が有利であるならば
商品紹介の前に、“共感”から入ることが重要だと思います。

例えば、あなたはこんなことで困っていませんか?
こんな悩みはありませんか?という問い掛けから入ります。

すると、「そうそう、そんなことあるわ」
とチラシを読んだ人は共感し、その先を読もうとします。

最初から、わが社の商品はこんなに素晴らしいですよ
と訴えても、相手の感情を刺激することはできません。
読む人の気持ちや立場を考えたメッセージが重要なのです。

印刷に使用する紙は厚い方が効果的?

私たちは経験的に
薄い紙だとすぐ捨てられてしまうから
予算が許すならば、なるべく厚い紙にしようと思っていました。

じつは、これは正しいことだと
脳科学マーケティングが言っているのです。

紙は手で持つことができ、
厚さや重さを感じることができます。

そうすると、そこに表現されている内容も
厚く、重く印象づけられると言うのです。
つまり、厚い紙の方が捨てられないというわけです。

ネットよりも郵送の方が出店者が集まる!

これは、毎月各地に朝市の
出店者を募集している私の経験です。

メールで出店者を募集する場合と
紙媒体を郵送して募集する場合とでは
紙媒体の郵送の方が5割近く申し込みが多いのです。

出店者募集ですから、
何か感情に訴えているわけではありませんが
こんな結果になっているのです。

メールで募集すれば、コストはあまり掛かりませんが
郵送の場合は1通82円を負担しなければならない
でも、仕方ないなぁ~と思いつつやっている私です。

今回は、デジタル広告全盛の今
印刷広告をもう一度見直してみましょうという内容でした。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】     経済産業大臣登録中小企業診断士          大場保男
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