農家の直売所を商店街に設置できないか?中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

さて、今回のテーマは
「農家の直売所を商店街に設置できないか?」です。

相模原の聖護院大根がスーパーに!

今日、久し振りに相模原・古淵のイオンに行って来ました。
スーパーの野菜売場とは別の場所に、農家の直売所がありあました。
そこでこんなPOPが目に付きました。

「これは大きな株ではありません。
相模原の〇〇さんが栽培した
聖護院大根です。煮物にすると美味しいです」

聖護院大根と言えば、京都の野菜
関東地方ではあまり馴染みがないので
こんなPOPが付けられていたのかも知れません。

周囲を見ると、スーパーの野菜売場では
あまり見掛けないような西洋野菜なども並んでおり
生産者の名前もしっかり表示されていました。

12月13日の日経MJにも農家の直売所の記事が!

東京都杉並区のサミットストア善福寺店
通常の青果売場とは別に設けられている
「農家の直売所」には、主に埼玉、千葉、栃木
3県の生産農家から届く約100点の野菜や果物が並ぶ。

生産農家とスーパーの売場を
直接つなぐシステムを提供しているには
農業ベンチャーの農業総合研究所(農総研)だ。

サミット青果部の斎藤秀人バイヤーは
「珍しい西洋野菜、形がいびつな低価格品など、
消費者にとっては“宝探し”のようなコーナー。
集客にはつながっている」と話す。

ハヤマステーションの集客の核は野菜!

昨年9月にオープンした
神奈川県葉山町のハヤマステーション

商工会が経営主体となっている
“道の駅”のような商業施設ですが

ここでも、集客の核は
地元の農家の野菜なのです

昨年のオープン時にはちょうど野菜の端境期であり、
品薄が続いて大変でしたが、野菜が安定して供給されるようになると
全体の売上げも好調に推移しているようです。

出品する農家の手取りは極めて高い!

生産農家と小売店の間に
JA、市場、仲卸といった中間流通業者が入った場合

農家の手取りは店頭販売価格の
おおむね3割程度とされています。

この場合は、売り切りなので
農家にとって売れ残りのリスクはありません。

一方、農総研の直売システムでは
手数料を差し引いた手取りは販売価格の65%
ただし、売れ残りのリスクは農家が負うことになります。

ハヤマステーションに出品している
農家の手取りは企業秘密になっていますが(笑い)
売れ残りリスクは、やはり農家が負っています。

商店街の空店舗に農家の直売所はできないか?

商店街が活性化していた頃は
青果店、鮮魚店、精肉店の生鮮三品が揃っていました。

ところが、スーパーの進出などで
生鮮三品の店がなくなってしまうと
商店街の集客力は激減しました。

そこでです。商店街の空店舗に
農家に直売所を設置したらいかがでしょうか。

課題はたくさんあると思いますが
挑戦してみる価値はあると思います。

常設が無理ならば
週に1回くらいから始めたらどうでしょうか。
私たち「かながわ朝市ネットワーク」も協力させていたさきます。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士           大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427