朝市にはこんな効果が!(その2)中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
このブログを配信しています。

3月26日には、神奈川県内各地の朝市が
一堂に会する「かながわ朝市サミット」が
秦野の駅前商店街で実施されますが

それに先立って、3月5日には
横浜市・栄区の新大船商店街で
「朝市まつり」が行われます。

かつては賑わった商店街ですが
ここも他の商店街と同様に
近年は、すっかり賑わいがなくなり、活気が乏しくなりました。

そんな商店街を元気にしようと
各地の朝市の有志が集まて「朝市まつり」を実施します。

朝市サミットは100以上が出店する
大規模なものになりますが、こちらは40~50店規模になります。

併催イベントとして
「かながわあきんどの祭典」も行われます。

さて、前回のテーマは
「朝市にはこんな効果が!」でしたが
今回は、その続きです。

前回、朝市には9つの効果が
期待されることをご紹介しました。
それは、次の9つでしたね。

朝市に期待される9つの効果

1 小売りの原点の見直し
2 地域の事業者の連携(農商連携)
3 出店者同士の連携
4 地域住民の交流

5 地産地消の推進
6 ワンストップショッピング
7 新製品のテストマーケティング
8 新規創業者のテスト出店
9 商店街・個店への来店促進

このうちの4つまでは
前回のブログでご紹介しましたので、
今回は5つ目の効果からご紹介します。

5つ目は、地産地消の推進

地域住民に対して「朝市の魅力は何ですか?」
というアンケートを実施したとき
「地域の採れたての野菜を安く買うことができる」
という回答が一番多かったです。

やっぱりお客様が求めているのは
地域の採れたての野菜です。

地域の農家に出店してもらうことによって
地産地消を推進することができ、
お客様のニーズに応えることができます。

6つ目は、ワンストップショッピング

スーパーに行けば、1カ所で買物が済むのに
商店街では、肉は肉屋、野菜は八百屋
というように1カ所で買物できない
これが商店街が衰退した一因とも言われています。

朝市では1カ所に色々な店が出店するので、買い回ることができます。
つまり、スーパーのようなワンストップショッピングが可能になります。

また、思わぬ掘り出し物を
見つけることができるという魅力もあります。

7つ目は、新製品のテストマーケティング

新しい弁当や総菜を作ってみた場合
まずは朝市に出品してみて
お客様の反応を見ることができます。

このような新製品のテストマーケティングは
お店でもできますが、より多くのお客様が集まる場で実施することで
より多くの反応を得ることができます。

8つ目は、新規創業者のテスト出店

新規に店を持ちたい人が
いきなり店を出すことはリスクを伴います。

まず、朝市に出店し、そこで品揃え、陳列の仕方
価格設定、POPの内容などについて
色々と試してみることがリスクの軽減につながります。

朝市によって新規創業者を積極的にバックアップし
その店が商店街に出店してくれれば、
商店街の空き店舗解消にもつながります。

最後の9つ目は、商店街・個店への来店促進

朝市で買った商品を気に入り
そのお客様が店にも来ていただくようになった
という話はよく聞かれます。

朝市の本来の目的は
朝市で商品の良さを知ってもらい
店主に親しみを感じてもらって
店に足を運んでもらうことです。

したがって、朝市を通して
いかに商店街や店に足を運んで
もらうかが課題と言えるでしょう。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                      大場 保男
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