個人商店が次々と閉店し商店街が衰退していく…活力を失った地域がどんどん増えていく。このまま放置していていいのだろうか?
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    今年の“スーパー総選挙”、第1位はどこか?

    2018年6月19日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    今回のテーマは
    「今年の“スーパー総選挙”、第1位はどこか?」です。

    “スーパー総選挙”は、
    TBSラジオが昨年に引き続いて今年も実施。

    5月14日から1ヶ月間
    インターネットなどで投票を受け付け、投票総数は5149。

    注目の第1位と2位はどこか?

    昨年と同様に第1位は「オーケー」
    第2位は「ヤオコー」という結果になりました。

    投票者からのコメントを見ると
    第1位の「オーケー」に対しては
    「ここに来れば損することはない」「顧客に対する正直、誠実さを感じる」など。

    安さだけでなく、
    販売するのに不利な情報でも正直に書く
    「オネストカード」が支持されているようです。

    第2位の「ヤオコー」に対しては
    「クッキングサポートが参考になる」
    「陳列やレイアウトに工夫がある」などのコメント。

    クッキングサポートとは
    旬の食材やスタッフがお勧めの調味料を
    使った料理を紹介して、試食もOK.
    その場で店員に作り方を聞くこともできるというサービスです。

    第3位から5位までには、こんなスーパーが!

    第3位:「ライフコーポレーション」
    第4位:「サミット」、第5位:「マルエツ」となっています。

    「ライフコーポレーション」は、
    一般のスーパーには出回りにくい
    魚も積極的に仕入れており、築地の卸売業者からは
    「大手スーパーで鮮魚と言えばライフ」と評価されているそうです。

    「サミット」には、「チラシのセンスがいい」というコメント。
    選挙ポスターや週刊誌風、あえて白紙にしたチラシなど
    広告宣伝に力を入れたのがファンづくりにつながったようです。

    店員の熱量がファンを生む!

    スーパー総選挙を企画した
    TBSラジオの番組でパーソナリティを
    務めているジェーン・スーさんは、理想のスーパー像を聞かれて

    「やっぱり人なんでしょうね。
    店員さんのこの押しがあるから行くとか
    人の熱量がより求められる気がします。

    ネットで何でも買えるし、アルゴリズムで
    薦められるものもすぐ出てくる時代だからこそ
    自分が知らないものを知るには、人の推薦しかないので」
    と話しています。

    人の熱量で勝負するならば
    商店街の個店こそ得意領域ではないでしょうか。

    大型スーパーやネットとは違った強みを
    もっと活かせる領域、それは人と人のつながりだと思います。
    このことは、あっちこっちで朝市をやっていての実感です。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士  大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    買物弱者が一番増えているのは神奈川県!

    2018年6月10日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    今回のテーマは
    「買物弱者が一番増えているのは神奈川県!」です。

    最近、買物弱者という言葉を良く聞きますね。
    買物するお店が自宅から遠い上に、車を使えず
    食品購入に苦労する65歳以上の人の割合が増えています。

    6月8日、農林水産省は2015年の時点での
    買物弱者が824万6千人に上ると発表しました。

    3大都市圏で大幅に増えている買物弱者!

    高齢化を反映して10年前に比べて21.6%増加しており
    65歳以上の人口に占める割合は24.5%に達し
    4人に1人が買物に困っているというのです。

    10年前と比較すると、
    東京、大阪、名古屋の3大都市圏では
    44.1%も増えており、地方圏の7.4%増を大きく上回っています。

    都道府県別では神奈川県が
    全国で最大の68.7%増となっています。

    これを発表した農林水産省では
    都市部では、高齢者は自家用車を
    持ちにくいことが反映していると分析しています。

    東京、神奈川とも買物弱者数は60万人以上!

    4都県の買物弱者数と65歳以上の
    人口に占める割合は下記のようになっています。

    埼 玉  人数 38.6万人  人口比 21.6%
    千 葉  人数 38.9万人  人口比 24.6%
    東 京  人数 60.1万人  人口比 20.0%
    神奈川  人数 60.6万人  人口比 28.1%

    ここを見ても神奈川県がトップです。

    福祉の問題か?商業振興の問題か?

    買物弱者の問題について
    行政の人と話したことがあります。

    彼は、高齢者の買物が不便で
    日々の生活が困難になっていることは
    高齢者福祉の面から考えるべき問題だと捉えていました。

    買物弱者を救済しようとして厳しい立地条件の
    地域に出店しても採算を見込むことはできないので、
    行政の立場からは、福祉の面から見ざるを得ないのかも知れません。

    しかし、そこに買物ニーズがあることは確かなのです。
    ニーズがあるところには、経済活動の工夫の余地があることも確かです。

    今まで、神奈川県内各地の商店街で
    高齢化に対応して共同宅配などの事業を行ってきましたが
    その多くがうまく行きませんでした。

    思ったほど注文してくれるお客様が少なかった。
    限定された日しか宅配できず、ニーズに対応できなかった。
    宅配に向けた商店街の体制が整わなかった。

    結局は、赤字を負担しきれなかった等々。
    様々な原因が考えられます。

    買物弱者はどんどん増えていきます。
    確かに、高齢者福祉の問題として捉えるべきかも知れません。

    しかし、そこにはニーズがあるのです。
    商業者として、商店街として
    もう一度、知恵を出し合って考えてみるべきではないでしょうか。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

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