個人商店が次々と閉店し商店街が衰退していく…活力を失った地域がどんどん増えていく。このまま放置していていいのだろうか?
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タグ : 地域活性化

    コロナ感染に伴う危機に商店街はどう対応するか?

    2020年3月18日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    羽田空港にほど近い京浜急行の糀谷駅
    その駅前にあるのが「おいで通り糀谷商店会」
    昭和の香りが漂う懐かしい感じがする商店街です。

    商店街と言えば、空店舗が目立つか
    そうでなければチェーン店が多い昨今ですが
    この商店街にはチェーン店が少ないのが印象的です。

    チェーン店といっても
    「養老乃瀧」のような看板を見ると
    かえって、「昭和だな~」とほのぼのした気持ちになります。

    実は、この商店街で予定していた集まりが
    コロナウィルスのために中止になりました。

    各地でイベントや会議の中止だけでなく
    卒業式や歓送迎会も中止、テーマパークも休園
    どこへ行ってもお店も開店休業状態になっています。

    そこで今回のテーマは
    「コロナ感染に伴う危機に商店街はどう対応するか?」です。

    テイクアウトのチラシで注文を集めている飲食店

    あちこちから送られてくるメルマガでは
    こんな状況の中でも売上げが好調な
    飲食店の事例が多く紹介されています。

    テイクアウトのチラシの折込みで
    バンバン注文を集めている飲食店

    お店に長く居なくても済むように
    時短メニューで集客している飲食店

    この時期限定の特別メニューで
    希少性を前面に打ち出している飲食店などなど。

    もちろん、手を消毒してもらったり
    席の間隔を空けるなどの感染防止策もとっています。

    こういう時期に合った工夫をするとともに
    チラシやLINEなどによって積極的に情報発信しているようです。

    住宅地の近くで“出張商店街”を!

    コロナウィルスの影響で
    特にリスクが高いと言われている高齢者は
    外出を自粛せざるを得ず、生活に支障が出ていると思われます。

    一方、私たちが各地で行ってきた朝市やマルシェも
    中止となっており、出店者からは悲鳴があがっているような状況です。

    このような現状を踏まえ、遠くまで出掛けずに済むように
    住宅地などへの“出張商店街”を提案したいと思います。

    近くに商店街などの買物場所がなく
    買物や飲食に不便を感じている高齢者などが住む
    団地の広場などに出店し、野菜や飲食物を販売する企画です。

    出店数は8店程度を想定しており、
    地元の商店街から出店してもらうようにします。

    もし出店者が集まらないようであるならば
    私たち「かながわ朝市ネットワーク」のリストから出店者を募ります。

    1店当たり1,500円の出店料で8店が集まれば
    A4サイズ両面カラー印刷のチラシを2,000枚印刷し
    新聞折込みする費用を調達することが出来ます。

    両面印刷のチラシの片面には
    地元の飲食店のテイクアウトや
    特別企画の告知を行うことも可能になります。

    いつ収束するのか分からない今回のコロナウィルス感染
    何か策を講じないと、消費者も不便、商業者も売上不振
    こんな状況だからこそ行動を起こしましょう!

    私たち「かながわ朝市ネットワーク」では
    出店者募集や告知のための協力を行っていきたいと思います。
    ぜひ、下のメールアドレスまでご連絡ください。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    首都圏からでも過疎地の活性化に貢献できる!

    2020年3月5日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    今回のテーマは
    「首都圏からでも過疎地の活性化に貢献できる!」です。
    と言っても、故郷納税のお勧めではありません。

    高齢者施設がメインの産業?

    私の妻の実家は、宮崎県高原町
    あちこちに「神武天皇生誕の地」
    という看板が出ている人口1万人足らずの町です。

    人口減少が続いており
    空き店舗だけでなく、売地や売家の立札が多くあり
    妻の実家も、母親がグループホームに入ったので空家になっています。

    そんな過疎の町で多いのがデイサービスや
    グループホームなどの高齢者の福祉施設です。
    このような高齢者施設がメインの産業かと思うほどです。

    少子高齢化が進んでいる日本
    過疎の地域が増えており、全国の市区町村1,799のうち、
    896が消滅してしまう可能性があると言われています。

    地域の食の文化がこのままでは…

    地域の過疎化に伴って
    そこで育まれてきた郷土の食の伝承や
    特産品もやがては消えていってしまう運命にあります。

    そこで立ち上がったのが川野真理子さん
    “東京から故郷おこし”をコンセプトに
    郷土の食の文化を首都圏に広めていく活動を行っています。

    郷土の料理は一度なくなってしまうと
    復活が難しく、二度と食べられなくなることも珍しくない

    地域の手づくりの素朴で美味しいものや珍しい特産品を
    首都圏の人たちに知ってもらい、地域の人たちを応援しています。

    川野さん自身が全国を歩いて
    味に納得したもの、ぜひ残していきたいものを発掘して
    毎週金曜と土曜に、山手線大崎駅南改札口のコンコースで販売しています。、

    さらに、地域の珍しいものを少しずつ詰めた
    「故郷のしあわせ玉手箱」を通販にて提供しています。

    写真は「玉手箱」に入っている商品の例です。
    熊本県山鹿市の「種なし金柑」、郷土菓子「いきなり団子」
    温州ミカン発祥の地である鹿児島県長島町の「シラヌイ(デコポン)」
    岡山県新庄村の玄米豆餅、山形県酒田市の無添加の「ごませんべい」

    熊本県球磨郡下村婦人会が作った「なすのからし漬」
    岩手県普代村のきざみ昆布が入った「梅ポン酢」の7種類が入っています。

    作る人、売る人、PRする人がもっと欲しい!

    伝統の食文化を支える活動、川野さん一人では限界があります。
    川野さんは現在、この活動をもっと広めるために
    協力してくれる人を募集しています。具体的には次のような活動の協力者です。

    1 首都圏に販路を持たない、やる気のある農家さん・漁師さんを探しています。
    2 沢山の小さな出口を作りたいので売る場所と人を探しています。
    3 副業で故郷の食の販売に関わりたい人を探しています。
    4 ボランティアでSNSを使って商品をPRしてくださる方を探しています。

    3月には、横浜の新大船商店街の朝市に出店する予定でしたが
    コロナウィルスのための朝市が中止になってしまいました。
    コロナが収束すれば、あちこちの朝市でお目にかかるかも知れません。

    川野さんの連絡先は下記のURL
    https://namihei5963.com/
    興味のある方は連絡してみてください。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

    あなたのお店のコンセプトは?

    2020年2月20日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    箱根の仙石原で35年前から
    ゲストハウスをやっているのが、富士箱根ゲストハウス

    1984年の開業以来、75カ国15万人を超える
    外国人観光客を迎えてきており、日本のゲストハウスのパイオニア的存在。

    なんといっても、リピーターが多く
    10回以上、ここを訪れている人も珍しくないそうです。

    世界最大のインターネット旅行
    口コミサイト「トリップアドバイザー」で
    「エクセレンス認証」を5年連続で獲得した
    施設として「殿堂入り」を果たしています。

    代表の髙橋正美さんの著書を読むと
    「出会い、ふれ合い、学び合い」が
    コンセプトになっている宿だと感じました。

    さて、今回のテーマは
    「あなたのお店のコンセプトは?」です。

    「あの商品のコンセプトはイマイチだね」とか
    「最初にコンセプトをはっきりさせなければダメだよ」
    などと、私たちは日常会話の中で
    コンセプトという言葉を良く使っています。

    コンセプトによって
    ビジネスがうまくいくかどうかが
    大きく左右されます。

    ここでは、2つの事例に基づいて
    コンセプトの持つ効果について考えていきます。

    山奥の村に一大産業を生み出したコンセプト

    高知県馬路村、馬でしか行けないから
    というのが村の名前の由来だという山奥の村です。

    ホームページには、人口がだいたい1000人
    と書いてありました。
    “だいたい”という表現が、私の好みにピッタリです。

    2001年より有機栽培でゆずを育てています。
    それを、ゆずしぼり、ゆずドリンク、ゆず化粧品などの製品にして
    全国に販売しています。

    このゆず製品の売上げが30億円を超え
    村の一大産業になっています。

    ゆず製品自体は、馬路村だけにあるわけではありません。
    私の住んでいる相模原市でも
    藤野地区では、ゆず製品の販売を積極的に行っています。

    馬路村では、購入する都会人が
    「何が欲しいのか」を徹底的に追及しました。

    その結果
    ♪うさぎ追いしかの山、小鮒釣りしかの川…♪
    小学唱歌「ふるさと」の歌詞のような
    豊かな自然に囲まれた日本の原風景

    人と人がつながり
    誰もが顔見知りで
    お互いに助け合って生活している田舎の暮らし
    都会の人たちは
    ゆずの果汁や化粧品だけでなく
    こんな日本の原風景や田舎の暮らしを
    求めているのではないかということに気付きました。

    そこで、馬路村のゆず製品は
    「村をまるごと売る」というコンセプトにしました。

    パッケージもこのコンセプトのもとにデザインされました。
    いったん購入すると
    手書きの年賀状が来るなど
    村人のように扱われます。

    いったんコンセプトが明確になると
    そのコンセプトのもとに
    どんなことをやれば良いかが
    ハッキリしてきます。
    コンセプトの持つ凄さです。

    閑散としていた旅館を人気宿にしたコンセプト

    山形県にある「すみれ荘」という温泉旅館です。
    客単価8000円で、稼働率は4割
    閑古鳥が鳴いており、廃業寸前でした。

    米沢牛が名物ですが
    山形県の旅館の場合
    これを前面に打ち出しても差別化にはなりません。

    そこで考えたのが「お二人様専用」というコンセプト

    ホームページでは
    当館はおふたりさま専用の旅館です。
    大切な人との特別な時間がある
    「時の宿すみれ」と紹介されています。

    自然の中で、二人だけの大切な時間を持ってもらう。
    そのためにすべてを徹底する。
    だから、部屋にはテレビは置かない。
    子供連れはお断り。
    部屋食もやめる。

    カップル・夫婦、母と娘、女友だち同士、姉妹での利用
    あるいは、子供たちが両親に温泉の旅をプレゼント

    その結果
    客単価は2万円、稼働率は9割
    なかなか予約が取れない人気の温泉旅館になりました。
    とがったコンセプトが
    閑古鳥旅館を大きく変えました。

    コンセプトとは、WhatをHow化したもの

    私がずっと以前にお会いしたことがある
    プランナーでコンセプターの平林千春さん
    彼の著書である「コンセプト・メイクの技術」には
    コンセプトとは、WhatをHow化したものと書いてあります。

    つまり、「What(何を)」「How(どのように)」を明確にしたものが
    コンセプトというわけです。

    この定義から、馬路村のゆずとすみれ荘のコンセプトを考えてみると
    馬路村の場合   What「ゆず製品を」  How「村ごと販売する」
    すみれ荘の場合  What「温泉旅館を」  How「おふたりさま専用として提供する」
    ということになりますね。

    どうでしょうか?
    コンセプトが分かりやすくなりましたでしょうか。

    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    生涯顧客価値を高めるには?

    2020年2月3日

     

     

    こんにちは

    中小企業診断士の大場保男です。

     

    私は平成4年から今に至るまで

    27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

     

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、

    教えてもらったり、学んだことを

     

    商店街や地域の活性化に少しでも

    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

     

    3月は秦野と横浜の2か所で朝市をやります。

    3年前から実施している横浜の新大船商店街の朝市

    今回は「ふれあい動物園」や音楽ライブをやります。

     

    ヒヨコやウサギ、ヤギにモルモット

    子供たちに、こんな小動物とふれあってもらいます。

    子供って、本当に動物が好きですね。

    さて、今回のテーマは

    「生涯顧客価値を高めるには?」です。

     

    一人の顧客獲得コストは8千円~1万円

     

    新規のお客様を集めるには

    リアルなお店ならば新聞の折込みチラシ

    ネットならばメルマガ発行やLINEによる情報発信

     

    これらが一般的ですが、

    チラシの場合は、チラシの制作・印刷費、折込み料が掛かります。

    メルマガの場合には、リスト集めに費用が掛かります。

     

    もちろん、やり方によって大きく変わってきますが、

    一人のお客様を獲得するのに

    平均して8千円から1万円掛かると言われています。

     

    でも、費用を掛けて獲得したお客様

    放っておくと、年に25%のお客様が脱落すると言われています。

    脱落してしまう一番の原因は、その店のことを忘れてしまうこと。

     

    実にもったいないことです。

     

    ある一人の顧客が生涯にわたって

    あなたにもたらしてくれる価値

    これが生涯顧客価値と呼ばれるものです。

     

    では、生涯顧客価値を高めるには

    どうしたらいいのでしょうか?

     

    あなたが、そのお客様に信頼されている

    そのお客様の役に立っている

    だからこそ、そのお客様はあなたと付き合い

    あなたの商品を買い続けてくれるのです。

     

    だから、結果として生涯顧客価値が高まるのです。

     

    では、そのためにはどうすればいいのでしょうか?

    私は、次の3つのことが必要だと思います。

     

    1 あなたに対して信頼感を抱いてもらうこと

    2 お客様に役立つことを提供し続けること

    3 お客様同士の交流の場があること

     

    あなたに対して信頼感を抱いてもらうこと

     

    「ザイアンツの法則」をご存知でしょうか?

    それは、次のような法則です。

    きっと、あなたも実感しているところだと思います。

     

    ・人間は、知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする。

    ・人間は、会えば会うほど好意を持つようになる。

    ・人間は、相手の人間的な側面を知ったとき

    より強く相手に好意を持つようになる。

     

    相手に信頼してもらうには

    相手に親しみの感情を持ってもらう必要があります。

    そのためには、あなたの人間的な側面を知ってもらうことです。

     

    そのために、次の3つの話題をテーマにすると効果的だと言われています。

    ・子供時代の話(小学生くらいまで)

    ・自分の失敗談(あくまでの事実)

    ・家族の話(妻、夫、子供、親兄弟、ペット)

     

    このようなことの他に

    趣味の話、最近印象に残ったことなどを

    ニュースレターやメルマガ

    などで発信していきます。

    これを自己開示と言います。

     

    自己開示は頻度が多ければ多いほど

    親しみを抱いてもらえると言われています。

     

    親しみを感じてもらうことは大切ですが、

    それだけでは信頼してもらえません。

    約束を守る、迅速な対応をするなど

    ビジネスの基本を徹底することが大切なことは言うまでもありません。

     

    お客様に役立つことを提供し続けること

     

    お客様があなたの商品を購入することは

    その商品が、自分にとって価値があると納得したからです。

     

    お客様に商品を買っていただくには

    お客様を教育して、その商品の価値を知っていただくことが必要です。

    つまり、販売=教育なのです。

     

    あなたの商品やあなたからの情報が

    お客様の役に立つこと

    これがないと、お客様との関係は途切れてしまいます。

     

    私の知合いの年商4億円の街の電気屋さん

    お客様のお宅を定期的に訪問して

    お客様の困っていること

    お客様の生活がもっと快適になること

    これを提案し、お客様と長い付き合いを持続しています。

     

    この場合、ただ単に

    次々と新製品を紹介するのならば、

    あの電気屋は、いつも商品を押し付けるという気持ちにさせてしまいます。

     

    あくまでの、お客様視点から考えて

    お客様に役立つことは何だろうと考えることがポイントです。

     

    お客様同士の交流の場を持つこと

     

    いくら孤独が好きだと言っても

    人間は、本質的に寂しがり屋であり

    人と人との交流を求めています。

     

    クリック一つで何でも買うことができ

    しかも自宅に届けてくれるサービスが行き届いているにも関わらず

    ネットとは対極な存在である朝市には大勢のお客様が来ます。

     

    なぜでしょうか?

    お客様は便利さだけでなく、

    人との触れ合いや交流を求めているからだと思います。

     

    交流の場として会員制度があります。

    私の知合いの自転車屋さん

    会員制度を導入して

    定期的に自転車によるツーリングを楽しんでもらっています。

     

    このような会員制度を導入して

    交流のためのイベントを行うほかに

    ネット上に会員ページを設置して交流してもらう

    ニュースレターにお客様交流コーナーを設ける

    などの方法が考えられます。

     

    いずれにしても

    お客様との一生涯のお付き合いができるようになる

    これは、ビジネスの醍醐味です。

     

    いかに売上げを上げるかということよりも

    いかにお客様と長い付き合いをしていくか

    このことの方が楽しいでしょう。

     

    今回は以上です。

     

    最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

    福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

     

     “人を幸せにするためには、

            どんな苦労も楽しみになる”

     

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

     

    【発行者】

    経済産業大臣登録中小企業診断士

    大場 保男

    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp   Tel.090-5521-7427

     

     

     

    小売店が生き残るための3つの要件とは?

    2020年1月20日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    1月19日、小田原のデイサービスの広場でのマルシェ
    無農薬の野菜、マグロのトロちまき、小籠包、串焼き、
    和菓子、燻製、スープ、コーヒー、花など8店が出店しました。

    集客の目玉は、100円でジャガイモの詰め放題
    50人分のジャガイモを用意したのですが
    集まった主婦たち、詰めるわ、詰めるわ、42人で終わってしまいました。

    今回は8店と少ない出店者によるマルシェだったので
    どのくらいの来場者があるか心配していましたが
    4時間で400~500人くらいの来場者で賑わいました。

    私たちは、街かどのちょっとした空間でも
    地域の人たちの交流の場にしていきたい
    そんな願いから、「街かどマルシェ」というイベントを
    各地でやっていきたいと考えています。

    「やってみたいな」と思われましたら
    ぜひ、このブログの連絡先にご一報ください。
    ご一緒に地域を盛り上げていきましょう。

    さて、今回のテーマは
    「小売店が生き残るための3つの要件とは?」です。

    朝市やマルシェになぜ人は集まるのか?

    私は10年以上前から各地の朝市やマルシェの
    立上げや支援のための活動を行っています。

    クリック一つで自宅まで商品を届けてくれる
    便利な時代にも関わらず、朝市には大勢の人が集まります。

    朝市やマルシェには、小売業が生き残るための
    3つの要件が備わっているからだと思います。

    朝市のチラシを見ると
    そこには、大勢の人たちが楽しそうに集まっている
    イベントもある、今回のような“詰め放題”もある

    これが「楽しそうだな、行ってみよう」
    という“来店動機”につながります。

    朝市の会場に行くと出店者が来場者に声を掛けたり
    商品の説明をしながら試飲や試食をさせてくれます。

    これが「せっかくだから、買ってみようか」
    という“購買動機”につながります。

    朝市会場には、イスやテーブルが設置されており
    買ったものをそこで飲食したり、友だち同士で話したり
    バンドやダンスなどのイベントを見たりできます。

    これが「愉しかった、面白かった」
    という“感情体験”につながります。

    朝市を通してご紹介した3つの要件
    “来店動機の創造”、“購買動機の創造”、
    “感情体験の創造”、これが小売店が生き残るための要件です。

    来店動機の創造のために

    1つ目の要件である“来店動機の創造”です。
    商店街の店は、買いたい気持ちがあっても入りにくいと言われています。

    いったん店の中に入ったら、何も買わずに出てこれない
    だから店内に入るには勇気が必要であり、気軽には入れない
    という声を良く耳にします。

    買物をする目的がなくても
    気軽に入れるような店にしていく
    これが“来店動機の創造”につながります。

    サロン風のコーナーを作って
    そこで店主や来店客と気軽にお茶を飲める

    店内に昔の商店街の写真や商売道具を展示する
    “まちゼミ”や“100円商店街”も来店動機につながります。

    ある呉服店では、全国から美味しいお菓子を取り寄せて
    店頭で販売したり、店内で食べてもらったりしているそうです。

    理髪店では、月に1回他業種とのコラボ企画をとして
    店内の空きスペースで、ネイルサロンやタロット占いなどを
    実施しており、理髪店にも関わらず女性客が4割を占めているそうです。

    プロレスが大好きな店主が
    プロレスの雑誌やビデオ、本などを店内に取り揃え
    プロレスファンが集まってくるという話を聞いたことがあります。

    購買動機の創造のために

    来店したお客様に「これを買いたい」
    と思ってもらうようにするのが“購買動機の創造”
    そのためには、商品の価値をしっかりと伝えることです。

    そのために一番のツール、それがPOPです。
    割引の値段だけを書いたPOPでは価値は伝わりません。

    なぜ、その商品をお勧めするのか
    その理由を書いたのものがPOPです。

    POPに目を向けてもらうためには
    「おや?面白いことを書いてあるぞ」と
    思わせるようなコピーで足を留めてもらうこと

    そして、「なるほど」と納得してもらう
    これがないと購買にはつながりません。

    ある食品スーパーでは
    自分が担当する食品を実際に食べてみて
    自分が感じたことをPOPに書いているそうです。

    お客様に価値を伝えるには
    “よそ行きの言葉”や“借り物の言葉”でなく
    自分自身の本心を表現することが大切だと思います。

    感情体験の創造のために

    その店に行って“愉しかった”“面白かった”
    “気分が良かった”“癒された”などの感情を持っていただく
    これが感情体験の創造です。

    アマゾンでは便利に買物出来ても
    このような感情体験を伴った買物はなかなか出来にくいと思います。
    これこそ、店での買物ならではの体験ではないでしょうか。

    そのためには、店の人自身が
    愉しんで仕事をやる、商売をやることが必要でしょう。

    かつて、ある店主から
    「明日はどんなことでお客様に喜んでもらうか
    これを考えると前の晩からワクワクする」という話を聞きました。

    今回は以上です
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    2020年 小売店の生き残る道は?

    2020年1月9日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    去年の6月から半年ぶりのブログです。
    今年は頑張ってブログを書こうと思っていますので
    宜しくお願い致します。

    1月19日、小田原・鴨宮のデイサービスの広場でマルシェをやります。
    最近、マルシェが流行りのようになっていますが、要は朝市のことです。

    昨年10月にオープンしたこのデイサービス
    動物が好きな高齢者のために、イヌやネコとともに
    時間を過ごすことができ、ともに笑顔になれる空間を目指しています。

    今回、地域の方々に開かれた施設として
    広く知っていただき、親しんでいただくために、
    マルシェをやることになりました。

    施設の前にある広場といっても
    10店程度しか出店できません。

    私たちは、街かどのちょっとした空間でも
    地域の人たちの交流の場にしていきたい
    そんな願いから、「街かどマルシェ」というイベントを
    各地でやっていきたいと考えています。

    「やってみたいな」と思われましたら
    ぜひ、このブログの連絡先にご一報ください。
    ご一緒に地域を盛り上げていきましょう。

    前置きが長くなりましたが、今回のテーマは
    「2020年 小売店の生き残る道は?」です。

    アマゾンの台頭で街はつぶれるのか?

    もう何年も前から商店街に行くと店主から、
    「最近は、店に客が来なくなっただけでなく

    街そのものを歩いている人がめっきり少なくなった」
    こんな声をよく聞くようになりました。

    アマゾンで買う人が多くなったので
    わざわざ店に出掛けて買物しなくなったと言うのです。

    買いたいものがあれば
    買いたい時に、クリックすれば
    家まで届けてくれるという便利な時代です。

    これでは、街や店に人は来ませんよね。
    こんな時代に小売店が生き残っていくには……?

    “ヒト”に焦点を当てたコミュニケ―ションを!

    冒頭にマルシェの話をしましたが、
    私は10年以上、神奈川県各地でマルシェや朝市をやってきました。

    家にいてクリック一つで買物できる便利な時代に
    なぜ、マルシェや朝市には大勢の人が集まるのでしょうか?

    そこでは、商品というモノのやり取りだけでなく
    人と人との交流や触れ合いがあるからだと思っています。

    ネットではできないようなコミュニケ―ション
    これによって、お客様との絆を作っていく

    その商品がどのように生活を豊かにしていくのか
    コミュニケーションによって商品の価値を伝えていく

    絆を育てていくためのコミュニケーションと
    価値を伝えていくためのコミュニケーション

    コミュニケーションの中心にいるのは“ヒト”です。
    マルシェや朝市のように、そこには人と人との
    触れ合いや交流がなければなりません。

    全国の商店街に“まちゼミ”の輪が広がっています。
    ここでは、店主とお客様との間に交流と信頼が生まれています。

    商品の宣伝や販売をしてはいけないとされており
    店主を中心に“ヒト”に焦点が当たった情報交流の場となっています。

    かつて、「“モノ”から“コト”へ」と言われました。
    これからの小売店を考える場合、「“コト”から“ヒト”へ」が
    極めて重要なコンセプトになっていくと思います。

    なぜなら、“愉しかった”“嬉しかった”
    “気分が良かった”“面白かった”“癒された”
    という感情体験は、“ヒト”を媒介にしてこそ可能だからです。

    この感情体験の創造ということは
    来店動機の創造、購買動機の創造とともに
    これから小売店が生き残っていくための3つの要素の一つなのです。

    では、絆を育てていくため、商品の価値を伝えていくための
    コミュニケーションはどのようにやっていくのか
    そのために、“ヒト”に焦点を当てるとはどういうことか

    次回のブログでは、この点についてと
    小売店が生き残るための3要素についてご紹介していきます。

    前置きが長くなったため中途半端になってしまいましたが
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

    商店街で“買物難民”対応を始めました

    2019年6月3日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    近くのスーパーがなくなった。さぁ、どうしよう…

    横浜市栄区の新大船商店街
    ここでは3年前から年に3回朝市を実施しています。

    この商店街の周辺には、高齢者が多いのですが
    近くにあった食品スーパーが閉鎖になり
    買物が不便な、いわゆる“買物難民”が生まれてしまいました

    野菜だけでも出張販売してくれる人を
    呼んで欲しいという要望が商店街に寄せられました。

    そこで、朝市に出店している人にお願いしたところ
    定期的に出張販売してもいいですよという返事
    本当は毎週来て欲しかったのですが、月に1回ということになりました。

    彼は、地味が肥えた茅ヶ崎の山側の畑で収穫された
    最小限の農薬しか使っていない野菜を農家から直接仕入れて販売しています。

    チラシを1,000枚印刷し、自治会の協力によって
    各家庭に配布して告知していくことになりました。

    毎月第三日曜日の9時から11時まで
    6月からスタートしますが、果たしてお客様は何人来てくれるかな?

    “買物難民”は全国で約700万人も!

    高齢化の進展と近くの店の閉鎖で
    買物が不便な“買物難民”が増えています。

    テレビでも特集をやっており、
    その番組では、“買物難民”を次のように定義していました。

    65歳以上で半径500m圏内に
    スーパーなどがなく、車の利用ができない買物困難者

    経産省の統計では全国で約700万人いるそうで
    高齢者の車の運転は危険だからと免許の返上が進むと
    この数はもっと増えていき、大きな社会問題になっていくでしょう

    この問題は、地方だけの問題ではありません。
    先日のテレビでは、原宿のアパートの“買物難民”を紹介していました。

    創業相談に「移動スーパー」をやりたいという青年が…

    私は毎週、創業相談をやっていますが、
    そこに「移動スーパー」をやりたいという青年が来ました。

    買物に困っている高齢者の役に立ちたい
    こんな願いから始めたいというのです。

    何と奇特な青年だと感心しつつ
    今まで商売をやったことがないということに
    志は良いけれど、本当にやっていけるかなと心配でした。

    ところが、彼は対象としている地区のお宅を
    1軒、1軒訪問して、果たしてニーズがあるのか
    どんな商品が求められているのかという市場調査をやっていました。

    品揃えや仕入れのノウハがないので
    「移動スーパー・とくし丸」と提携して始めるというのです。

    「移動スーパー・とくし丸」ってどんな商売?

    買物困難者を対象にした「移動スーパー・とくし丸」
    徳島県からスタートして、全国に広まりつつあります。

    冷蔵庫を搭載した軽トラックに
    野菜、果物、肉、総菜、刺身、寿司、パン、菓子から
    日用品まで約400品目、1,200~1,500点を積み込んで販売しています。

    そのコンセプトは、“ネット・スーパー”ではなく
    対面販売によるコミュニケーションを重視した“ヒト・ネット・スーパー”
    お客さんとの信頼関係を保つために、“売り過ぎない”ことを重視しています。

    週に2回の出張販売を行うとともに
    各地域の自治体等と“見守り協定”を結んで
    独り住まいの高齢者の安否確認も行っています。

    農商連携と自治会の協力で“買物難民”対応を!

    「とくし丸」による“買物難民”対応だけでなく
    商店街としても、もっと対応を考えていく必要があると思います。

    新大船商店街では、月に1回の出張販売からスタートしますが
    地元の農家と連携して、週に1回程度の頻度での販売は考える必要があるでしょう。
    さらに、自治会の協力によって、告知活動を積極的に行うことも重要でしょう。

    せっかく出張販売を行っても、知らない人が多くて
    あまり売れなかったら、「二度とあそこには行かないよ」
    と言われてしまったら、中途で挫折してしまいます。

    私たち「かながわ朝市ネットワーク」では
    今後はこのような活動の輪をもっと広げていきたいと考えています。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    “谷中ぎんざ”で聞いた商店街活性化に向けての10のポイント(その4)

    2019年5月26日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    3月初めから入院していた妻が退院しました。
    80日間にわたる入院でしたが、まだ歩行が十分ではありません。
    そこで、デイケアを受けるために、地域包括支援センターに相談に行きました。

    65歳未満ですが、主治医の意見書と訪問調査を受ければ
    介護保険に認定されて、保険制度が使えるようです。

    今まで、保険料が高いなどと文句を言っていましたが
    いざ、自分たちが使えるようになると、有難いものですね。

    さて、今回は、「“谷中ぎんざ”で聞いた
    商店街活性化に向けての10のポイント」の4回目
    第8から第10のポイントについてご紹介します。

    第8のポイント
    イベントはタイミングが重要…話題性や創造性を併せれば効果大

    先日、横浜市栄区の新大船商店街で実施した朝市
    長野県栄村の人たちが、季節の山菜やキノコ類を販売しました。
    やはり、旬のものなので、大変な人気でブースには黒山の人だかり

    5月というこのタイミングで
    長野県の山菜、横浜の人にとっては
    山国からの嬉しい贈り物、1時間ちょっとで完売しました。

    かなり以前になりますが、
    やはりこの時期に、南足柄で「金太郎のふるさとツアー」を実施
    地元のおばあちゃんたちと、山菜を摘んで天ぷらにして食べようという企画です。

    新聞に大きく取り上げられ、
    東京・横浜方面から参加したいという人たちの申込みが殺到
    申込んだ人たちの半分くらいは
    断わざるを得ないほどの人気でした。
    これも、タイミングが良かったので、話題性が大きくなったのでしょうね。

    第9のポイント
    若者は失敗を恐れろ!…計画を綿密に。自己中心的な考えを捨てよ!

    ある商店街では、「イベントが若者を育てる!」
    というポリシーを持っており、商店街のイベントは
    若者に任せており、彼らが商店街のリーダーに育っているそうですs。

    若者がイベントに係わることによって
    自分の店のことだけを考えている時とは違って
    彼ら自身にとっても、色々なメリットがあります。

    自分の商売だけでは接する機会がなかった
    幅広い人たちと交流することができます。
    このことによって、自然に視野が広がります。

    また、イベントを通して
    人をまとめていく能力や
    リーダーシップを身に付けることができます。
    この他にも多くのメリットがあり、大きく成長することができます。

    ポイントは、彼らに任せたら、
    彼らを信じて、あれこれ口を出さないことです。
    口を出されると、「だったら自分たちでやれば…」という気持ちになってしまいます。

    ただし、イベントが終わったときの検証は極めて重要です。
    どんな点が良かったか?どんな点が反省点か?
    これをしっかりと検証していかないと、次につながりません。

    若者に対する商店街の役員たちの態度には
    次のような2つのパターンがあります。

    一つ目は、若者が商店街活動に参加してくれた
    ことに意義があるとして、「良かった!良かった!」と
    何の検証を行わないこと、これでは若者の成長につながりません。

    最も良くないのは、失敗したら担当した若者のせいにし、
    うまくいったら、自分の手柄にするという商店街の役員の態度です。
    こんなことでは、若者が育つわけがありませんね。

    第10のポイント
    「本音」を重視、「建前論」に耳を貸すな!

    もう遠い昔のことになりましたが
    私が大学を卒業して会社に入った時の研修で
    今でも覚えている先輩社員の言葉があります。

    それは、「5時までだけが仕事ではないぞ、
    5時からが本当の仕事だと思えよ!」という言葉でした。

    社内の会議でも、セミナーの時にも
    出張先でも、5時に終わったあと飲み会があります。

    5時までの仕事では「建前」しか出ないけれど
    飲み会の席では「本音」が出ます。

    あくまでも「本音」を重視せよ!という
    先輩の教えでしたが、私は、「飲み会」を重視せよ!
    と受け止めてしまい、酒ばかり飲んでいたサラリーマン生活でした。

    ある商店街、活性化に向けてやったこと
    それは、商店街事務所に掘り炬燵を作ったことだそうです。

    みんなで炬燵を囲んで「本音」で
    話合っていこうという願いからです。

    みんなで「本音」を語り合う場を作ること
    「本音」を話合う時間を共有すること
    このようなコミュニケーションが何よりも大切だと思います。

    商店街の活性化に向けての10のポイント
    4回目の今回が最後となりました。
    もう一度、10のポイントの項目だけをあげておきます。

    1 個店の魅力と商店街活動は車の両輪
    顧客は個店を目指してやってくる。
    2 商店街リーダーの育成は簡単にはできない?
    商店街に活性化は「商店街バカ」の数で決まる!

    3 1店で2世帯分の所得が得られれば後継者不足は解消!
    4 リピーターの確保は絶対必要!
    5 ニーズよりウォンツ(=それなら欲しい、遠くでも買いに行く)

    6 商店街は目立たなければならない!メディアを有効利用
    7 商店街の性格は、顧客によって変えられていく
    顧客ニーズ優先

    8 イベントはタイミングが重要
    話題性や創造性を併せれば効果大
    9 若者は失敗を恐れろ!計画を綿密に、自己中心的な考えを捨てよ!
    10 「本音」を重視、「建前論」に耳を貸すな!

    これらの10項目についての私の説明
    いささかピントがずれていた点もあったかと思いますが
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

     

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    “谷中ぎんざ”で聞いた商店街活性化に向けての10のポイント(その3)

    2019年5月14日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    先月、「かながわ経済新聞」にインタビューを受け
    その記事が掲載された5月号が、今日届きました。

    朝市の話を中心に、商店街活性化に向けて
    あれこれ話した内容をうまくまとめていただきました。

    さて、今回は、「“谷中ぎんざ”で聞いた
    商店街活性化に向けての10のポイント」の3回目です。

    第6のポイント
    商店街は目立たなければならない!…メディアの活用

    昔に比べれば、新聞をとっている家庭も少なくなり
    テレビを見る人も減ってしまっていますが
    マスコミに取り上げられると、その反響は大きいものがあります。

    一昨年、横浜市栄区の新大船商店街が
    テレビ朝日の夕方の番組「Jチャンネル」で
    15分間の特集として取り上げられました。

    かつては賑わっていたこの商店街
    今では、来街者が減少して、シャッター通り化しています。

    ここで朝市をやったところ、
    なんと6千人の来街者で通りは満ち溢れ
    「昔の賑やかな商店街に戻ったようで嬉しい」
    と、涙を流して喜んでいる高齢者もいました。

    この商店街の会長、当時83歳の腰が曲がった和菓子職人
    特集のタイトルが「83歳の商店街会長による商店街の奇跡」でした。

    私も20分ほどのインタビューを受けましたが
    私が出ている場面の放映は、1分あるかないかでした。
    でも、その反響は大きなものがあり、多くの人から声を掛けられました。

    メディアに取り上げられるには
    ニュース価値があることが必要です。

    ニュース価値とは、時流に合った内容であること
    社会貢献につながる内容であること、この2つの要素があると思います。

    高齢化に対応していること、
    地産地消や地域資源の活用、環境問題をテーマにしていること
    そして、これらによって地域活性化につながる活動であること

    これらの内容が含まれていると
    時流に合っているということで
    ニュースとして取り上げられる可能性が高いと思います。

    もう一つ、社会貢献という要素も
    ニュースとして取り上げられる可能性が高くなります。

    かつて、横須賀海軍カレーのイベントをやったとき
    アメリカでの災害に売上げの一部をチャリティにして
    マスコミに取り上げられました。

    東日本大震災、熊本地震などの被災地支援チャリティ
    障がい者支援として、盲導犬協会へのチャリティ
    このようなことも社会貢献につながると思います。

    ただし、マスコミ受けを狙ってチャリティを行うのは本末転倒
    あくまでも、純粋な気持ちでチャリティに取組むことが求められます。
    やはり、“動機が不純”なのは良くないですね。

    第7のポイント
    商店街の性格は、顧客によって変えられていく…顧客ニーズ優先

    昭和30年代には
    あの上野のアメ横と並び称されるほどの
    賑わいを見せていた相模原市のある商店街
    かつての賑わいは、「今は昔の物語」というのが現状

    この商店街の八百屋や魚屋、ひと山いくらで
    大盛りの商品がとても安く、これが多くの買物客を惹きつけていました。

    しかし、今では「こんなに沢山あっても
    わが家は家族が少ないから食べきれない…」
    というお客さまの声が多く聞かれるのです。

    昔と今では、環境が大きく変わっています。
    環境が変われば、お客さまのニーズも変わるのは当然のことです。
    しかも、今や大型店だけでなく、ネットにお客さまを奪われています。

    こんな時代だからこそ、お客さまが求めているものは何か?
    このことをしっかり見極めないと、商店街の生き残りは難しいでしょう。

    人は今までやってきたことを
    変えることには、抵抗感があります。

    さらに、環境が徐々に変わることには
    危機感が乏しく、ぬるま湯から茹で上げられる蛙のように
    気が付いたときには、もう遅いということになりかねません。

    では、どうしたらいいのか?
    必要なことは“不”の排除の考え方だと思います。

    お客さまが、不便なことは、不満なことは
    不都合なことは、不合理だと感じることは
    お客さまの立場に立って、このような“不”をリストアップしていきます、
    そして、この“不”を排除していくことを考えていきます。

    化粧品やサプリメントで有名はファンケルという会社は
    お客さまの感じている“不”をリストアップして
    これを排除する方向で新製品開発を行っているという話を聞いたことがあります。

    商店街でもお客さまの“不”をリストアップしていく
    この行動そのものが現状を変えていく原動力につながっていくと思います。

    また、今回も2つのポイントしか
    ご紹介できませんでしたが続きは次回、今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士         大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    残したいのは商店街という文化!谷中ぎんざ

    2019年2月10日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    先日、中小企業診断協会の
    商店街研究会の活動の一環として
    「谷中ぎんざ商店街」に行って、理事長のお話を聞いてきました。

    今回は、それをシェアしたいと思います。
    そこでタイトルは「残したいのは商店街という文化!谷中ぎんざ」です。

    休日には16,000人が押し寄せる商店街!

    「谷中」「根津」「千駄木」
    この3つの商店街は「谷根千」と呼ばれ、
    下町の風情が残っている商店街として人気があります。

    「谷根千」の一つである「谷中ぎんざ商店街」
    休日になると16,000人が押し寄せ、人波で埋まるほどです。

    昭和20年ごろに自然発生的に生まれ
    近隣型の商店街として発展してきましたが
    来街客も少なく、寂れてしまうのではないかという時期もあったようです。

    でも、今では外国の観光客も多く訪れ
    活気に溢れた東京を代表する商店街になっています。

    かつては近隣型の商店街としての戦略を展開

    先々代の堀切理事長は、
    近隣型の商店街として、地域の人たちに足を向かせるよう
    ハード、ソフト両面の整備を図り、商店街の基礎を固めました。

    しかし、2000年ごろより広域型商店街への
    変化の兆しを感じ、広域型の施策に舵を切るか悩みつつ
    広域型としても有効な取組みを行ったとのことです。

    先代の杉田理事長は、近隣型・広域型の
    両方を目指すマーケティング方針を明確にしました。

    客層を三分割し、商店街という文化を残していく!

    40代と若い現理事長の福島正行さん
    理事長となって最初に行ったことは、商店街を見つめること
    その結果、辿り着いたのが「客の三分割」だったとのことです。

    第1の客層
    毎日の食材や家庭用品など
    日常ご利用いただいている近隣のお客様

    第2の客層
    そんな昔ながらの下町レトロを
    楽しみに来ていただいている観光のお客様

    第3の客層
    「谷中ぎんざ」の雰囲気や店・人を気に入り
    ファンとなっていただいている広域のお客様

    それぞれの客層が、「谷中ぎんざ」に何を求めてお越しになるのか
    守るべきもの、直すべきものをしっかり見極め、ミッションを明確にしました。

    そのミッションとは
    地域コミュニティの原点である
    「商店街という文化」を守り残していくことです。

    「若者」と「よそ者」が商店街を担っている!

    商店街の活性化のためには
    「若者」「よそ者」「バカ者」の3つが必要だと言われています。

    現理事長の福島さんは40代
    理事の多くは30~40代、20代の理事もいるそうです。
    若い感覚と行動力が商店街活動を支えています。

    以前から商売している二代目、三代目だけでなく
    この谷中の地で新たに商売を始めたばかりの多くの
    「よそ者」も商店街に参加しているそうです。

    そして、各商店主たちが目指していること
    それは、各店の個性(専門性)、オリジナリティ(独自性)

    そのプロたちが、ショッピングセンターや
    スーパーにはないサービスと品揃えでお客様との
    信頼関係を築いてこその商店街だと考えています。

    このような商店街としての原点を大切にし
    それを実践していること、それが「谷中ぎんざ」の強みだと感じました。

    今回は以上です。

    次回は、「谷中ぎんさ」が大切にしている
    商店街活性化のための10のポイントについてシェアしたいと思います。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士          大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

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