個人商店が次々と閉店し商店街が衰退していく…活力を失った地域がどんどん増えていく。このまま放置していていいのだろうか?
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月別アーカイブ: 2018年4月

    息子の店の味が濃いと感じた母親はどうしたか?

    2018年4月28日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    小田原城の藤棚の花が咲きました。
    大正天皇がこの藤をご覧になって感激されたので
    「御感の藤」と言われているそうです。

    樹齢は約200年と推定されている古木
    5月中旬~下旬が見頃だそうで、今はまだ早かったようです。

    さて今回のテーマは
    「息子の店の味が濃いと感じた母親はどうしたか?」です。

    息子の店の味が濃いと感じた母親

    日経流通新聞に載っていた話です。
    最近、息子さんが開業した居酒屋に友人と行った母親

    たくさんのつまみを頼んだが
    そのどれもが彼女には「しょっぱく」感じます。

    同年代の60代以上の仲間たちは
    よく居酒屋で会食しますが、薄味の店には
    何度も通うという話をよく聞いていました。

    「全体的に薄味にして
    卓上に塩や醤油を置いたらいいのに」と思いましたが
    それを息子に言うか言うまいか迷いました。

    愛する息子の店、意を決し
    「ごめんね」と前置きして、このことを伝えました。

    「おふくろ、教えてくれてありがとう」
    息子さんはその言葉を真摯に受け止め
    いくつかを口にして、塩加減を調整する必要性を感じました。

    「わかった!ありがとうね」と
    笑顔になったという息子さんの話です。

    店に不満があっても、
    お客さまがそれを教えてくれるとは限りません。
    黙って、その店には足を運ばなくなります。

    もし、思い切って教えてくれるとしたら
    それはその店に対する期待値が高い証拠ですね。

    ある焼肉店の開業時は閑古鳥、なぜ?

    よく名の知られた焼肉店の話です。
    開業の特別サービスを大々的にチラシで宣伝して
    いざ、開店したところお客様が殺到して大混乱

    スタッフがまだ慣れていないところに
    お客様が殺到、混乱するのも無理はありませんね。

    この悪評が広まったせいか
    次の日からは、閑古鳥が鳴いている状態に。

    そこで考えたのが、お客様から不満の声を聞くこと
    レジで不満な点を教えていただくようお願いしました。

    指摘してもらった不満な点を一つずつ改善していき
    今では、お客様に支持される繁盛店になりました。

    北欧のあるスーパーでは
    不満の声を聞かせてくれたお客様には
    ポイントをサービスするという話も聞いたことがあります。

    私の店の良かった点を教えてください!

    お客様の不満の声を聞いて
    店を改善していく、これ重要なことですが
    逆に、お客様から良い点を聞いて活かしている店もあります。

    何年か前に取材に行った宮崎県小林市の飲食店
    その店では「私たちのお店の良かった点がありましたら
    教えていただけますか?」という紙をテーブルに置いてありました。

    不満な点ではなく良いと思った点があったら
    書いてくださいというお願い
    2割程度のお客様が書いてくれるそうです。

    これをどう活用しているか?
    翌朝の朝礼時に、従業員の前でこれを読み上げます。
    すると、嬉しくて泣き出す従業員もいるほど、みんな喜びます。

    朝からお客様からのお褒めの言葉を聞いた従業員
    もっと喜んでもらおうと、一生懸命になります。

    こんなお店が繁盛しないわけはありません。
    繁盛店だったからこそ、依頼を受けて私が取材に行ったのですから。

    不満の声、お店を褒める声、どちらを集めればいいのか?

    どちらを集めるかは、目的によって変わると思います。
    商品やメニュー、サービスの改善に役立てようとしたら
    不満の声を積極的に収集することが必要ですね。

    従業員のやる気や士気を高めるためとか
    チラシやホームページなどで自店をPRする場合には
    自店の良い点を集めて活用することが必要でしょう。

    葉山朝市代表の柳さんから、こんな話を聞いたことがあります。
    朝市が上手く行かなかった時には反省会をやらない、
    反省会は上手くいった時にしかやらない。

    上手くいかなかった時に出る意見は、後ろ向きのロクな意見しか出ない
    上手くいったときこそ、前向きで建設的な意見が出るというのです。
    言われてみれば、そうだなぁ~と思いました。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】経済産業大臣登録中小企業診断士       大場保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

    お花見に商売繁盛のヒントがあった!

    2018年4月22日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    小田急江ノ島線の大和駅
    その隣の桜ヶ丘駅東口の銀座通り
    “銀座通り”という名のように昔は賑わっていました。

    最近は、人があまり通らない寂しい通りになってしまった
    ここで朝市をやって、かつての賑わいを取り戻そうと
    大和商工会議所桜ヶ丘支部の人たちと企画を練りました。

    実施日時は5月27日(日)の
    午前10時から午後2時までの4時間
    桜ヶ丘駅から1分も掛からない場所です。

    三崎から海産物、小田原から蒲鉾
    厚木から鮎など県内各地の特産品が揃うほか
    地元のブランド野菜である久田野菜も販売されます。
    お時間がありましたら、ぜひ足をお運びください。

    さて、今回のテーマは
    「お花見に商売繁盛のヒントがあった!」です。

    もう葉桜になってしまったのに、
    なぜ今ごろお花見の話?と疑問に思うかも知れません。

    お花見は秋の収穫のためにやっていた

    実は、お花見は春の花を愛でるためではなく
    秋の収穫のためにお花見をやっていたという説があり、
    しかも、ここに商売繁盛のヒントが隠されているというのです。

    そんな眉ツバな話は信じないというあなた
    決していい加減な話ではないのです。

    日本には、農耕儀礼のひとつとして
    予祝行事と呼ばれるものがあります。

    あらかじめ期待する結果
    つまり秋の豊作に感謝してお花見を行うと
    その通りの結果が得られるという考え方です。

    お花見は本来
    桜に宿った穀物の神様に
    秋の豊作を先にお祝いし、神様に感謝する予祝だったのです。

    駅のトイレにも予祝の貼り紙が!

    何年前からでしょうか?
    駅のトイレにこんな貼り紙があるのを目にしますね。
    「いつもきれいに使っていただいてありがとうございます」

    最初の頃は、この貼り紙を見た時には
    「まだ、きれいに使ってないのに、なぜ“ありがとう”なんだ?」と不思議に思いました。

    実は、これも予祝だそうです。
    先にお礼を言うことで
    きれいに使っていただくという結果を期待しているのです。

    予祝は商売にも必要な考え方だ!

    今日一日、商売を始める前に
    お客様として想定している人に感謝しよう
    今日の商売がうまくいったことを感謝しよう
    というのが、商売における予祝の考え方です。

    私たちが提供した価値によって、お客様が喜んでいる状態
    これをありありとイメージとして思い描くこと、これが重要です。

    繁盛している米屋さんから
    こんな話を聞いたことがあります。

    明日は、どんなことをやってお客様に喜んでもらうか
    お客様が喜んでいる様子を思い浮かべるとワクワクする
    前の晩は、こんなことを思いながら布団に入るというのです。

    稲盛和夫氏は「イメージはカラー映像で
    くっきり映し出されるくらい鮮明でなければならない」
    と述べています。

    自分の商売がうまくいく
    そして、大勢のお客様が喜んでいる
    このことに対して感謝する

    ビジネスを始める前からこれがイメージの中で完了している
    それが予祝なのです。

    神様へはお願いするのではなく感謝する

    神様へのお詣りも予祝が良いと言われています。
    「こうなって欲しい」とお願いするのではなく

    願った通りになる前に
    「こうなりました。ありがとうございました」
    と予祝するのです。

    でも、何でもかんでも予祝すればいい
    という訳ではありません。

    私たちのビジネスは、果たして市場性はあるのか?
    競合の中で独自性を発揮できているのか?
    提供価値をどのようにお客様に伝えていくのか?

    このようなことをしっかり検討した上で
    お客様が喜んでいる姿と
    自分のビジネスが成功しているイメージを具体的に思い描き
    そのことに感謝する予祝を行うのです。

    やるべきことをやったら
    結果を心配するのではなく、結果に感謝しながらパァッとやる
    私たちのご先祖が教えているは、このようなことだと思います。

    お花見の中に商売繁盛のヒントがある!
    今回の話にあなたはどう思いましたか?

    先日、大和商工会議所桜ヶ丘支部の
    人たちと予祝をやりました。

    5月27日の朝市に大勢のお客様が来て喜んでいる
    そんな姿をイメージしながら酒を酌み交わしました。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】 経済産業大臣登録中小企業診断士 大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    商店街だけでなく、個店でもイベントを!

    2018年4月15日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    昨日(4月14日)
    川崎の梨農家の畑で行われた
    音楽ライブに行って来ました。

    梨の白い花を見ながらという予定でしたが
    桜と同じで今年は散ってしまい
    すでに梨の小さな実をつけていました。

    さて、今日のテーマは
    「商店街だけでなく、個店でもイベントを!」です。

    五感に訴えることが出来るのがイベント!

    小さな実をつけた梨の木の上を見上げれば
    やや強い風に乗って、互いに競い合うように流れていく雲の群れ

    太陽の光が梨の木の下草を照らしている先より
    ビートルズのナンバーやジャズ風の“りんご追分”

    その場に居ることによって、色々なことを
    目にし、耳にし、皮膚で感じ、匂いを感じることが出来ます。

    イベントは私たちの五感に訴えてきます。
    このような臨場感こそがネットにはない強みです。

    だったら、イベントの持つ強みを
    個店でも活用したらどうか
    と考えるのは私だけでしょうか?

    墓石店でもこんなイベントをやっている

    一生のうちに1回買うかどうか分からない墓石
    墓石店がこんなイベントをやっている
    という話を聞いたことがあります。

    熱した石の板の上で焼いた肉は旨い
    だったら石板を使ってバーベキューをやろう
    といって始まったのが、墓石店のバーベキュー大会

    店の顧客、近所や知り合いの人を招いて
    実施したところ、その肉の旨さにみんな大絶賛

    その後は実費をいただいて
    定期的に実施しているというのです。

    イベントでの“つながりづくり”が大事!

    この墓石店では
    イベントを通して何がプラスになったか?

    じつは、口コミで新規客が増えたとのことです。

    石板で焼いた肉が旨い、
    これが話題となってバーベキュー大会に参加する人が増えた

    実費を徴収しているので、参加者には心理的な負担感はない
    店側にとっても金銭的な負担はほとんどない
    何回が実施しているうちに、この店のファンが確実に増えていった。

    そうすると、「墓石が必要になったらあの店だよね」
    と口コミで、新規の客を獲得できるようになったというのです。

    店でイベントをやると
    店と来場者の間に“つながり”ができます。

    この“つながり”こそが
    店の財産になるというのです。

    個店でもイベントは十分可能!

    これからちゃんこ屋をやるという元力士
    彼は、今まで培ってきた人脈を利用して
    「相撲部屋見学ツアー」をやりたいと言っていました。

    このイベントを定期的に実施していけば、
    彼の店のファンは増え、口コミで新規客も増えるでしょう。

    でも、彼の場合は元力士だから出来るだろうが
    自分たちの店は、イベントをやるネタがないよ
    こんな声が聞こえて来そうですね。

    本当にそうでしょうか。
    次にあげるのは、個店で実施したイベントの事例です。

    子供たちに童話の読み聞かせを実施している書店
    七輪に野菜の煮物の鍋を掛け、来店者に熱々を振る舞っている八百屋
    着物の洗い張り体験を行っている呉服店

    そばづくり体験を行っている蕎麦屋
    和菓子づくり体験を行っている和菓子店
    農家での農業体験ツアーを行っている飲食店

    それぞれの業種で色々な
    イベントや体験教室、体験ツアーが考えられると思います。

    実施することによって
    お客様との間に“つながり”作ることができ
    これが店の“財産”なります。

    何でもネット通販で買ってしまうという今の時代
    五感に訴えることこそ、大切なことではないでしょうか。

    ちなみに、冒頭でご紹介した梨農家
    彼はイベントによって客を増やそうなんて
    全く考えていません。

    ただ、自分が楽しみたいからやっているのです。
    イベントは楽しくやるというのも大切ですね。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

    動画を導入して売上げが3割アップした店も!

    2018年4月8日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    桜は散ってしまって
    葉桜になってしまいましたが、
    相模原市では4月7~8日が桜まつり。

    花が咲いていなければ
    客も少なくてゆっくり出来るだろうと
    思って行ったら、例年のように大変な人込みでした。

    色々な店が出店していましたが
    何と、葬儀屋が出店していました。

    「新たな自分の出発点」
    「夢 目標を持とう」という大きな筆文字の看板

    その横に、希望の祈願をする方、
    いやな事を葬りたい方
    指定の用紙に書いて奉納しましょうと書かれていました。

    なるほど、葬儀屋だからいやな事を葬りますよ、そして
    自分の新たな自分の出発点にしましょうというメッセージ
    言われてみれば、理にかなっているなと納得した次第です。

    さて、今日のテーマは
    「動画を導入して売上げが3割アップした店も!」です。

    商店主の顔が見えることで来店を促す

    人口減と郊外型の商業施設に客を奪われ
    シャッター街への危機感が強まっている
    新潟県魚沼市の小出商店街

    2014年から始めたのが各店舗の知恵や
    技術を紹介して集客増を目指す「魚沼職人大学」

    加盟する16店舗の経営者が「教授会」を組織し
    活性化策に取り組んでおり、その一環として行われているのが
    Facebookで各店舗の動画を公開している活動

    理容店やパン屋などの店主と店舗に焦点を当て
    各店が1分ほどの動画で仕事ぶりを公開しています。

    「商店主の顔が見えることで来店を促す」
    ことが狙いで、参加店では取り組み前に比べ
    売上高が約3割増えるなどの成果が出始めているそうです。

    成果が出ているポイントの一つは動画の導入

    売上げが3割もアップした
    というのはすごい成果ですね。

    私は、そのポイントは2つあると思います。
    1つ目は、動画を導入したということです。

    「百聞は一見に如かず」という言葉のように
    動画の情報量は写真や文字と比較して格段に多く
    約3分間の動画をWEBページに置き換えた場合
    約12ページ分に相当すると言われています。

    さらに、文字や静止画では表現できない
    雰囲気や音、人の表情やニュアンスなどを
    リアルに伝えることが可能です。

    こんなことは私が言うまでもなく
    みんな知っていることだと思います。

    でも、商店街のホームページを見ても
    動画を利用して商店街の活動や店舗を
    紹介している事例は極めて稀です。

    なぜでしょうか。動画を撮って載せるのは
    面倒だ、金が掛かると思っているからではないでしょうか。

    結論から言えば、簡単でお金も掛かりません。
    なぜそんなことが言えるかというと
    私自身が動画を活用していたからです。

    撮影は、スマホやタブレットを
    三脚に固定してやれば、自分一人でできます。
    私は3,000円ほどで買った三脚にiPadを固定して撮影しました。

    撮影した動画の編集や音入れ
    テロップ入れは、iPadに付いている
    編集アプリで簡単にできました。

    二つ目のポイントは店主に焦点を当てていること

    大型店やチェーン店と違って
    個店の強みは、店主の人柄や個性です。

    だから、「商品を売る前に店主を売れ!」
    と言われており、商店街で行われている「まちゼミ」は、
    これをコンセプトにしているので成果につながっています。

    「魚沼職人大学」の動画では
    「店主の顔が見えることで来店を促す」
    ことを狙いとしています。

    店の信頼は店主への信頼です。

    こんな人がやっている店なのか
    こんなことを教えてくれるのか
    こんなふうに商品を作っているのか

    動画でこのようなことを伝われば
    グッとその店が身近に感じられ
    信頼とともに親しみが生まれます。

    動画でもっと店主や店舗のことを
    紹介してみてはいかがでしょうか。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

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