個人商店が次々と閉店し商店街が衰退していく…活力を失った地域がどんどん増えていく。このまま放置していていいのだろうか?
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商店街活性化

    今、商店街は何をしていけばいいのか?

    2017年8月25日

     

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    8月27~28日に小田原城では
    「風魔まつり」が行われます。

    風魔といえば、風魔小太郎
    北条氏康の時代における相模国の忍者集団
    相州乱破の頭目である人物をこのように呼んでいるそうです。

    忍者は外国人に非常に人気があるそうですが
    「風魔まつり」には、多くの外国人が来るのかな。

    今回のテーマは「今、商店街は何をしていけばいいのか?」です。

    コンビニでの生鮮野菜の品揃えの狙いは?

    ここ1~2年でしょうか
    コンビニでの生鮮野菜の品揃えが目に付きますね。
    実はこれ、コンビニの高齢者対応の一環なのです。

    高齢者世帯は、他の年代の世帯より
    生鮮野菜の購入率が高いことが統計上分かっています。

    高齢者が買物で出掛ける距離は
    300~500メートルの範囲です。

    そうすると、高齢者にとっては
    総合スーパーや食品スーパーは遠すぎる
    コンビニならば歩いて行ける距離になる。

    つまり、生鮮野菜の品揃えが
    コンビニの高齢者集客策の一つだったのです。

    同じ商店街のお店にはなぜ行かない?

    歩いて2~3分の場所にあるコンビニが
    リニューアルのため、2ヶ月ほど休業した時がありました。
    この時は本当に不便な思いをしました。

    私は、コンビニではほとんど物を買いません。

    でも、不便な思いをしたのは、買物以外に
    税金などの支払い、宅配便の発送、預貯金の出し入れ
    コピーなどにコンビニを活用しているからです。

    今や、コンビニは私たちの生活する上での
    インフラとして欠かせないものになっていますね。

    だから、コンビニは幅広い
    年代層の人たちに利用されています。

    同じように小商圏で商売しているのに
    コンビニには客が行くが、商店街の店には行かない

    この現実を考えると
    本当に地域生活者が求めている機能や役割を
    商店街の店が果たしているのかという点を考える必要があります。

    キーワードは専門性とアナログ性の2つ

    商店街の個店の機能・役割を考えると
    キーワードは、生活者の課題に対応した専門性と
    face to face のアナログ性の2つだと思います。

    ある靴の専門店では
    外反母趾に対応した靴の品揃えを強化し
    悩みを持った客に対応策を丁寧に説明しています。

    ある乾物専門店では
    乾物を使った料理教室を定期的に開催し
    特に若い世代に対して、乾物メニューの提案を行っています。

    商売とは、提供する商品やサービスを通じて
    客の持っている課題の解決業だと言われています。
    それぞれの業種において、この原点を再度見直す必要があります。

    もう一つのキーワード、それはアナログ性
    このことは、朝市をやっていると良く分かります。

    クリック一つで商品を自宅まで届けてくれる時代
    なぜ、人々は朝早くから朝市に来るのでしょうか?

    朝市に行くと、そこには交流や触れ合いがあるからです。
    どんな人がどんな物を売っているのか、ワクワク感があるからです。

    アナログ性は、前回ご紹介した“ライブ感”にもつながります。
    face to face のアナログ性、そして5感に訴える“ライブ感”
    これらをもっと前面に出していくことが必要だと思います。

    商店街の店に決定的に足りないものは?

    それは、情報発信力、商店街を歩いて
    それぞれの店を見ていると、このことを痛感します。

    情報発信力というと、ホームページを作らなきゃ
    いけないのかと思われるかも知れませんが、
    ホームページだけが情報の発信手段ではありません。

    一番やって欲しいこと、そして誰でもできること
    それはPOPです。それも店頭のPOPです。

    商店街を歩いている人の足を止めさせ
    この店に入ってみようかと思わせるもの
    それが店頭に設置した黒板POPやA字型POPなのです。

    店頭からの店主から客に呼び掛ける挨拶
    生活便利情報、この季節のお薦め商品、本日の特売品
    どんどん発信していきましょう。あまり経費は掛かりません。

    そして、店内に入ったら商品POP
    なぜ、その商品をお勧めするのか
    その理由を45文字程度で表現したのか商品POPです。

    POP以外にも、紙媒体によるニュースレター
    ブログ、メールマガジン、フェイスブックなど
    情報発信のための手段は色々ありますが、
    まずはPOP、商店街の店がやるべき私からの提案です。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】  経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    若者の酒離れは本当か?

    2017年7月27日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    今回のテーマは「若者の酒離れは本当か?」です。

    ずいぶん以前より、若者の酒離れが
    進んでいるという話を良く聞きますが
    果たして本当でしょうか。

    日本酒造組合中央会が
    約30年ぶりに日本人の
    飲酒動向調査を行い、その結果が発表されています。

    調査は全国の20~79歳を対象に
    インターネットで今年1月に実施
    約3000人から回答を得たものです。

    酒を飲める人は増えている!

    88年の調査では、お酒を「飲む」と
    「飲めるがほとんど飲まない」という回答を
    合計した「飲酒率」は67.7%だったのに対し

    今回の調査では78.0%と
    10.3ポイントも上昇しています。

    男女比では、男性はほとんど変わっていませんが
    女性は52.6%から72.9%へと
    何と20.3ポイントも上昇しています。

    酒離れではなく、日本酒離れ!

    飲酒者のなかで一番好きな酒類として
    日本酒を選んだ人は、88年には
    31.2%だったのに対し、今回は13.0%に激減

    酒を飲み始めた頃の酒類として
    日本酒は46.4%から25.7%に低下

    酒離れではなく、日本酒離れが顕著になっています。

    しかし、近年は新しい感覚の日本酒が
    かなり出てきており、今後はこの傾向が変化していくかも知れません。

    ちなみに私は日本酒が大好きですが
    血糖値が高いので、日本酒は飲まないようにしています。

    ビール以外は20代が“酒豪”だ!

    今回の調査で世代別に
    1回当たりの平均飲酒量を見ると

    ビール以外では、日本酒、焼酎
    ワイン、カクテルなど他の種類全てで
    20代が最も多かったという結果になっています。

    つまり、今まで言われてきたように
    若者の酒離れは進んでいないという
    意外な結果になっていることが分かったのです。

    酒販店と居酒屋の連携を!

    若者をはじめとして飲酒率は上昇している
    だったら、これをもっと積極的に捉えていくべきです。

    各地で行われている「バル」と呼ばれている
    はしご酒大会のようなイベントもその一つです。

    もう一つ、以前にご紹介した
    好きな酒の持ち込みOKという
    システムの導入の検討も必要だと思います。

    居酒屋の平均的な売上構成比は
    飲料が4割、つまみや食事が6割となっています。

    飲物持ち込みOKにすると
    飲料4割の売上げがなくなってしまうことになります。

    しかし、持ち込みOKの「かき屋」では
    飲料売上が16%、つまみと食事が78%
    持ち込み料が6%となっています。

    飲料売上が16%というのは
    飲料のすべてが持ち込みにはならない
    ことを示しています。

    持ち込み料は原価が掛からないので
    持ち込み料の売上は全額粗利になります。

    つまみや食事を充実させて売上アップを図り
    妥当な持ち込み料を設定すれば、利益は確保できます。

    商店街の酒販店と居酒屋が連携して
    持ち込みOKのシステムを
    考えてみてはいかがでしょうか。

    ただし、しっかりした
    シミュレーションを行うことが求められます。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

    商店街イベントの6つの構成要素とは?

    2017年7月18日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    7月16日の日曜日、鎌倉市の山崎商店会で
    午後4時から7時まで「ぼんぼりフェスティバル」
    というイベントを実施しました。

    初めての試みなので、お客様は来てくれるだろうかと
    心配していましたが、予想をはるかに上回る来場者で
    大変な賑わいになり、子供たちにも楽しいイベントになったようです。

    さて、今回は「商店街イベントの6つの構成要素とは?」
    というテーマで、このイベントを振り返ってみたいと思います。

    今までの私の経験より、商店街イベントには
    次の6つの要素が必要だと思っています。

    第1の要素:買物の楽しみやお買得感を訴求する要素
    第2の要素:イベントとしての楽しみを提供する要素
    第3の要素:地域の人たちにイベントに参加してもらう要素

    第4の要素:社会性やメッセージ性を訴求する要素
    第5の要素:商店街のお店を知ってもらう要素
    第6の要素:賑わいや華やぎを演出する要素

    第1の要素→買物の楽しみやお買得感を訴求する要素

    イベントは祭りです。祭りは華やいだ雰囲気の中で
    買物や飲食を楽しんだり、祭りならではのお買得な買物が
    できる要素が不可欠です。

    “屋台”や“市”などが一般的ですが、
    それぞれの店が日頃のご愛顧への感謝を込めて
    ワゴンセールなどを実施すると販売促進にもつながります。

    “ぼんぼりフェスティバル”では、
    100円で野菜をポリ袋に詰め放題をやりました。
    始まる前から行列ができ、30分で完売でした。

    また、神奈川県内各地から20店が出店し、
    自慢の逸品やお買い得商品を販売しました。

    第2の要素→イベントとしての楽しみを提供する要素

    ゲームや遊び、パレード、ショーなど、
    イベントとしての楽しみを提供する要素によって、
    集客力を高めることができます。

    これにはゲームや遊びのように参加して楽しむものと、
    パレードやショーのように見て楽しむものがあります。
    限定された予算の中で実施するにはタイアップも考える必要があります。

    “ぼんぼりフェスティバル”では、
    エアースライダーと紙芝居に来てもらい
    子供たちに楽しんでもらいました。

     

    第3の要素→地域の人たちにイベントに参加してもらう要素

    地域住民一体型イベントでは、地域の人たちに
    参加してもらうことがキーポイントになります。

    地域の自治会、子供会、ボーイスカウトやガールスカウト、
    老人会、少年野球やサッカーチーム、ママさんバレーなどの
    スポーツや趣味の会、幼稚園や学校、地域の事業所などに
    働きかけてイベントに参加してもらうと、
    地域住民が自分たちで作るイベントだという雰囲気が盛り上がります。

    “ぼんぼりフェスティバル”では、
    地域の子供たちに“ぼんぼり”を描いてもらい
    これをイベント会場に飾り付けました。

    第4の要素→社会性やメッセージ性を訴求する要素

    交通遺児へのチャリティ、被災地への支援などが考えられます。
    また、地域の歴史や文化遺産を掘り起こして
    イベントに組み込むなどの方法も考えられます。

    この要素を組み込むことによって、
    商店街に対する共感性を高めることができるとともに、
    企業の協賛が得やすくなったり、
    マスコミに取り上げられたりする効果も期待できます。

    “ぼんぼりフェスティバル”では、
    子供を対象にした抽選会の券を50円で販売し
    その売上げを熊本城復興のチャリティにすることにしました。

    第5の要素→商店街のお店を知ってもらう要素

    商店街の人たちは、自分の店は地域の人たちに
    知ってもらっていると思っていますが、
    地域の人に聞いてみると、意外に知らない方が多いのが現状です。

    イベントには大勢の人が集まってくるので、
    商店街のお店を知ってもらう大きなチャンスです。
    お店紹介のチラシ、ご来店サービス券の配布などを
    行うことも効果的でしょう。

    “ぼんぼりフェスティバル”では、
    この点が不十分だったので、今後実施する際には
    しっかり取り組んでいくことが必要だと思われます。

    第6の要素→賑わいや華やぎを演出する要素

    イベントが実施されている空間は、賑わいや
    華やぎに満ちた非日常的な空間でなければなりません。

    風船や花の飾り付け、音楽や呼び声などによる演出は、
    イベントを盛り上げる脇役として不可欠です。

    “ぼんぼりフェスティバル”では、
    出店者が様々なノボリを立て、
    元気な売り声によって雰囲気を盛り上げました

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    なお、「商店街イベントの6つの構成要素」について
    詳しい資料が欲しい方は、下記のメルアドまでご連絡ください。
    無料にてデータをお送りします。
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp                Tel.090-5521-7427

    新しい“街の八百屋モデル”とは?

    2017年7月13日

    中小企業診断士の大場保男です。
    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    この写真は何だと思いますか?

    正解は寿司の形をした印鑑です。
    街のハンコ屋は減ってきているようですが、
    私たちはハンコを使う機会は減ってきているのでしょうか?

    かつては貯金をおろす時には
    ハンコは欠かせませんでしたが
    今は使うことはほとんどありません。

    逆に増えたのは
    宅配便を受け取る時のハンコです。
    ネット通販の影響で頻繁に使っている人が多いようです。

    世界で印鑑を使っているのは
    日本と韓国だけだそうです。

    印鑑発祥の地である中国では
    サインで済ませているそうです。
    日本もそのうちサインだけになってしまうのかな?

    さて、今回のテーマは
    「新しい“街の八百屋モデル”とは?」です。

    八百屋、魚屋の数は40年前に比べてたった2割!

    商店街の衰退化は
    生鮮三品の店、特に八百屋と魚屋が
    なくなると急速に進んでいきます。

    総務省の商業統計によると
    「野菜・果実小売業」と「鮮魚小売業」の
    事業所数は、この40年間で8割減少しています。

    8割に減少したのではありません。
    8割減少して、残ったのが2割なのです。

    かつて、活気があった頃の商店街には
    必ず八百屋と魚屋があり、特に夕方は買物客で賑わいました。
    多くの商店街にとっては、今は昔の話のようになってしまいました。

    ネット通販がリアルの八百屋を運営!

    ところが、新しいタイプの生鮮の店が
    登場し、活気を呈しているようです。

    その一つが、2013年に第1号店をオープンしてから
    都内9店舗まで拡大している「旬八」という八百屋、
    2~6坪という狭い売場で、月商は300~500万円です。

    売場には、大きく曲がったキュウリ
    大きさが不揃いなものも並んでおり
    それを店員がお薦めの食べ方を説明しています。

    手書きのポップには、産地や味、食べ方が
    紹介されており、購買意欲をそそるようにしています。

    「農家と野菜について直接やり取りしている。
    商品の魅力も伝えられるし、規格外も売り切っている」

    と話しているのは「旬八」を運営しているアグリゲートの左今克憲社長
    この会社はネット通販から始まった農産物ベンチャーです。

    「旬八青果店」では、自ら全国の生産者を開拓して仕入れるケースが多く
    珍しい野菜や規格外の青果も特徴を知った上で、消費者に直接説明しています。

    ユニクロや良品計画では、生産と販売が連動した
    「SPA」というビジネスモデルと展開していますが
    「旬八青果店」では、これを参考にした農の世界で
    生産と販売を連動させた「SPF」というモデルを展開しています。

    農家と飲食店をつなぐフードネットワーク

    神奈川県内でも、農家と飲食店をつなぐ
    フードネットワークという連携があります。

    飲食店が地元の農家と連携し
    その日に収穫された新鮮な農産物を
    使ったメニューを提供しているのです。
    まさに「地産地消」「旬産旬消」です。

    「旬八青果店」では、販売店と生産者との連携
    フードネットワークでは、飲食店と生産者の連携

    そして、「旬八青果店」では、接客時のコミュニケーションと
    ポップによって、生産者からの情報や食べ方などを徹底的に伝えています。

    商店街でも参考にすべき点が多々あるように思います。
    ひょっとしたら、近くの商店街の空店舗に
    「旬八青果店」が出店してくるかも知れませんね。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
        E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427

    ネットスーパーはどの程度利用されている?

    2017年7月6日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    先日、浅草に行ったら
    こんな風格のある銭湯がありました。

    最近、外国の観光客に銭湯が人気があるようですが、
    やはり、他人に裸を見せることには抵抗があるようです。

    しかし、古代ローマ時代には
    カラカラ帝の浴場に代表されるように
    多くの公衆浴場があり、皇帝と庶民が
    裸の付き合いをしていたという話もあります。

    その後は、キリスト教によって
    他人に裸を見せることを悪とする
    考え方が広まったと言われています。

    さて、今回のテーマは
    「ネットスーパーはどの程度利用されている?」

    ネットスーパーのネックは何か?

    買物に行くのが大変な高齢者や
    共働き・子育て世帯の需要を開拓しようと
    多くのスーパーが、ネットで注文を受けて
    宅配するというネットスーパーを始めています。

    今年の1月、日本政策金融公庫が実施した
    全国の20~70歳代の男女2千人を対象にした
    消費者動向調査に利用状況がまとめられています。

    これによるとネットスーパーの
    ショッピングサイトによる宅配は7.2%
    生協等による宅配は13.2%

    デパート・スーパーが96.7%
    ドラッグストア、八百屋、肉屋
    魚屋等の商店が2割前後という結果でした。

    ネットスーパーで食品を購入しない理由は
    「商品を見て選べない」が60.9%で最も多く
    次いで「価格が高い」が33.4%、
    「受取りが面倒」が24.1%の順となっています。

    商店街の共同宅配事業は…

    もっと高齢者を商店街の顧客に取り込もうと
    電話やファックスで注文を受けて
    宅配するという商店街の共同宅配事業

    私が聞く限りでは
    成功している事例はほとんどないようです。
    やはり、直接商品を目で確認して選びたいという
    ニーズに対応できないことが原因の一つかも知れません。

    宅配ではなく、買物が不便な場所まで
    軽トラックで行って買物してもらうという
    出張商店街を実施しているのが小田原橘商店会

    肉、魚、野菜・果物、豆腐、バーガー、雑貨
    などの店が1か所15~30分程度の時間留まり
    7か所を巡るという事業で、毎月第2日曜日に行われています。

    この方法ならば、商品を見て選ぶことができます。
    しかし、月に1回なので、それをカバーするために
    店によっては宅配にも対応しているようです。

    買物難民への対応をどうするか?

    先日、町田市にお住いの高齢者から
    近くにあった店がなくなってしまって
    買物にとても困っているという電話がありました。

    このように、近くに店がなくなって
    買物ができないという買物難民が増えています。
    これにどのように対応していくか?

    橘商店会の出張商店街は
    その対応の一つかも知れません。

    シャッター通りのように
    なってしまった横浜市の新大船商店街では
    空き店舗の前に、他の地域から店が出張してきて
    月に2回、魚や野菜を販売している事例もあります。

    今後、ますます増えていくことが
    予測される買物難民への対応
    利用者のニーズを踏まえて考えていくことが必要ですね。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
        E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427

    愛川朝市の新たな試みとは?

    2017年5月8日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
    このブログを配信しています。

    今回のテーマは
    「愛川朝市の新たな試みとは?」

    神奈川県愛川町の朝市
    正式名は朝市ではなく「にぎわいマルシェ」
    毎月第一日曜日に約30店が出店して行われています。

    6時半から8時半までと、とても早いので
    昨日の日曜日に私も早起きして行って来ました。

    愛川町の役場の裏の広場でやっていますが
    会場に到着すると、朝市で買った惣菜などを
    座って食べている方が大勢いました。

    ここの朝市、いくつか特徴がありますが
    その第一は、畳屋さんが出店するなど
    他の朝市ではあまり見掛けないような業種が出店していることです。

    畳屋さんは、畳表を使ったインテリア
    畳の縁を使った小物などを販売しています。

    この他、印鑑の店、文房具店、石材店、パチンコ店
    カイロプラクティックサロンなどが出店しています。

    第二の特徴は、町内の店だけでなく
    いつも、三崎や川崎、相模原など
    町外から4~5店が出店していることです。

    町内にはない業種が出店するので
    お客様にとっては魅力的であり
    朝市全体の集客力が高くなっています。

    海のない愛川では、三崎の海産物の店などの人気が高く
    朝市に大勢の来場者が集まる大きな要因となっています。

    第三の特徴は、出店者毎の客数や売上げなどの
    データをしっかり把握していることです。

    私もあちこちの朝市に行っていますが
    このようなデータをきちんととっている
    朝市は、ほん一握りしかありません。

    町外からの出店者も例外ではありません。
    三崎からの出店者も海産物がどの程度売れたのか
    しっかりデータがとられています。

    第四の特徴は、告知をしっかりやっている点です。
    出店している店にポスターが貼られているのではなく
    店の前に、朝市を告知した大きな看板が設置されているのです。

    同じ看板が町内の公共施設の前とか
    目に付きやすい場所に設置されているので、
    次の朝市はいつやるのか、自然に目に入ってきます。
    これだけでなく、チラシの折込みもやっています。

    そして、これから取組もうとしている新たな試みがあります。

    それは、朝市に来たお客様を
    積極的に自店に来店してもらうための取組みです。

    地域の店が集まって実施している朝市
    朝市自体での売上を上げることも必要ですが

    朝市で自分の店や商品を知ってもらい
    自店にも足を運んでもらうことが
    朝市実施の大きな目的の一つです。

    そのために、朝市では各出店者が
    店主や店のこと、商品やサービスを紹介した
    ニュースレターをお客様に配布します。

    このニュースレターにはクーポン券が付いており
    これを持って店に行くと、商品やサービスが割引になります。

    ニュースレターは朝市でしか配布しないので
    お客様が持ってきたクーポン券の数えると
    朝市に来たお客様の何人が店に来たかが分かります。

    この新たな試み、これから本格的にスタートするので
    どんな成果が出るのか楽しみにしています。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
                 E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp       Tel.090-5521-7427

    地域ブランドで地域の活性化を考える

    2017年3月30日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
    このブログを配信しています。

    今回のテーマは
    「地域ブランドによる地域活性化を考える」です。

    3月26日に小田急線秦野駅前商店街で
    「第8回かながわ朝市サミット」を実施しました。

    あいにく朝から雨のため、当日のキャンセルもあり
    いつもよりかなり少ない66店の出店
    来場者は約6,000名でした。

    「かながわ朝市サミット」と同時開催しているシンポジウム
    今回のテーマは「地域ブランドで地域の活性化を考える」でした。

    福島大学の地域ブランド戦略研究所の
    西川和明教授による基調講演と
    3つの事例紹介が行われました。

    今回のブログでは、西川教授の基調講演の
    一部をシェアしたいと思います。

    株式会社吉田ふるさと村

    旧吉田村は、現在の島根県雲南市吉田町のこと
    19世紀の後半に西洋から近代製鉄技術が導入されるまで
    「たたら製鉄」による和鉄生産の中心として栄えてきました。

    平成13年1月、地域の鶏卵業者から
    「卵と抱き合わせで売れるような商品はないか?」
    という話が出ました。

    さっそく、商品開発会議に掛けられ
    「卵掛けご飯は、子供から年配者まで
    みんなが食べるよね」という話が出ました。

    そこで考えられたのが
    卵掛けご飯専用の醤油を開発しようというテーマです。

    卵本来の味を活かすため
    辛みを抑えた丸みのある上品な味に仕上げるよう
    全国の一流と呼ばれるメーカーから素材を集めました。

    また、安全性の確認のため
    原料メーカーへの調査も行いました。

    幾度となく試作品を作り
    ようやく、ほぼ満足できる味が仕上がり
    東京でもモニター調査

    でも結果は散々
    なぜ?地元では好評であったにもかかわらず
    東京では「美味しくない」との評価です。

    ある日、その原因に気付きました。
    「日本の東西での醤油文化の違い」でした。
    東日本には東日本用の味の醤油を開発しよう!

    三か月後に満足のいく味が仕上がり
    平成14年5月に、日本初の卵掛けご飯専用の醤油
    「おたまはん」を販売開始しました。

    発売して10年で累計300万本を突破する大ヒット
    今では、全国各地で60種類の
    卵掛けご飯専用醤油が販売されていますが
    「日本初」と名乗れるのは「おたまはん」だけです。

    地域団体商標制度とは?

    歴史や伝統がある地域ならば
    それをテーマにしたブランド化を行い
    地域団体商標として登録することができます。

    これは、地域+商品名のみからなる
    文字商標を保護する制度です。

    神奈川県には、次のような地域団体商標が登録されています。

    足柄茶、小田原かまぼこ、小田原ひもの、鎌倉彫
    松輪サバ、湯河原温泉、横濱中華街の7種類です。
    京都府では61種類が登録されています。

    目玉がない地域のブランド化はどうする?

    「かまぼこ」や「ひもの」などの
    目玉がない地域で地域ブランドを作っていくには
    どうしたらいいのか?

    西川教授は、最初からブランド化を目指すのではなく
    まず新価値づくりを目指そうと説いています。

    安心できる銘柄であるという情報
    他社商品と区別する特別な名前
    新しいと思わせる不可視的な価値

    この3つの条件を満たす価値づくりを
    目指していこうというのです。

    そして、必要なのが話題づくり
    「おたまはん」は
    日本人のソウルフードとも言うべき
    卵掛けご飯に着目し、「日本初の専用醤油」を開発しました。

    事例発表があった「横須賀ブラジャー」も
    話題づくりに成功した典型例です。

    ちなみに、「横須賀ブラジャー」とは
    ブランデーのジンジャー割のことです。

    西川教授は、
    少子高齢化がますます進行していく今後
    定年退職者を地域ブランドの開発や

    地域の文化活動、生産活動の担い手にしていく
    戦略が求められると話していました。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
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    商店街でも“フードドライブ”を!

    2017年2月24日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
    このブログを配信しています。

    今回のテーマは
    「商店街でも“フードドライブ”を!」です。

    カーブスでは地域貢献策として“フードドライブ”を実施

    異性の目を気にしないで済む
    女性だけのスポーツクラブとして
    あちこちに見られるようになったカーブス

    地域社会への貢献策として
    2007年よりチェーン全体として
    “フードドライブ”を実施しています。

    “フードドライブ”って何でしょうか?
    家庭で余っている食べものを持ちより
    地域の福祉団体や施設に寄付する活動です。

    アメリカでは1960年代にアリゾナ州で始まり
    今では全米に広がっており、とてもポピュラーな
    チャリティ活動として定着しているそうです。

    「もったいない」を「ありがとう」に変えるチャンス!

    日本では、1年に2,797トンの食品廃棄物が出され
    このうち食べることができる食品「食品ロス」は632トン

    これは、日本の食用の魚介類の量と同じくらいであり
    おにぎりにすると、日本人が毎日一人一個半のおにぎりを
    捨てていることに相当すると言われています。

    実にもったいない話ですね。

    一方、生活が苦しく、子供に満足な食事を与える
    ことができない家庭が増加しているという現実があります。

    捨ててしまいには「もったいない」ものを
    求められているところに届けることによって
    「ありがとう」に変える活動、これが“フードドライブ”です。

    カーブスだけでなく
    東京の江戸川区、文京区、渋谷区
    小平市、横浜の西区などの自治体でも行われています。

    回収できる食品の条件は?

    余っている食品ならば、何でもいいという訳ではありません。
    回収できる食品は次のような条件のものとされています。

    ・未開封で包装や外装が破損していないもの
    ・賞味期限が明記されており、
     まだそれが1ヶ月以上先のもの
    ・生鮮食品以外のものなど

    商店街でも“フードドライブ”を!

    地域の人たちにとって商店街は身近な存在です。
    自分の家にある余った食品を
    気軽に持ち込めることができるのが商店街です。

    商店街でも“フードドライブ”をやりましょう!
    というのが、今回の私からの提案です。
    これをやることによって、
    地域の人たちが商店街に足を向ける機会が多くなります。

    エコな活動に取り組んでいる商店街
    地域社会に貢献している商店街という
    イメージを抱いてもらうことができます。

    ポイントカードやセールとの連動も!

    食品を持ってきてくれたら
    ポイントをプレゼントする
    次回来店時の割引券をプレゼントする
    などのセールと連動させることもできます。

    このような地域貢献的な販売促進は
    マスコミが取り上げてくれる可能性があります。

    ぜひ検討してみてください。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
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    高校生考案の味、店頭に!

    2017年2月21日

    中小企業診断士の大場保男です。
    
    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。
    
    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを
    
    商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
    このブログを配信しています。
    
    今回のテーマは
    「高校生考案の味、店頭に!」です。
    コンビニが各地の高校生と組み
    開発した「ご当地メニュー」が相次いで発売されています。
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    ファミリーマートは
    農林水産省などが主催する料理コンテスト
    の入賞高校のレシピを生かした商品を発売しました。
    
    料理コンテストで優勝したのは
    和歌山県立神島高校の生徒が考案した
    「紀州産カリカリ梅のタルタルチキンバーバー」
    これは全国で発売されています。
    
    各地の選抜大会の優勝校の
    レシピを生かしたラーメンなど7種類の商品も
    それぞれの地域限定で発売されています。
    
    ローソンとミニストップでも
    宮城県の高校生と開発した弁当を売出しました。
    
    かなり前になりますが
    横須賀の商店街で関東学院大学の
    学生たちに商品開発の提案をしてもらったことがあります。
    
    提案してもらった商品が
    全部良かったわけではありません。
    
    なかには、「ちょっと…」と首を
    ひねるようなものもありましたが、
    学生らしい斬新な切り口で考えられた商品もありました。
    高校生や大学生と商品開発しても
    必ずしも売れるような物が提案されるとは限りません。
    単なる彼らの思い付きの提案に終わってしまうこともあります。
    この場合、3つのやり方があります。
    
    一つ目は、商店主と学生が
    何度も意見交換し、商品開発のプロセスを
    互いに共有し、学生のアイデアや発想と
    商店主の経験をうまく活かしていくやり方です。
    
    二つ目は、学生に
    完全に任せてしまうやり方です。
    ただし、事前にターゲットや使用する材料の
    原価を決めてから任せることが求められます。
    
    提案してもらっても
    1回で満足できる商品が提案されるとは限りません。
    不満な場合は、何度もダメ出しをして再提案してもらいます。
    
    三つ目はコンテスト方式です。
    何人かの学生にメニューを応募してもらって
    
    何人かで味見して良いものを
    選んでいきます。
    
    さらに、良いものを3点ほど選び出し、
    それを一定の期間販売して
    売上げの良かったものをグランプリにする方法も考えられます。
    
    以前、商店街のある惣菜店で
    学生ではなく、地域のお母さん方から
    メニューを提案してもらい、
    
    その中からコンテスト方式で
    商品化していくメニューを決めていく
    ということをやろうとしましたが
    結局は実現できませんでした。
    
    どこか、この話に乗って来る商店街や
    お店はないでしょうかねぇ~。
    
    今回は以上です。
    
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。
    
    
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
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    アンケートじゃ分からない本音の把握を!

    2017年2月16日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
    このブログを配信しています。

    今回のテーマは
    「アンケートじゃ分からない本音の把握を!」です。

    「不満買取センター」って何?

    主婦たちの「不満」に着目して
    本音に迫るビジネスが登場しました。

    その名はズバリ「不満買取センター」
    この会社は消費者からの不満の声・改善案を
    1件当たり1~50円で買取って企業に販売しています。

    約35万人の会員のうち主婦が5割を占めており、
    毎日約4万件の不満が投稿され、累計で500万件の
    不満データベースを持っています。

    集めた不満は企業に1000件当たり30万円で販売
    大手メーカーも含め100社近くが利用しているそうです。

    不満」をきっかけに改善を図った「てんや」

    自宅の近くにあるので
    私も良く利用する「てんや」には
    次のような表示が書いてあります。

    「てんやの天ぷら油は植物油100%、コレステロールゼロ」

    「てんや」では「不満買取センター」を通じて不満を収集
    「てんや」に行かない理由について、女性から「油で太る」
    などと油に関する負のイメージがあがっていました。

    「店内が何か油っぽい」という指摘もあり
    改装時には床がべたつかないように材質を変えました。

    顧客からの声を収集した焼肉チェーン店

    ある焼肉チェーン店
    オープン時に客が殺到し、大混乱に陥りました。
    そのせいか、翌日からは客足は途絶え、店内はガラガラ

    そこで始めたのが、顧客の声をレジで収集しました。
    声を聞かせてくれた顧客にはお礼の割引券などを渡しました。

    集めた顧客の声を活かして改善した結果
    繁盛店に変身することができたというのです。

    商店街でも顧客の本音の把握を!

    ある商店街周辺に住んでいる方々を対象に
    グループインタビューを行ったことがあります。

    そのときに出た子育て中の
    若いママの意見です。

    独身の頃は、近所の商店街なんて
    目にも掛けず、意識もしなかった。

    しかし、子育て中の今は
    近所の商店街で買物せざるを得ない。

    子育てをしていると
    育児ブルーになるときもある。
    そんな気持ちで商店街の買物に行っても
    やさしい声一つ掛けてくれない。

    この人たちは、売ることだけを考えて
    お客様のことを本当に考えているのかと思ってしまう。

    グループインタビューを行うと
    こんな顧客の本音を聞くことができます。

    不満やクレームだけでなく
    大型店にはない商店街の個店に
    良さは何ですか?というグループインタビューもやりました。

    そのときに出された意見をもとに
    個店の強みを次の4つの
    5文字熟語にまとめたことがあります。

    第1の強み→自由裁量性
    第2の強み→意向受容性
    第3の強み→独自伸張性
    第4の強み→人的交流性

    ポイントカードを導入している商店街ならば
    声を聞かせてくれたらポイントをプレゼント
    という方法も考えられます。

    顧客の本音を引き出し
    それをもとに改善していく仕組みづくり
    商店街でもぜひ考えていただきたいと思います。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。


    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
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