ネットスーパーはどの程度利用されている?中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

先日、浅草に行ったら
こんな風格のある銭湯がありました。

最近、外国の観光客に銭湯が人気があるようですが、
やはり、他人に裸を見せることには抵抗があるようです。

しかし、古代ローマ時代には
カラカラ帝の浴場に代表されるように
多くの公衆浴場があり、皇帝と庶民が
裸の付き合いをしていたという話もあります。

その後は、キリスト教によって
他人に裸を見せることを悪とする
考え方が広まったと言われています。

さて、今回のテーマは
「ネットスーパーはどの程度利用されている?」

ネットスーパーのネックは何か?

買物に行くのが大変な高齢者や
共働き・子育て世帯の需要を開拓しようと
多くのスーパーが、ネットで注文を受けて
宅配するというネットスーパーを始めています。

今年の1月、日本政策金融公庫が実施した
全国の20~70歳代の男女2千人を対象にした
消費者動向調査に利用状況がまとめられています。

これによるとネットスーパーの
ショッピングサイトによる宅配は7.2%
生協等による宅配は13.2%

デパート・スーパーが96.7%
ドラッグストア、八百屋、肉屋
魚屋等の商店が2割前後という結果でした。

ネットスーパーで食品を購入しない理由は
「商品を見て選べない」が60.9%で最も多く
次いで「価格が高い」が33.4%、
「受取りが面倒」が24.1%の順となっています。

商店街の共同宅配事業は…

もっと高齢者を商店街の顧客に取り込もうと
電話やファックスで注文を受けて
宅配するという商店街の共同宅配事業

私が聞く限りでは
成功している事例はほとんどないようです。
やはり、直接商品を目で確認して選びたいという
ニーズに対応できないことが原因の一つかも知れません。

宅配ではなく、買物が不便な場所まで
軽トラックで行って買物してもらうという
出張商店街を実施しているのが小田原橘商店会

肉、魚、野菜・果物、豆腐、バーガー、雑貨
などの店が1か所15~30分程度の時間留まり
7か所を巡るという事業で、毎月第2日曜日に行われています。

この方法ならば、商品を見て選ぶことができます。
しかし、月に1回なので、それをカバーするために
店によっては宅配にも対応しているようです。

買物難民への対応をどうするか?

先日、町田市にお住いの高齢者から
近くにあった店がなくなってしまって
買物にとても困っているという電話がありました。

このように、近くに店がなくなって
買物ができないという買物難民が増えています。
これにどのように対応していくか?

橘商店会の出張商店街は
その対応の一つかも知れません。

シャッター通りのように
なってしまった横浜市の新大船商店街では
空き店舗の前に、他の地域から店が出張してきて
月に2回、魚や野菜を販売している事例もあります。

今後、ますます増えていくことが
予測される買物難民への対応
利用者のニーズを踏まえて考えていくことが必要ですね。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                       大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427