飲料持込みOKの店が増えている!中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
このブログを配信しています。

今回のテーマは
「飲料持込みOKの店が増えている!」
日経流通新聞(3月27日号)の記事をもとにしています。

客が好きな飲物を自由に持ち込める!

「お飲み物持込みOK!」という
ポスターを入口に掲げているのは
JR新橋駅近くにある居酒屋「かき小屋」

この店では1人600円支払えば
客が好きな飲物を自由に持込むことができます。

グラスや氷は店が用意し
酒が切れれば店を出て
近くのコンビニなどで買い足すこともできます。

焼酎とトマトジュースを持込んで
自分の独自の比率で作ったトマトハイを飲む人

自分の自慢の日本酒を
持込んで飲み仲間に薦める人など
思い思いに持ち込み自由を楽しんでいる客が多いそうです。

最初は、客も「そんなことできるの?」
と半信半疑だったが、口コミで徐々に浸透し
今では半数以上が持込み客だそうです。

私の場合、血糖値が高いので
晩酌には血糖値を下げると言われている
菊芋の粉末を混ぜた焼酎を飲んでいますが

血糖値が高い仲間と一緒に
こんな焼酎を持込みたいと思ったりします。
でも、わざわざ持っていくのは面倒かな…。

銀座にある「カフェ&バー エノテカ・ミレ」
1000種類のワインが並ぶ売場に
併設してバーが設けられています。

客様店で売られているワインを買えば
1本1080円の追加料金でバーに持込むことができます。

好きなワインに合わせて
料理やつまみを選ぶのが楽しい
という客に人気のようです。

酒販店と飲食店が提携しての取り組み

イオングループで酒類販売のイオンリカーは
店舗周辺の飲食店と提携して
イオンリカーで購入したワインを
それぞれの店の持込める仕組みを作りました。

持ち込み可能な店を
イオンリカーが紹介するなど
相互の集客増につなげるのが狙いです。

提携店は現在192店に増えているそうですが、
商店街の酒販店と居酒屋との提携を
考えても面白いかも知れませんね。

持ち込み自由の店を紹介するサイトも

ワインを自由に持込める店を
紹介する「BYO Club」というサイト

2010年に開設した当初は
酒類で儲けの多くを稼いでいる店から
「冗談ではない」という反応が多かったそうですが

16年末の時点で約200店となり
この3年間で約2倍に伸びたとのことです。

飲食店のメリットと導入の条件

一般の居酒屋の売上構成は
飲料が4割、つまみや食事が6割とされています。

これに対して持込み自由の「かき小屋」では
飲料売り上げは16%、つまみや食事が78%
持ち込み料が6%とのことです。

持込み料の売上げ原価は
ゼロ円なので、100%が粗利になります。

また、従業員数は通常の飲食店に比べて
2~3割少なくても運営できるので
その分主力の海産物メニューの価格引き下げています。

でも、この方式を導入すれば
必ずしもうまくいくとは限りません。

飲料の売上げが減る分
食事メニューでいかにカバーしていくか

お客様が納得できる持込み料をいかに設定するかが
ポイントになります。
今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                       大場 保男
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