個人商店が次々と閉店し商店街が衰退していく…活力を失った地域がどんどん増えていく。このまま放置していていいのだろうか?
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    二宮尊徳の風呂の湯の哲学とは?

    2018年3月31日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    今日、3月30日の小田原城の桜は満開
    お城のすぐ近くにあるのが報徳二宮神社
    二宮尊徳といえば、地域活性化コンサルタントの大先達です。

    そこで、今回のテーマは
    「二宮尊徳の風呂の湯の哲学とは?」です。

    斎藤一人さんが説く成功するための秘訣

    長者番付が発表されていた頃、
    ずっと番付上位にランクされていた斎藤一人さん
    次のような成功の秘訣を説いています。

    「あのな、成功するって簡単なんだよ。
    相手の気持ちになって動けばいいんだよ」

    永松茂久さんの「感動の条件」という本の中には
    人生をV字回復させる心のスイッチとして
    「自分の心の中に、大切な人の喜ぶ姿をイメージすること」と書かれています。

    事業を成功させるには
    自分の中にある力を最大限に発揮させることが必要だと言われています。

    では、そのためにはどうしからいいのか?
    それが、自分の最も大事にしている人を喜ばせることだと言うのです。

    米穀店として非常に繁盛している店主から
    こんな話を聞いたことがあります。

    毎晩寝る前に、明日はお客様に何をして喜んでもらうか
    このことを思いながら寝ると、早く明日にならないかとワクワクする
    というのです。

    でも、寝る前にワクワクするどころか
    客数が減ってしまった、売上げが思うように上がらない

    まず頭に浮かぶのは、こんなことばかり
    という商業者が多いのではないでしょうか。

    まず、人に施すことが大事!

    小学校の低学年の頃、
    おじいちゃんと一緒によく風呂に入りました。

    その時、おじいちゃんは、
    風呂の湯を向こうに押してやると
    湯がこっちに返ってくるだろう

    湯をこっちに寄せようとすると
    向こうに行ってしまうだろう

    だから、自分から何かを欲しがってはダメだ
    相手に何かをしてやれば
    結局、それが自分に返ってくるんだよ
    という話を何回もしてくれました。

    子供ながらに、そんなものかなと思いつつ聞いていましたが、
    風呂で色々な話を聞いた中で、この話は妙に記憶に残っていました。

    実は、この話は二宮尊徳の風呂の湯の哲学
    つまり、まず人に施すことが大切だという話だったのです。

    セミナービジネスで凄い成果を上げている今井孝さん
    彼は、集客のプロセスとは、情報提供のプロセスだと話しています。

    相手に施す、与えることが出発点だという考え方は
    二宮尊徳の風呂の湯の哲学と同じですね。

    効率化の裏で、決して忘れてはいけないもの

    では、相手に心から喜んでもらうには、
    どうしたらいいのでしょうか?

    そのキーワードが「非効率」です。

    効率化を図ることによってコストダウンを行い
    それによって価格競争力を高めていく
    多くの企業で行われている戦略ですね。

    でも、効率化を第一に考える現代社会において
    決して忘れてはいけないもの

    それは“心と手をかけたもの”
    つまり、非効率の追究です。

    手間暇かけると、そこまでやってくれるのか
    と、そこに感動が生まれるのです。
    感動は非効率の中に生まれます。

    非効率の世界
    それは、アナログの極致とも言えるでしょう。
    アナログとは、5感に訴えることです。

    2種類の成功とは?

    さて、成功には2種類あることをご存じでしょうか?
    それは、目標達成型成功と展開型成功の2種類です。

    目標達成型成功とは
    しっかりと目標を立てて
    その達成に向けて計画を作成し、着実に実行していくやり方です。

    私たちは、子供の頃から
    目標達成型の成功を教育されてきましたね。

    これは成功するための王道ですが、
    目標と立てなければ、
    それに向けての計画を作らなければと
    心にプレッシャーがかかるという一面があります。

    また、目標を達成できないと
    ストレスが溜まっていってしまいます。

    一方、展開型成功とは何でしょうか?

    目の前の人に喜んでもらうよう全力を尽くすこと
    目の前の仕事を全力で行うことで
    人に好かれ、頼まれごとが増えていくうちに
    どんどん道が開けていくという成功です。

    この方法の場合
    出会う人を幸せにするチャンスが増えて
    自分のステージが上がって行きます。

    成功するには、
    目標を立て、それに向けての計画を作り
    着実に実行していくことは必要なことです。

    でも、それにばかり拘泥するのではなく、
    目の前に人に喜んでもらうこと
    自分の仕事に全力を尽くすこと

    このような展開型成功を心掛けることも極めて重要だと
    心の中で思いつつ、毎日を送っている今日この頃です。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

    なぜ朝市にはあんなに人が集まるのか?

    2018年3月25日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    さて、久し振りの配信になった今回のテーマは
    私の原点に戻り、「なぜ朝市にはあんなに人が集まるのか?」です。

    「はだの朝市まつり」に1万5千人の来場者が!

    私たち「かながわ朝市ネットワーク」では、神奈川県の朝市が一堂に集まる
    「かながわ朝市サミット」を年に1回実施しています。

    昨年は秦野で実施、あいにくの雨でしたが
    約8千人の来場者で賑わいました。
    地元の商業者たちも「雨でもこんなに人が来るのか」とビックリ

    そこで出たのが、このようなイベントを毎年やろうという意見
    そんな経緯があり、3月4日に「はだの朝市まつり」を実施しました。

    市役所の駐車場を会場に、市内外から約80店が出店
    昨年とはうってかわって暖かな晴天に恵まれ、
    朝9時の開始時には、もう多くの来場者で会場は満杯状態

    午後2時までの来場者をカウントしたところ約1万5千人
    告知はチラシの折込み30,000部とポスター300部
    特別に多額の費用を掛けたわけではありません。

    特に凄かったのが、地元の八百屋さんの野菜のブース
    お客さんがぐるりとブースを取り囲み、さらに20mほどの行列
    朝市では野菜が良く売れることは分かっていましたが、
    これほどの人気になったのは、他に例がないほどでした。

    横須賀の黒船朝市には千葉県からの出店も!

    本日(3月25日)は、横須賀・久里浜で黒船朝市
    場所は東京湾フェリー発着場の通称「ペリーふ頭」
    昨年12月10日に初めて行われ、今回はその2回目です。

    東京湾フェリーを利用して千葉県からも出店
    前回は30数店が出店し、来場者は約8,000名
    今回は50数店が出店しており、前回同様の賑わいでした。

    この朝市では、飲食スペースを広く取っているので、
    多くの人が海を眺めながら、千葉の“なめろう”などを楽しんでいました。

    主催は黒船朝市実行委員会で、事務局は東京湾フェリー
    私たち「かながわ朝市ネットワーク」は出店者募集に協力しています。

    ネットでの買物全盛の時代に、なぜ朝市に人が集まるのか?

    商店街に行って店主の話を聞くと
    以前は、大型店やディスカウンターに客を取られたという話
    今は、ネットで買物する客が多くなったので、
    街を人が歩かなくなったという話が多くなりました。

    家に居ながらにして、欲しい商品がいくらなのかが分かり
    クリック一つで自宅まで商品を届けてくれるわけですから
    利用者が多くなるのは当然かも知れません。

    ところが、そんな便利さがあるネットとは対極にある朝市に
    多くの人が詰めかけているのはなぜでしょうか?
    あちこちの朝市のサポートをしている私も不思議に思うことがあります。

    その要因として、私は次の3つがあげられると思っています。

    一つ目、それは朝市には交流とコミュニケーションがあること
    ネットの買物だけでなく、スーパーやコンビニでの買物でも
    買いたい商品を示せば、一言も会話をしなくても買物することができます。

    朝市では、「見てらっしゃい、買ってらっしゃい」という売り声ともに
    販売員が口角に泡を飛ばしながら「こうやって食うと旨いんだよ!」と
    一生懸命に食べ方や調理の仕方を説明している光景が見られます。

    やっぱりお客様は、便利さだけでなく
    会話やコミュニケーションを求めているのです。

    二つ目は、「掘り出しもの探し」的な楽しさがあること
    スーパーで買物する場合は、7割以上があらかじめ
    何を買うかを決めて買物に行くそうです。

    朝市の場合の、安くて新鮮な野菜を買おうと決めていても
    行ってみなければ、どんな野菜がいくらで売っているのか分かりません。
    そこに「掘り出しもの」を探すような楽しみがあると思います。

    また、「へぇー、インド料理があった、韓国料理もあるぞ」と
    行ってみなければ分からない楽しみがあります。
    このようなことも朝市が人を惹きつける要因だと思います。

    三つ目は、毎日の生活とは違った非日常的な空間であること

    先日、有楽町の駅前にテントが並んでいました。
    何だろうと覗いてみると、東日本大震災の被災地の商品を販売するテントでした。

    毎日の生活では、商品は建物の中で販売されています。
    ところが、テントでの販売という非日常的な空間が目の前にあると
    つい覗き込んでしまうのは、私だけでしょうか?

    朝市では、いつもとは違う店が出店していたり
    いつもはあまり目にしない商品が売られたりしています。

    会場に設置された飲食コーナーで、
    青空の下で飲食を楽しむことができます。

    朝市会場では、バンド演奏や踊りがあったりします。
    普段会うことがない人と会ったりします。

    朝市では、毎日の生活とは違うことに出会うことができます。
    朝市の非日常的な空間が、人を惹きつけているのだと思います。

    すべての朝市が賑わっているわけではありません。
    来場者が少なくて寂しい朝市もあります。

    私自身、この10年間、様々な朝市を見てきて
    来場者が少ない朝市は、上にあげた3つの要因が不十分だと感じています。

    5月から新しい朝市がスタートします!

    場所は、小田急江ノ島線の
    桜ヶ丘駅東口を出て1分の場所にある桜ヶ丘銀座通り

    銀座通りという名前ですから
    以前は大変に賑わっていた商店街です。
    ところが今は、残念ながら空店舗が目立つ通りになっています。

    ここを会場に、5月27日(日)の
    午前10時から午後2時まで実施します。

    ウリは、地元の農家の「久田の野菜」
    東は三崎から西は小田原まで県内各地からも応援出店します。

    先ほどあげた人を惹きつける3つの要因を満たすよう
    いま、地域の人たちと企画を練っているところです。
    お時間がありましたら、ぜひ見に来てください。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

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