もっとシニア層に商店街に来て欲しい!中小企業診断士の大場保男です。

 

私は平成4年から今に至るまで

24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

 

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、

教えてもらったり、学んだことを

 

商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから

このブログを配信しています。

 

今回のテーマは

「もっとシニア層に商店街に来て欲しい!」です。

 

シニアの孫への支出は増加している!

 

ソニー生命保険がまとめた

「シニアの生活意識調査2016」によると

 

孫のために1年間に使った金額は

回答者の平均で12万2904円と前年調査より

6433円の増加、不況のなかで随分増えていますね。

月平均では、孫への支出が1万円を超えています。

自分のことは我慢しても孫には

何かしてあげたいというのがシニアの心理ですね。

 

孫が対象のイベントでシニアに商店街に来てもらう!

 

ある商店街で、小学生に花を育ててもらい

それをプランターに移植し、花を育てた小学生の

メッセージの立札を立てて、それを商店街に設置しました。

 

プランターを設置した前の店が、

朝晩の出し入れや水遣り管理をしました。

 

あの店の前にボクが育てた花のプランターを

置いてあるよと孫たちがおじいちゃんや

おばあちゃんを商店街に連れてきました。

 

店の前に来ると、そのプランターを

管理している店の人とも話すようになりました。

 

孫たちに商店街活動に参加してもらうと

孫に引かれてシニア層が商店街に来るようになります。

 

これもある商店街の事例です。

子供たちに俳句を作ってもらい

それを笹竹に吊るして商店街の通りに飾りました。

 

やはり、先ほどの事例と同じように

孫に引かれてシニア層が商店街に来るようになりました。

 

プレミアム商品でシニア層を集客!

 

「なか卯」が2015年10月に

「天然いくら丼」を発売しました。

 

価格は790円と大半の商品が500円以下の

同店にとってはかなり高いメニューでした。

 

当初の狙いは、主力客層の

40代会社員の需要を取り込むことでした。

 

しかし、発売してみると

60代以上の客層の比率が従来に2倍の

10%にまで増えていました。

 

予期せぬ形でシニア向けの

ファーストフードという立ち位置に

気付いた同社は、「いくら丼」に続いて

 

「サーモン丼」「生うに丼」「ぶり丼」

などを発売、プレミアム商品のシリーズ化によって

シニア層を開拓していっています。

 

「少し高くてもいいから上質のものを食べたい」

というシニア層のニーズをしっかり把握した結果です。

 

これを期間限定で提供すると

より効果が高まるようです。

 

「昭和deハナキン」をテーマに集客!

 

前回、ご紹介したプレミアムフライデー

今月24日のこの日に、秋田市中心部では

飲食店を飲み歩ける

「冬バール プレミアムフライデー」を実施する予定。

 

テーマは「昭和deハナキン」

1ドリンクと昭和にこだわったメニューを提供します。

 

「ハナキン」…懐かしい昭和の響きですね。

このイベント、これから実施予定ですが、

私は大きな反響を呼ぶものと予測しています。

 

なぜなら、ある年齢以上になると

みんなで共通体験したことに懐かしさを感じ

その頃の話で大いに盛り上がるからです。

 

八王子のある商店街で実施した「昔の写真館」

昭和を中心として昔の写真を大きく引き伸ばし

商店街の通りに面して飾りました。

 

写真を前にして、自分が子供の頃の

昔話に大いに盛り上がったそうです。

 

以上の事例をもとに

商店街にシニア層に来てもらうには、

次の3つの要素があるように思いました。

 

1つ目 孫をテーマにしたイベント

 

2つ目 少し高くても上質のものが

欲しいというニーズへの対応

 

3つ目 懐かしさを感じさせるような引き金

 

参考にしていただければ幸いです。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士

                       大場 保男

                E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427