個人商店が次々と閉店し商店街が衰退していく…活力を失った地域がどんどん増えていく。このまま放置していていいのだろうか?
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    人込み効果と動きの効果とは?

    2019年1月27日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    相模線の原当麻駅の脇に
    豚の慰霊碑「豚霊碑」が立っています。

    このあたりは、養豚が盛んだったので
    このような慰霊碑が立てられたとのことです。

    私たち日本人は
    豚のような動物だけでなく
    植物にも魂が宿っていると考えていました。

    それどころか
    山や川や石ころ、筆や針のような無生物にも
    魂が宿っていると考えて考えており、筆や針を供養する日があります。

    一昨日の1月25日が筆供養、
    そして、2月8日が針供養、この他に人形供養の日もありますね。

    山川草木すべてに魂が宿っている!
    こんな考え方が自然とともに生き
    自然や物を大切にしてきた私たちの心の奥底にあるのですね。

    さて、今回のテーマは
    「人込み効果と動きの効果とは?」です。

    行列が出来ていると、何か分からなくても並んでしまう!

    アメリカの心理学者ミルグラムが
    ニューヨークの繁華街で行った実験です。

    数人が一定の場所で立ち止まって
    ビルの上方を見上げると、
    そばを通った通行人の6割が立ち止まって同じ方向を見上げ

    5人以上の人だかりができた場合には
    8割が立ち止まって
    同じ方向を見上げたという結果が出たそうです。

    このようなことは、私たちもよく経験することですね。
    朝市でも同じようなことがあります。

    行列ができているので、
    何の行列か分からずに、とりあえず並んで
    前の人に「何の行列ですか?」と
    聞いても、その人も分からない、こんなこともありますね。

    人込みには「同調行動効果」と「活性化効果」の2つの効果が!

    人込みには、皆と同じ行動を促す「同調行動効果」と
    その場に活気のある雰囲気をもたらす「活性化効果」があります。

    コンビニの雑誌売場は、通りに面した場所にあり
    店内で雑誌を立ち読みしている人が外から見えますね。

    これは、店の前を通った人の入店を促す「同調行動効果」と
    店に活気を出すために「活性化効果」を狙っているためだと言われています。

    外から店内が見えるレストランでは
    窓際から座ってもらうようにお客様をご案内します。
    これも、人込みの2つの効果を狙っているのです。

    ドン・キホーテでは、間接的な「同調行動効果」を狙っています。
    山積みの商品の一角を減らしておくと
    「それなら私も」という「同調行動効果」を誘引して
    思わず手にとってしまいます。

    ネットを見ると、この商品を買って良かった
    このセミナーを受けて良かったという体験談が出ています。

    「同調行動効果」を狙うには
    1人や2人の体験談でなく
    8人以上の体験談を載せると効果があると言われています。

    思わず立ち寄りたくなるヤキトリ屋!

    残業の帰りに、同僚と駅に向かっていると
    店先でウチワをバタバタさせながらヤキトリを焼いています。
    ヤキトリの良い匂いが漂ってきます。

    こうなると、もうだめですね。
    「ちょっと軽く一杯飲っていくか」ということになります。

    店の奥でヤキトリを焼いていたら
    こうはいきません。
    やはり、動きが見えること、臨場感が感じられること
    これが「行動誘引効果」を生み出します。

    動きや臨場感のことを「シズル感」と言います。
    もともとは、ステーキをジュージュー焼く
    音のことを指していた言葉だそうです。

    動きは、「活性化効果」も生み出します。

    ある喫茶店で聞いた話です。
    客がいなくて暇なときは、ボーっと立っているのではなく
    テーブルやコーヒーカップを拭いていなさいと
    従業員に指導しているのだそうです。

    このように、何かしら動いていると
    店内に活気が出て、お客様が入ってくるそうです。

    朝市でも同じことが言えます。
    商品を並べてある店と
    実際にその場で商品を調理している店とでは
    お客様の寄り付きがまったく違います。

    チラシやネットの写真でも
    ただ店主の笑顔を載せるのではなく
    店主が実際に、料理や物を作っている
    動きのある写真を載せると効果がかなり違ってきます。

    「人込み効果と動きの効果」は、様々な場面で応用できます。
    ぜひ試してみてください。

    3月3日、秦野市役所の駐車場で
    「第2回はだの朝市まつり」をやります。

    現在までに約80店の出店申込みがありました。
    これだけの店が集まり、活気のある雰囲気を出していけば
    きっと「人込み効果と動きの効果」があると期待しています。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    衰退していた熱海はどうして復活したのか?

    2019年1月20日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    実家が沼津だったので
    子供の頃は、よく連れていってもらった熱海
    駅を降りると、湯煙りがもうもうとしていた記憶があります。

    毎年やっている中学3年のときの
    クラス会も熱海での実施が多くなっており
    私にとって熱海は身近な存在です。

    (写真は、熱海軽便鉄道で使われていたSL)

    そんな熱海はだいぶ前から
    衰退してしまって、「熱海もおしまいだな…」
    という会話がよく交わされていました。

    ところが、その熱海の宿泊客数が
    V字回復して、復活しつつあるというのです。

    なぜあの衰退化した熱海が…と
    復活した秘密が日経流通新聞に出ていたので
    ご紹介し、私自身も勉強したいと思います。

    「熱海銀座商店街」の空店舗が10店から2店へ

    商店街を歩いて、空店舗がどのくらいあるかで
    その地域が衰退しているかを判断する場合が多いですね。

    熱海の場合もかつては空店舗が目立っており
    街の中心部にある「熱海銀座商店街」でも
    10店あった空店舗が、今は2店に減少しているそうです。

    新しく開業したゲストハウスや
    カフェが軒を連ね、活気に溢れた街になり
    観光客の満足度も高まっているようです。

    それに伴って、熱海の宿泊客数も
    平成23年には250万人を切っていましたが
    平成28年以来、3年連続で300万人を超えました。

    起業や働きたい若者を増やすことで活気が生まれる!

    「平成30年7月、熱海銀座にあるビル
    20~30代前半の若者ら17人が熱海での
    新規事業の議論を交わしていた。

    熱海での起業を目指す若者ら向けに
    1泊2日で開催された“スタートアップキャンプ”
    主催したのが、machimoriだ。

    machimoriの市来代表取締役は
    “熱海で起業や働きたい若者を増やすことで
    活気が生まれるだけでなく、地域を活性化する事業も創出できる”と語る。

    平成23年に創業したmachimoriは
    “創業支援プログラム99℃”や
    “リノベーションスクール”を開催し、熱海での起業支援に取り組んできた。

    これまでに介護タクシーやツーリズム関連の
    新規ビジネスが生まれたほか、
    ケータリングサービスも準備中という」

    このように紹介されているmachimoriの活動
    補助金だけに頼らずに、資金は自ら
    稼ぐことで持続的な街づくりに取組んでいるとのことです。

    資金づくり、人材の育成も自分たちで…

    商店街や地域の活性化には
    国や自治体の補助金に頼るケースが多いのですが
    補助金は交付期間が過ぎると財源がなくなってしまいます。

    まさに“カネの切れ目がエンの切れ目”
    長期的な視点に立った街づくり事業には
    補助金だけに頼らずに、自ら資金を稼ぎ出す必要があります。

    machimoriは、ゲストハウスの運営や
    ビル管理などの事業を手掛けており
    年間1億円の売上げを確保しているそうです。

    12人の正社員やインターンシップ、
    アルバイトのスタッフを雇用しています。

    安定した収益があるからこそ、
    街づくりを担う人材の確保や育成に取組むことができるのです。

    関係者が同じ目線で街づくりに取組む

    自ら資金を稼ぎ出すからといって
    彼らだけで街づくりが進めているわけではありません。

    街づくりには、行政や商工会議所、
    商店街が同じ視点で取組むことが不可欠です。

    そのためには、将来の街づくりに向けて
    どのようなビジョンを描くかを明確にし
    それを関係者全員で共有することが必要です。

    私自身、こんな経験がありました。
    「観光客を増やして、もっと地域を活性化しよう」
    というテーマで地域住民を交えて意見交換会を実施しました。

    そこで出たある地域住民の意見
    「観光客が増えても、ゴミや騒音が
    増えるだけで、地元には何のメリットもない」

    このような経験を通して、私自身
    街づくりには、地域住民の理解と共感が欠かせないことを痛感しました。

    熱海の街づくりでは、観光客だけでなく
    住みやすい地域づくりという視点を重視しており
    介護タクシーなどのように、地域住民の利便性も考えられています。

    街づくりの関係者として地域住民は不可欠な存在ですが
    地域活性化の美名のもとに、最も肝腎な地域住民が忘れられてはなりません。

    何よりの必要なのは、場づくりとチャンスづくり

    熱海の復活には、machimoriという
    街づくりの資金確保や人材育成を
    担う組織が大きな役割を果たしています。

    しかし、自分たちの地域には、そんな組織はないし…。
    かと言って、諦めるわけにはいかない…。だったら、どうしたらいいのか?

    私は2つのものが必要だと思っています。
    その一つは、自分たちの地域をどうするか?と話合う場づくり
    その場には、よく言われるように、“若者”“よそ者”“ばか者”の3つが必要です。

    中でも必要なのは、熱く熱く
    街づくりについて考え、語り、行動する“ばか者”の存在です。

    ある商店街が地域活性化のために
    最初にやったこと、それは商店街事務所に堀コタツを作ったこと
    この商店街、まずは話合う場を作ったのです。
    そこでは、何人もの“ばか者”が熱い議論を交わしたことでしょう。

    必要なもののもう一つは、
    熱と意気がある人材が起業できるチャンスづくり
    彼らに、起業できる場所やノウハウを提供すること

    かつてはデパートがあったという商店街
    衰退化してしまったためにデパートが撤退
    すると、ますます衰退に拍車が掛かり空店舗が増えた。

    その結果、店舗の家賃が下落
    そうなると、お金をあまり掛けられない若者や女性が
    出店できる物件が多くなり、そこに新しい店が次々に起業

    そこには、今までにはない
    面白い店が多い新しい顔を持った商店街が出現した。

    空店舗の存在は、衰退化の象徴
    でも、逆に考えるならば、そこに大きな伸び代ができたことになります。

    街づくりについて話合う場づくり
    そして、起業のチャンスづくり
    この2つについて、私自身も考えてみたいと思います。

    話は変わりますが、熱海にある来宮神社
    飲酒による災難除けのご利益があるそうで
    「酒難除け」のお守りが売っているそうです。

    酒を飲む機会が多い私も
    お詣りに行こうかなと思っている次第です。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士         大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    売れるPOPと売れないPOP、どこが違うのか?

    2019年1月13日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    今日は、わが自治会のどんど焼き
    正月のお飾りを焼くだけでなく
    豚汁やお汁粉のふるまいもありました。

    お飾りを玄関に吊るすお宅
    わが家の周辺では、2軒に1件程度の割合で
    年々少なくなっているようです。

    昔からのしきたりが減っていくのは
    寂しいことですが、皆さんの周辺ではいかがでしょうか?

    さて、今回のテーマは
    「売れるPOPと売れないPOP、どこが違うのか?」です。

    月に1個しか売れなかったのに…

    昨年11月号の雑誌「商業界」に
    POPについて、こんな記事が載っていました。

    「浅草の合羽橋の料理道具専門店
    ここで爆発的に売上げがあがった商品があります。

    親子丼を作るときに使う親子鍋
    一般的な業務用では柄の部分が上を向いているのですが
    この商品は横向きに付いています。

    この横向きの柄が、実は主婦層に
    “使いやすい”“収納しやすい”などの
    メリットがあるのでは?と目を付けた同店のスタッフ

    そのことをPOPにして付けたところ
    月に1個しか売れていなかった親子鍋が
    月30個まで売れるようになったのです」

    そもそもPOPの役割とは?

    私自身、セミナーなどでPOPの話をすると
    「セルフサービスの店ではPOPは必要かも知れないが

    自分たちのような店では、直接お客に説明するから
    POPなんて要らないよ」という声が少なからずありました。

    そもそもPOPの役割とは何でしょう?
    次の3つの役割があると言われています。

    ① 迷っている人の肩を押してあげる
    ② 選んであげる
    ③ 欲しいものに気付かせてあげる

    このような役割を持ったPOPは
    第二の販売人とも言われています。

    コミュニケーションのきっかけを作るのがPOP

    ある店主が勉強会で「専門店は
    お客様と密接なコミュニケーションが
    できることが強み」と教わってきました。

    そこで、来店したお客様に積極的に話し掛けたところ
    お客様に煩そうな表情をされることが多く
    「話し掛けることも良し悪しだな」と思うようになりました。

    一方的に話し掛けられれば
    お客様はうっとうしく感じるのです。

    しかし、POPに書かれていることに
    お客様が興味を持てば、そこに言葉のやり取りが生まれます。

    そうです、POPはお客様とのコミュニケーションの
    きっかけづくりの役割も担っているのです。

    商品が売れる「コトPOP」とは何か?

    冒頭にご紹介した親子鍋のPOP
    実は普通のPOPではなかったのです。
    「コトPOP」だったのです。

    「POPの学校」校長の山口茂氏が
    提唱しているのが「コトPOP」であり、
    最近、売上げがあがるPOPとして注目されています。

    山口氏は、POPを「モノPOP」と「コトPOP」に分けており、
    商品の機能・特徴・商品名・価格を表示した「モノPOP」では

    お客様の「買いたい」という感情を
    引き出すことはできないと言っています。

    「コトPOP」とは、お客様のメリットを
    前面に打ち出したものであり、次の3つの
    コトを表現したものであると言っています。

    ① 価値が分かるコト(へ~)
    ② 役に立つコト(なるほど!)
    ③ ワクワクするコト(そうだったのか!)の3つです。

    冒頭の親子鍋は「役に立つコト(なるほど!)」
    を表現したPOPだったから月に30個も売れたのでしょう。

    自分が読んだ、使った、味わったという体験を伝える!

    何年か前に「世界の中心で愛をさけぶ」
    という本が爆発的に売れたことがあります。

    売れるきっかけとなったのはPOP
    ある本屋の店員さんが、この本を読んだ
    感想を簡潔に表現してPOPにしたそうです。

    それを読んだお客様がその本に興味を持ち
    それが広まって大きな売上げにつながったということです。

    POPは、お仕着せの文章で
    表現してもお客様に心に響きません。
    あくまでも自分の体験や視点から
    表現して伝えることが重要です。

    POPは、朝に付ければ、その答えは夕方には出ます。
    「さあ、売るぞ!」と気負うのではなく、ゲーム感覚で
    楽しんで取り組んだ方がいいと言われています。

    先週は、店からの情報発信としてLINEについて
    今回は売場からの情報発信としてPOPについてご紹介しました。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    LINEってそんなに効果があるの?

    2019年1月6日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    正月恒例の箱根駅伝
    青山学院の5連覇ならず、東海大の優勝
    それにしても、視聴率が30%超というのは凄いですね。

    箱根駅伝の小田原市内のコースの近くに
    風格のある建物で目を引いている薬局
    寛永10年創業という済生堂小西薬局です。

    古いはずです。何と小西行長の弟が
    始めたそうで、現店主は15代目です。

    小西行長といえば、あの石田三成の盟友
    もともと、堺の薬屋の次男だったそうなので
    元の家業を弟が小田原の地で再開させたのでしょうね。

    さて、今回のテーマは
    「LINEってそんなに効果があるの?」です。

    日本の人口の6割が使っている!

    去年の今ごろ、LINEを使いたい
    という相談がある店からありました。

    私の周囲の知人・友人に「LINE使っている?」
    と聞いてみると、年配の人でもかなり使っていました。

    昨年11月時点でLINEを使っている人は、
    7,600万人、日本人の59.9%に相当する人数です。

    赤ちゃんまで含んでこの数字ですから、
    大人だけに限ってみれば、大変な利用率になります。

    ちなみに他のSNSの利用者は
    フェイスブックが2,800万人、ツイッターが、4,500万人
    インスタグラムが、2,900万人となっており、LINEが突出しています。

    しかも、中高年の利用率も高いのです。
    40代が68.7%、50代が61.7%、60代でも41.1%、
    毎日利用している人の割合は85%にも達しています。

    今やLINEは、日本で最も影響力がある
    コミュニケーションのツールとなっています。

    どうやって使えば効果があるか?

    LINEは、友人・知人とのコミュニケーションに使われますが
    お客様に一斉にメッセージを送るなど、商業者向けのサービスがLINE@です。

    だから、「今なら抽選で30名に
    唐揚げ増量サービス!」などの
    特典付きメッセージを瞬時・簡単に送れるのです。

    お客様に友だち登録してもらって
    店からの情報を送ることで、チラシにも、
    DMにもPOPにも、クーポンにもなります。

    写真や動画も送ることが出でき、
    「既読」の表示もあるので、見てもらったかの確認もできます。

    あるスーパーでは、友だち数が4,000人のとき
    BOXティッシュのプレゼント企画を行ったところ
    そのうちの400人が来店しました。

    今、チラシでの来店率は1%もないと言われていますが
    LINE@を使うと、チラシに比べて大幅に来店率が高まるのです。

    「今日は魚市場にめったに入らない魚があったので、
    これを刺身にしてお出しします。ただし、先着10名様のみ」
    こんなメッセージを送って来店客を増やしている居酒屋もあります。

    無料から始められる!

    チラシなどの印刷費が安くなっているので、
    以前に比べれば、低コストでチラシの配布ができるようになりました。
    でも、費用はそれなりに掛かります。

    しかし、LINE@の利用料は、友だち1,000人までは無料
    それ以上から5,000人までは月額5,400円となっています。
    無料で試して効果が実感できたら有料に移行することができます。
    ただし、今年の春には料金改定があるようです。

    では、もう紙媒体によるDMなどは不要になるのか?
    LINE@と紙媒体の両方をうまく活用している例も見られます。

    DMでイベントの案内を送り、LINE@で「今日、DMを送りましたから
    届いたら見てくさだいね」とあわせ技を使ってDMの開封率を高めています。

    キャッシュレス化にLINE Pay

    外国人観光客の増加に伴って
    キャッシュレス化の要望が高まっていますが
    日本のキャッシュレス比率は18.4%と低いのが現状です。

    LINE@はキャッシュレス化に
    対応したサービス、LINE Payもあります。

    プリントしたQRコードをレジ横に貼っておき
    これをスマホで読み込むと支払いができるというもの
    店舗側の初期費用はゼロ、加盟店手数料も2021年7月までゼロです。

    今、LINE@を利用している店舗は35万店
    中小店で利用している店は、まだまだ少ないでしょう。
    今年は、LINE@の本格的な浸透時期になるのかも知れません。

    LINE@は、あくまでもコミュニケーションツール

    以上、LINE@について書いてきましたが
    これはツールに過ぎず、最も重要なことは別にあります。
    それは、お客様に満足していただく価値の提供です。

    どこにでもあるような商品、
    美味しくもない安くもない飲食メニュー
    これをそのままにしておいて
    LINE@を使っても、意味はありません。

    価値ある商品やサービスを知ってもらう
    LINE@はそのためのものであることは言うまでもありません。

    LINE@の導入の前に
    どんな店になればLINE@が生きるのかを考えることが重要ですね。

    今回は以上です。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

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