お花見に商売繁盛のヒントがあった! 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

小田急江ノ島線の大和駅
その隣の桜ヶ丘駅東口の銀座通り
“銀座通り”という名のように昔は賑わっていました。

最近は、人があまり通らない寂しい通りになってしまった
ここで朝市をやって、かつての賑わいを取り戻そうと
大和商工会議所桜ヶ丘支部の人たちと企画を練りました。

実施日時は5月27日(日)の
午前10時から午後2時までの4時間
桜ヶ丘駅から1分も掛からない場所です。

三崎から海産物、小田原から蒲鉾
厚木から鮎など県内各地の特産品が揃うほか
地元のブランド野菜である久田野菜も販売されます。
お時間がありましたら、ぜひ足をお運びください。

さて、今回のテーマは
「お花見に商売繁盛のヒントがあった!」です。

もう葉桜になってしまったのに、
なぜ今ごろお花見の話?と疑問に思うかも知れません。

お花見は秋の収穫のためにやっていた

実は、お花見は春の花を愛でるためではなく
秋の収穫のためにお花見をやっていたという説があり、
しかも、ここに商売繁盛のヒントが隠されているというのです。

そんな眉ツバな話は信じないというあなた
決していい加減な話ではないのです。

日本には、農耕儀礼のひとつとして
予祝行事と呼ばれるものがあります。

あらかじめ期待する結果
つまり秋の豊作に感謝してお花見を行うと
その通りの結果が得られるという考え方です。

お花見は本来
桜に宿った穀物の神様に
秋の豊作を先にお祝いし、神様に感謝する予祝だったのです。

駅のトイレにも予祝の貼り紙が!

何年前からでしょうか?
駅のトイレにこんな貼り紙があるのを目にしますね。
「いつもきれいに使っていただいてありがとうございます」

最初の頃は、この貼り紙を見た時には
「まだ、きれいに使ってないのに、なぜ“ありがとう”なんだ?」と不思議に思いました。

実は、これも予祝だそうです。
先にお礼を言うことで
きれいに使っていただくという結果を期待しているのです。

予祝は商売にも必要な考え方だ!

今日一日、商売を始める前に
お客様として想定している人に感謝しよう
今日の商売がうまくいったことを感謝しよう
というのが、商売における予祝の考え方です。

私たちが提供した価値によって、お客様が喜んでいる状態
これをありありとイメージとして思い描くこと、これが重要です。

繁盛している米屋さんから
こんな話を聞いたことがあります。

明日は、どんなことをやってお客様に喜んでもらうか
お客様が喜んでいる様子を思い浮かべるとワクワクする
前の晩は、こんなことを思いながら布団に入るというのです。

稲盛和夫氏は「イメージはカラー映像で
くっきり映し出されるくらい鮮明でなければならない」
と述べています。

自分の商売がうまくいく
そして、大勢のお客様が喜んでいる
このことに対して感謝する

ビジネスを始める前からこれがイメージの中で完了している
それが予祝なのです。

神様へはお願いするのではなく感謝する

神様へのお詣りも予祝が良いと言われています。
「こうなって欲しい」とお願いするのではなく

願った通りになる前に
「こうなりました。ありがとうございました」
と予祝するのです。

でも、何でもかんでも予祝すればいい
という訳ではありません。

私たちのビジネスは、果たして市場性はあるのか?
競合の中で独自性を発揮できているのか?
提供価値をどのようにお客様に伝えていくのか?

このようなことをしっかり検討した上で
お客様が喜んでいる姿と
自分のビジネスが成功しているイメージを具体的に思い描き
そのことに感謝する予祝を行うのです。

やるべきことをやったら
結果を心配するのではなく、結果に感謝しながらパァッとやる
私たちのご先祖が教えているは、このようなことだと思います。

お花見の中に商売繁盛のヒントがある!
今回の話にあなたはどう思いましたか?

先日、大和商工会議所桜ヶ丘支部の
人たちと予祝をやりました。

5月27日の朝市に大勢のお客様が来て喜んでいる
そんな姿をイメージしながら酒を酌み交わしました。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】 経済産業大臣登録中小企業診断士 大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427