朝市にはこんな効果が!(その1)中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
このブログを配信しています。

年に1回、神奈川県内各地の朝市が
一堂に集まって実施する「かながわ朝市サミット」
8回目の今回は、3月26日に秦野の駅前商店街で行います。

同時に「かながわ朝市グルメコンテスト」や
地域活性化のためのシンポジウムも併催します。

さて、今回と次回のテーマは
「朝市にはこんな効果が!」について
2回に分けてご紹介していきます。

アメリカではファーマーズ・マーケットが人気!

アメリカにおける
朝市とも言えるのがファーマーズ・マーケットです。

アメリカ農務省によると
定期的に実施されているファーマーズ・マーケットは
2010年の時点で全米に6,131ヶ所あり、10年間で2倍に増えているそうです。

効率や便利さだけが追求されるのがアメリカだと思っていましたが
やっぱり地元で採れた野菜などを買うことができ
会話や交流があるファーマーズ・マーケットが人気なのですね。

アメリカでは近年
ファーマーズ・マーケットが中心市街地再生の
重要な役割を果たすという認識が深まっていると言われています。

朝市に期待される9つの効果

今まで10年以上、朝市にかかわって来て
朝市には、次の9つの効果が期待できると感じています。

1 小売りの原点の見直し
2 地域の事業者の連携(農商連携)
3 出店者同士の連携
4 地域住民の交流

5 地産地消の推進
6 ワンストップショッピング
7 新製品のテストマーケティング
8 新規創業者のテスト出店
9 商店街・個店への来店促進

1つ目は、小売の原点の見直し

小売りの原点は対面販売です。
「これは、こうして食べるとおいしいよ」
「買って帰ったらこうして保存しておきなよ」

など、昔の商店街ではこんな会話が
お客様との間で交わされていました。

朝市は、このような会話や交流を楽しむことができ、
小売りの原点を見直す場でもあります。

2つ目は、地域の事業者の連携(農商連携)

朝市をきっかけとして
地域の農家の野菜を並べる青果店
地域で採れた野菜を使ったメニューづくりを行う
飲食店などが出てきました。

朝市に地域の農業者に出店してもらうことによって
商業者との交流が始まり、それが新しい
農商連携につながっていくことが期待できます。

3つ目は、出店者同士の連携

朝市に出店しているパン屋と肉屋が
手を組んで新たなハンバーガーを作ったという事例がありました。
同じ商店街の店同士でも、普段はなかなか交流ができません。

ところが、朝市に出店すると
それぞれの店の商品を互いに見ることができ
説明を聞くことができます。そこから出店者同士の連携が始まります。

4つ目は、地域住民の交流

「月に一度の朝市に行って友達と会い
おしゃべりをするのが楽しみだ」という高齢者がいました。

朝市に行って地域住民同士でラジオ体操や
ダンベル体操をやるのを楽しみにしている人もいます。

かつて、商店街は地域住民の交流の場と言われていました。
朝市にはこのような商店街が
果たしてきた役割を期待することができます。

今回は以上です。
次回は、朝市にはこんな効果が!
その2をご紹介します。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427