個人商店が次々と閉店し商店街が衰退していく…活力を失った地域がどんどん増えていく。このまま放置していていいのだろうか?

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    コロナに負けるな!商店街

    2020年4月2日

     

    こんにちは
    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでも
    お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

    めったにないことですが、花をプレゼントされました。
    妻が大変喜び、食卓に飾って花を見ながら食事をしています。

    コロナの影響で、卒業式や入学式などが中止となり
    3月、4月の花の需要の多い時期を直撃して
    各地の花屋さんが大変だというニュースがありました。

    一方で、こんな時期だからこそ
    花を飾って、少しでも華やかな気分になろうという
    お客様が多く、個人宅向けの花が売れている花屋さんの話も聞きます。

    それにしても今回のコロナウィルスで
    観光地だけでなく街も閑散としており
    世の中全体が暗い雰囲気になっています。

    そこで今回のテーマは
    「コロナに負けるな!商店街」です。

    雑誌「商業界」の最新号では
    「コロナウィルス対策」の特集が組まれており
    これらを参考に、私なりに対応策を考えてみました。

    近場の一部の店に客が流れている!

    売上げが激減している店が続出している中
    スターバックスやマクドナルド、
    ドライブスルーなどの店は混んでいるそうです。

    近所の居酒屋がけっこう混んでいたよ
    という話を知人からも聞きました。

    イベントなどが中止となり
    行くところがない人たちが
    近場の店に流れているというのです。

    家にいてもつまらない、遠くへ行く用事もなくなった、
    でも、どこかに行きたい、そんな時に思い出して
    来店してもらえる店であるべき、

    そのためには、まずはお客様を安心させてあげること
    こんな考えで取組んでいるのが「サトーカメラ」です。

    身体と心の免疫力アップ!

    「サトーカメラ」では
    「新型コロナウィルスに負けない!
    身体と心の免疫力アップ」というタイトルで

    基本対策である手洗い・うがいを注意喚起したうえで
    “写真による癒し”によって心の免疫力をアップしようと訴えかけました。

    まずは、身体の免疫力アップのために
    次の例を初めとする5つの項目をあげました。

    ・毎日ヨーグルトと納豆で
    腸内環境を整える免疫力アップ

    ・温かい飲み物で血行促進!飴をなめて喉を潤そう

    そして、自店の商品と関連させて
    次のような2つの項目を大きく表示しました。

    ・イライラした時こそ口角上げて
    写真で想い出を振り返って笑顔になろう

    ・こんな時だからこそ想い出の写真で
    心を癒して心の免疫力を高めよう!

    「免疫力」をテーマにした商品や明るい接客を!

    ウィルス対策として効果的なのは
    「免疫力」を高めることだと言われています。

    そのためには、適度な運動、十分な睡眠、
    体温を上げること、栄養をしっかりとることとともに
    癒しや笑いによって、ストレスをためないことが大事です。

    “花”や“想い出の写真”のように
    自店の商品の中で、癒しや楽しさに
    つながるような商品はないだろうか?を考え

    これらの商品によって免疫力を高めることが
    大切ですというPOPを表示することによって
    自店の商品に興味や関心を持ってもらえる可能性があります。

    ただし、「これがコロナウィルスに効きます!」
    という表現はご法度だということは言うまでもありません。

    また、世の中全体が暗い現状だからこそ
    入店された瞬間に、最高の笑顔と気持ちいい
    あいさつでお客様をお迎えすることも大切ですね。

    テークアウトやデリバリーで集客を!

    来店客の激減やキャンセルによって
    大きな影響を受けている飲食店の中で

    テークアウトやデリバリーによって
    売上がアップしている事例も多くあります。

    今までやっていなかった店も
    自店で可能かどうか、今回をきっかけに
    検討してみてはいかがでしょうか。

    また、根菜類や玉ねぎ、春菊など
    免疫力を高める効果がある食材を使った
    メニューを作ってアピールすることも考えられます。

    ネットで「免疫力を高める食材」などと
    検索すれば、沢山紹介されているので
    参考にされるといいでしょう。

    店をきれいにするまたといないチャンス!

    お客様が来ないからと言って
    店を閉めるわけにはいかない、
    こんな商店主の声もよく聞きます。

    来店客が少ない今だからこそ、店を徹底的に
    きれいにするチャンスだと捉えたらいかがでしょう。

    もともと繁盛している店は
    掃除が行き届いています。

    毎日欠かさず掃除をしていても
    行き届かない場所があると思います。
    この際だから、店をピカピカにしてみてください。

    お客様に知らせなくては来店しない!

    こんな商品で心を癒すことが
    免疫力アップにつながります!

    当店では、テークアウトや
    デリバリーをやっています!

    このようなことをお客様が
    知らなければ来店してくれません。

    コロナの影響かどうか分かりませんが
    最近、新聞に折り込まれているチラシが少なくなっています。

    どうせ家から出ない人が多いからとか
    売上げが減ってチラシをやるような余裕がない
    こんな理由から折込みが減っているのかも知れません。

    こんな時だからこそ、チラシで
    お客様に自店のコロナへの取組みを
    知ってもらうことが必要だと思います。

    ネットでの印刷を利用すれば
    かなり安く印刷することができます。

    ご参考までに、A4サイズのチラシを
    5000部印刷して新聞に折り込んだ場合
    プリントパックを利用すると下記のような金額になります。

    印刷費(片面カラー印刷、税込み)  8,990円
    新聞折込代(1部税込みで3.85円) 19,250円

    費用をもっと抑えるのであれば1,000部印刷して、
    自分たちでポスティングという方法も考えられます。
    ちなみに、1,000部の印刷費は税込みで3,030円です。

    そんなに費用を掛けられないならば
    LINEを活用すれば、無料もしくは格安で出来ます。

    LINEは、幅広い年代の人たち8,100万人が
    使っているコミュニケーションアプリです。

    LINEをビジネスで活用できるのが
    LINE公式アカウントで、お客様に一斉に情報発信できます。

    1か月1,000通までは無料で利用できます。
    1,000通の場合、250人に対して月に4回発信できます。

    しかし、発信する相手を集める必要があり、
    集めるためには時間が掛かり、今すぐ利用というわけにはいきません。

    でも、今のうちにLINE公式アカウントを取得して
    情報を発信するお客様を集めておけば、これからのために役立ちます。

    チラシを折り込みするほど、費用は掛けられない
    今すぐ、LINE公式アカウントは利用できない。

    だったら、店の前にポスターを貼ったり
    A字看板を立ててお知らせすることも出来ます。

    待っていてもお客様は来ません。
    お客様に知っていただくための行動を起こしましょう。

    住宅地の近くに出ていく“出張商店街”を!

    お客様が店まで来てくれないならば
    こちらから出掛けることも考えてみましょう。
    それが、前回ご提案した“出張商店街”です。

    テレビでは、毎日のように
    不要不急の外出を自粛するように言っています。

    出掛けられないし、出掛けたくない高齢者などを対象に
    団地や住宅街の空地に野菜や総菜、生活必需品を販売する
    7~8軒の出店者による臨時の商店街です。ぜひやってみましょうよ。

    長くなりましたが、今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    【発行者】
    経済産業大臣登録中小企業診断士
    大場 保男
    E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

     

     

    飲料持込みOKの店が増えている!

    2017年4月6日

    中小企業診断士の大場保男です。

    私は平成4年から今に至るまで
    24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

    その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
    教えてもらったり、学んだことを

    商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
    このブログを配信しています。

    今回のテーマは
    「飲料持込みOKの店が増えている!」
    日経流通新聞(3月27日号)の記事をもとにしています。

    客が好きな飲物を自由に持ち込める!

    「お飲み物持込みOK!」という
    ポスターを入口に掲げているのは
    JR新橋駅近くにある居酒屋「かき小屋」

    この店では1人600円支払えば
    客が好きな飲物を自由に持込むことができます。

    グラスや氷は店が用意し
    酒が切れれば店を出て
    近くのコンビニなどで買い足すこともできます。

    焼酎とトマトジュースを持込んで
    自分の独自の比率で作ったトマトハイを飲む人

    自分の自慢の日本酒を
    持込んで飲み仲間に薦める人など
    思い思いに持ち込み自由を楽しんでいる客が多いそうです。

    最初は、客も「そんなことできるの?」
    と半信半疑だったが、口コミで徐々に浸透し
    今では半数以上が持込み客だそうです。

    私の場合、血糖値が高いので
    晩酌には血糖値を下げると言われている
    菊芋の粉末を混ぜた焼酎を飲んでいますが

    血糖値が高い仲間と一緒に
    こんな焼酎を持込みたいと思ったりします。
    でも、わざわざ持っていくのは面倒かな…。

    銀座にある「カフェ&バー エノテカ・ミレ」
    1000種類のワインが並ぶ売場に
    併設してバーが設けられています。

    客様店で売られているワインを買えば
    1本1080円の追加料金でバーに持込むことができます。

    好きなワインに合わせて
    料理やつまみを選ぶのが楽しい
    という客に人気のようです。

    酒販店と飲食店が提携しての取り組み

    イオングループで酒類販売のイオンリカーは
    店舗周辺の飲食店と提携して
    イオンリカーで購入したワインを
    それぞれの店の持込める仕組みを作りました。

    持ち込み可能な店を
    イオンリカーが紹介するなど
    相互の集客増につなげるのが狙いです。

    提携店は現在192店に増えているそうですが、
    商店街の酒販店と居酒屋との提携を
    考えても面白いかも知れませんね。

    持ち込み自由の店を紹介するサイトも

    ワインを自由に持込める店を
    紹介する「BYO Club」というサイト

    2010年に開設した当初は
    酒類で儲けの多くを稼いでいる店から
    「冗談ではない」という反応が多かったそうですが

    16年末の時点で約200店となり
    この3年間で約2倍に伸びたとのことです。

    飲食店のメリットと導入の条件

    一般の居酒屋の売上構成は
    飲料が4割、つまみや食事が6割とされています。

    これに対して持込み自由の「かき小屋」では
    飲料売り上げは16%、つまみや食事が78%
    持ち込み料が6%とのことです。

    持込み料の売上げ原価は
    ゼロ円なので、100%が粗利になります。

    また、従業員数は通常の飲食店に比べて
    2~3割少なくても運営できるので
    その分主力の海産物メニューの価格引き下げています。

    でも、この方式を導入すれば
    必ずしもうまくいくとは限りません。

    飲料の売上げが減る分
    食事メニューでいかにカバーしていくか

    お客様が納得できる持込み料をいかに設定するかが
    ポイントになります。
    今回は以上です。

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。
    【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                           大場 保男
                     E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427

“街かどマルシェ”には色々な可能性が!

2021年4月4日

 

こんにちは

中小企業診断士の大場保男です。

 

私は平成4年から今に至るまで

27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

 

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、

教えてもらったり、学んだことを

 

商店街や地域の活性化に少しでも

お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

 

今回のテーマは

「“街かどマルシェ”には色々な可能性が!」です

 

以前は、毎月のように神奈川県内各地で朝市をやってきた私ですが

コロナの影響で、昨年の1月に実施して以来ずっと出来ない状態。

 

昨日(4月3日)は、本当に久し振りの朝市

といっても、無農薬野菜、三崎の海産物、

相模原のタマゴ街道の鶏卵の3店のみの出店者でした。

 

場所は、この日にオープンした

自販機専門ショップの前の小さなスペースです。

今まで私たちが実施してきた朝市は最大で120店が出店

通常でも40~50店が出店する規模でやってきました。

 

このような朝市は、シャッター通りと言われるような

寂れた商店街に多くの人を呼び戻すために実施してきました。

 

1回実施すると数千人単位の来場者があり、

何度も新聞やテレビにも取り上げられてきました。

 

今回実施した朝市は、規模が全く違います。

商店街そのものに人を呼び戻すのではなく

新規開店した店を地域の人たちに知ってもらうための朝市です。

 

昨年1月にも同じような目的で実施しました。

出来てから間のないデイサービスをもっと地域の方に知って欲しい。

そのために、デイサービスの前庭に8店に出店してもらって実施しました。

 

店を知ってもらう、来店促進を図る

店の前に小さなスペースがあれば

そこで朝市を実施すれば効果を上げることができます。

 

もう少しスペースがあれば

テーブルや椅子を置いて、地域の人たちが

交流できる場所にすることが出来ます。

ただし、このようなやり方はコロナが収まってからになりますが…。

 

店の前や街かどの小さなスペースで実施する朝市

私はこれを“街かどマルシェ”と呼んでいます。

 

朝しかやっていないという印象を避けるために

“マルシェ”という言葉を使うようにしました。

 

小規模な朝市は、近くに買物場所がなくて

日常の買物に不便な地域の買物難民対策にもなります。

 

団地や住宅街の空地に野菜や総菜、生活必需品を販売する

7~8軒の出店者による臨時の商店街です。

私はこれを“出張商店街”と呼んでいます。

 

コロナが収束したら

思い切って大規模な朝市をやりたいなと思う反面、

コロナに関係なく小規模な“街かどマルシェ”や“出張商店街”を

もっともっとやっていきたいなと思っています。

 

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

【発行者】

経済産業大臣登録中小企業診断士

大場 保男

E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp   Tel.090-5521-7427

 

 

 

コロナ感染に伴う危機に商店街はどう対応するか?

2020年3月18日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

羽田空港にほど近い京浜急行の糀谷駅
その駅前にあるのが「おいで通り糀谷商店会」
昭和の香りが漂う懐かしい感じがする商店街です。

商店街と言えば、空店舗が目立つか
そうでなければチェーン店が多い昨今ですが
この商店街にはチェーン店が少ないのが印象的です。

チェーン店といっても
「養老乃瀧」のような看板を見ると
かえって、「昭和だな~」とほのぼのした気持ちになります。

実は、この商店街で予定していた集まりが
コロナウィルスのために中止になりました。

各地でイベントや会議の中止だけでなく
卒業式や歓送迎会も中止、テーマパークも休園
どこへ行ってもお店も開店休業状態になっています。

そこで今回のテーマは
「コロナ感染に伴う危機に商店街はどう対応するか?」です。

テイクアウトのチラシで注文を集めている飲食店

あちこちから送られてくるメルマガでは
こんな状況の中でも売上げが好調な
飲食店の事例が多く紹介されています。

テイクアウトのチラシの折込みで
バンバン注文を集めている飲食店

お店に長く居なくても済むように
時短メニューで集客している飲食店

この時期限定の特別メニューで
希少性を前面に打ち出している飲食店などなど。

もちろん、手を消毒してもらったり
席の間隔を空けるなどの感染防止策もとっています。

こういう時期に合った工夫をするとともに
チラシやLINEなどによって積極的に情報発信しているようです。

住宅地の近くで“出張商店街”を!

コロナウィルスの影響で
特にリスクが高いと言われている高齢者は
外出を自粛せざるを得ず、生活に支障が出ていると思われます。

一方、私たちが各地で行ってきた朝市やマルシェも
中止となっており、出店者からは悲鳴があがっているような状況です。

このような現状を踏まえ、遠くまで出掛けずに済むように
住宅地などへの“出張商店街”を提案したいと思います。

近くに商店街などの買物場所がなく
買物や飲食に不便を感じている高齢者などが住む
団地の広場などに出店し、野菜や飲食物を販売する企画です。

出店数は8店程度を想定しており、
地元の商店街から出店してもらうようにします。

もし出店者が集まらないようであるならば
私たち「かながわ朝市ネットワーク」のリストから出店者を募ります。

1店当たり1,500円の出店料で8店が集まれば
A4サイズ両面カラー印刷のチラシを2,000枚印刷し
新聞折込みする費用を調達することが出来ます。

両面印刷のチラシの片面には
地元の飲食店のテイクアウトや
特別企画の告知を行うことも可能になります。

いつ収束するのか分からない今回のコロナウィルス感染
何か策を講じないと、消費者も不便、商業者も売上不振
こんな状況だからこそ行動を起こしましょう!

私たち「かながわ朝市ネットワーク」では
出店者募集や告知のための協力を行っていきたいと思います。
ぜひ、下のメールアドレスまでご連絡ください。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

首都圏からでも過疎地の活性化に貢献できる!

2020年3月5日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

今回のテーマは
「首都圏からでも過疎地の活性化に貢献できる!」です。
と言っても、故郷納税のお勧めではありません。

高齢者施設がメインの産業?

私の妻の実家は、宮崎県高原町
あちこちに「神武天皇生誕の地」
という看板が出ている人口1万人足らずの町です。

人口減少が続いており
空き店舗だけでなく、売地や売家の立札が多くあり
妻の実家も、母親がグループホームに入ったので空家になっています。

そんな過疎の町で多いのがデイサービスや
グループホームなどの高齢者の福祉施設です。
このような高齢者施設がメインの産業かと思うほどです。

少子高齢化が進んでいる日本
過疎の地域が増えており、全国の市区町村1,799のうち、
896が消滅してしまう可能性があると言われています。

地域の食の文化がこのままでは…

地域の過疎化に伴って
そこで育まれてきた郷土の食の伝承や
特産品もやがては消えていってしまう運命にあります。

そこで立ち上がったのが川野真理子さん
“東京から故郷おこし”をコンセプトに
郷土の食の文化を首都圏に広めていく活動を行っています。

郷土の料理は一度なくなってしまうと
復活が難しく、二度と食べられなくなることも珍しくない

地域の手づくりの素朴で美味しいものや珍しい特産品を
首都圏の人たちに知ってもらい、地域の人たちを応援しています。

川野さん自身が全国を歩いて
味に納得したもの、ぜひ残していきたいものを発掘して
毎週金曜と土曜に、山手線大崎駅南改札口のコンコースで販売しています。、

さらに、地域の珍しいものを少しずつ詰めた
「故郷のしあわせ玉手箱」を通販にて提供しています。

写真は「玉手箱」に入っている商品の例です。
熊本県山鹿市の「種なし金柑」、郷土菓子「いきなり団子」
温州ミカン発祥の地である鹿児島県長島町の「シラヌイ(デコポン)」
岡山県新庄村の玄米豆餅、山形県酒田市の無添加の「ごませんべい」

熊本県球磨郡下村婦人会が作った「なすのからし漬」
岩手県普代村のきざみ昆布が入った「梅ポン酢」の7種類が入っています。

作る人、売る人、PRする人がもっと欲しい!

伝統の食文化を支える活動、川野さん一人では限界があります。
川野さんは現在、この活動をもっと広めるために
協力してくれる人を募集しています。具体的には次のような活動の協力者です。

1 首都圏に販路を持たない、やる気のある農家さん・漁師さんを探しています。
2 沢山の小さな出口を作りたいので売る場所と人を探しています。
3 副業で故郷の食の販売に関わりたい人を探しています。
4 ボランティアでSNSを使って商品をPRしてくださる方を探しています。

3月には、横浜の新大船商店街の朝市に出店する予定でしたが
コロナウィルスのための朝市が中止になってしまいました。
コロナが収束すれば、あちこちの朝市でお目にかかるかも知れません。

川野さんの連絡先は下記のURL
https://namihei5963.com/
興味のある方は連絡してみてください。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

あなたのお店のコンセプトは?

2020年2月20日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

箱根の仙石原で35年前から
ゲストハウスをやっているのが、富士箱根ゲストハウス

1984年の開業以来、75カ国15万人を超える
外国人観光客を迎えてきており、日本のゲストハウスのパイオニア的存在。

なんといっても、リピーターが多く
10回以上、ここを訪れている人も珍しくないそうです。

世界最大のインターネット旅行
口コミサイト「トリップアドバイザー」で
「エクセレンス認証」を5年連続で獲得した
施設として「殿堂入り」を果たしています。

代表の髙橋正美さんの著書を読むと
「出会い、ふれ合い、学び合い」が
コンセプトになっている宿だと感じました。

さて、今回のテーマは
「あなたのお店のコンセプトは?」です。

「あの商品のコンセプトはイマイチだね」とか
「最初にコンセプトをはっきりさせなければダメだよ」
などと、私たちは日常会話の中で
コンセプトという言葉を良く使っています。

コンセプトによって
ビジネスがうまくいくかどうかが
大きく左右されます。

ここでは、2つの事例に基づいて
コンセプトの持つ効果について考えていきます。

山奥の村に一大産業を生み出したコンセプト

高知県馬路村、馬でしか行けないから
というのが村の名前の由来だという山奥の村です。

ホームページには、人口がだいたい1000人
と書いてありました。
“だいたい”という表現が、私の好みにピッタリです。

2001年より有機栽培でゆずを育てています。
それを、ゆずしぼり、ゆずドリンク、ゆず化粧品などの製品にして
全国に販売しています。

このゆず製品の売上げが30億円を超え
村の一大産業になっています。

ゆず製品自体は、馬路村だけにあるわけではありません。
私の住んでいる相模原市でも
藤野地区では、ゆず製品の販売を積極的に行っています。

馬路村では、購入する都会人が
「何が欲しいのか」を徹底的に追及しました。

その結果
♪うさぎ追いしかの山、小鮒釣りしかの川…♪
小学唱歌「ふるさと」の歌詞のような
豊かな自然に囲まれた日本の原風景

人と人がつながり
誰もが顔見知りで
お互いに助け合って生活している田舎の暮らし
都会の人たちは
ゆずの果汁や化粧品だけでなく
こんな日本の原風景や田舎の暮らしを
求めているのではないかということに気付きました。

そこで、馬路村のゆず製品は
「村をまるごと売る」というコンセプトにしました。

パッケージもこのコンセプトのもとにデザインされました。
いったん購入すると
手書きの年賀状が来るなど
村人のように扱われます。

いったんコンセプトが明確になると
そのコンセプトのもとに
どんなことをやれば良いかが
ハッキリしてきます。
コンセプトの持つ凄さです。

閑散としていた旅館を人気宿にしたコンセプト

山形県にある「すみれ荘」という温泉旅館です。
客単価8000円で、稼働率は4割
閑古鳥が鳴いており、廃業寸前でした。

米沢牛が名物ですが
山形県の旅館の場合
これを前面に打ち出しても差別化にはなりません。

そこで考えたのが「お二人様専用」というコンセプト

ホームページでは
当館はおふたりさま専用の旅館です。
大切な人との特別な時間がある
「時の宿すみれ」と紹介されています。

自然の中で、二人だけの大切な時間を持ってもらう。
そのためにすべてを徹底する。
だから、部屋にはテレビは置かない。
子供連れはお断り。
部屋食もやめる。

カップル・夫婦、母と娘、女友だち同士、姉妹での利用
あるいは、子供たちが両親に温泉の旅をプレゼント

その結果
客単価は2万円、稼働率は9割
なかなか予約が取れない人気の温泉旅館になりました。
とがったコンセプトが
閑古鳥旅館を大きく変えました。

コンセプトとは、WhatをHow化したもの

私がずっと以前にお会いしたことがある
プランナーでコンセプターの平林千春さん
彼の著書である「コンセプト・メイクの技術」には
コンセプトとは、WhatをHow化したものと書いてあります。

つまり、「What(何を)」「How(どのように)」を明確にしたものが
コンセプトというわけです。

この定義から、馬路村のゆずとすみれ荘のコンセプトを考えてみると
馬路村の場合   What「ゆず製品を」  How「村ごと販売する」
すみれ荘の場合  What「温泉旅館を」  How「おふたりさま専用として提供する」
ということになりますね。

どうでしょうか?
コンセプトが分かりやすくなりましたでしょうか。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

生涯顧客価値を高めるには?

2020年2月3日

 

 

こんにちは

中小企業診断士の大場保男です。

 

私は平成4年から今に至るまで

27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

 

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、

教えてもらったり、学んだことを

 

商店街や地域の活性化に少しでも

お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

 

3月は秦野と横浜の2か所で朝市をやります。

3年前から実施している横浜の新大船商店街の朝市

今回は「ふれあい動物園」や音楽ライブをやります。

 

ヒヨコやウサギ、ヤギにモルモット

子供たちに、こんな小動物とふれあってもらいます。

子供って、本当に動物が好きですね。

さて、今回のテーマは

「生涯顧客価値を高めるには?」です。

 

一人の顧客獲得コストは8千円~1万円

 

新規のお客様を集めるには

リアルなお店ならば新聞の折込みチラシ

ネットならばメルマガ発行やLINEによる情報発信

 

これらが一般的ですが、

チラシの場合は、チラシの制作・印刷費、折込み料が掛かります。

メルマガの場合には、リスト集めに費用が掛かります。

 

もちろん、やり方によって大きく変わってきますが、

一人のお客様を獲得するのに

平均して8千円から1万円掛かると言われています。

 

でも、費用を掛けて獲得したお客様

放っておくと、年に25%のお客様が脱落すると言われています。

脱落してしまう一番の原因は、その店のことを忘れてしまうこと。

 

実にもったいないことです。

 

ある一人の顧客が生涯にわたって

あなたにもたらしてくれる価値

これが生涯顧客価値と呼ばれるものです。

 

では、生涯顧客価値を高めるには

どうしたらいいのでしょうか?

 

あなたが、そのお客様に信頼されている

そのお客様の役に立っている

だからこそ、そのお客様はあなたと付き合い

あなたの商品を買い続けてくれるのです。

 

だから、結果として生涯顧客価値が高まるのです。

 

では、そのためにはどうすればいいのでしょうか?

私は、次の3つのことが必要だと思います。

 

1 あなたに対して信頼感を抱いてもらうこと

2 お客様に役立つことを提供し続けること

3 お客様同士の交流の場があること

 

あなたに対して信頼感を抱いてもらうこと

 

「ザイアンツの法則」をご存知でしょうか?

それは、次のような法則です。

きっと、あなたも実感しているところだと思います。

 

・人間は、知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする。

・人間は、会えば会うほど好意を持つようになる。

・人間は、相手の人間的な側面を知ったとき

より強く相手に好意を持つようになる。

 

相手に信頼してもらうには

相手に親しみの感情を持ってもらう必要があります。

そのためには、あなたの人間的な側面を知ってもらうことです。

 

そのために、次の3つの話題をテーマにすると効果的だと言われています。

・子供時代の話(小学生くらいまで)

・自分の失敗談(あくまでの事実)

・家族の話(妻、夫、子供、親兄弟、ペット)

 

このようなことの他に

趣味の話、最近印象に残ったことなどを

ニュースレターやメルマガ

などで発信していきます。

これを自己開示と言います。

 

自己開示は頻度が多ければ多いほど

親しみを抱いてもらえると言われています。

 

親しみを感じてもらうことは大切ですが、

それだけでは信頼してもらえません。

約束を守る、迅速な対応をするなど

ビジネスの基本を徹底することが大切なことは言うまでもありません。

 

お客様に役立つことを提供し続けること

 

お客様があなたの商品を購入することは

その商品が、自分にとって価値があると納得したからです。

 

お客様に商品を買っていただくには

お客様を教育して、その商品の価値を知っていただくことが必要です。

つまり、販売=教育なのです。

 

あなたの商品やあなたからの情報が

お客様の役に立つこと

これがないと、お客様との関係は途切れてしまいます。

 

私の知合いの年商4億円の街の電気屋さん

お客様のお宅を定期的に訪問して

お客様の困っていること

お客様の生活がもっと快適になること

これを提案し、お客様と長い付き合いを持続しています。

 

この場合、ただ単に

次々と新製品を紹介するのならば、

あの電気屋は、いつも商品を押し付けるという気持ちにさせてしまいます。

 

あくまでの、お客様視点から考えて

お客様に役立つことは何だろうと考えることがポイントです。

 

お客様同士の交流の場を持つこと

 

いくら孤独が好きだと言っても

人間は、本質的に寂しがり屋であり

人と人との交流を求めています。

 

クリック一つで何でも買うことができ

しかも自宅に届けてくれるサービスが行き届いているにも関わらず

ネットとは対極な存在である朝市には大勢のお客様が来ます。

 

なぜでしょうか?

お客様は便利さだけでなく、

人との触れ合いや交流を求めているからだと思います。

 

交流の場として会員制度があります。

私の知合いの自転車屋さん

会員制度を導入して

定期的に自転車によるツーリングを楽しんでもらっています。

 

このような会員制度を導入して

交流のためのイベントを行うほかに

ネット上に会員ページを設置して交流してもらう

ニュースレターにお客様交流コーナーを設ける

などの方法が考えられます。

 

いずれにしても

お客様との一生涯のお付き合いができるようになる

これは、ビジネスの醍醐味です。

 

いかに売上げを上げるかということよりも

いかにお客様と長い付き合いをしていくか

このことの方が楽しいでしょう。

 

今回は以上です。

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 “人を幸せにするためには、

        どんな苦労も楽しみになる”

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

【発行者】

経済産業大臣登録中小企業診断士

大場 保男

E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp   Tel.090-5521-7427

 

 

 

小売店が生き残るための3つの要件とは?

2020年1月20日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

1月19日、小田原のデイサービスの広場でのマルシェ
無農薬の野菜、マグロのトロちまき、小籠包、串焼き、
和菓子、燻製、スープ、コーヒー、花など8店が出店しました。

集客の目玉は、100円でジャガイモの詰め放題
50人分のジャガイモを用意したのですが
集まった主婦たち、詰めるわ、詰めるわ、42人で終わってしまいました。

今回は8店と少ない出店者によるマルシェだったので
どのくらいの来場者があるか心配していましたが
4時間で400~500人くらいの来場者で賑わいました。

私たちは、街かどのちょっとした空間でも
地域の人たちの交流の場にしていきたい
そんな願いから、「街かどマルシェ」というイベントを
各地でやっていきたいと考えています。

「やってみたいな」と思われましたら
ぜひ、このブログの連絡先にご一報ください。
ご一緒に地域を盛り上げていきましょう。

さて、今回のテーマは
「小売店が生き残るための3つの要件とは?」です。

朝市やマルシェになぜ人は集まるのか?

私は10年以上前から各地の朝市やマルシェの
立上げや支援のための活動を行っています。

クリック一つで自宅まで商品を届けてくれる
便利な時代にも関わらず、朝市には大勢の人が集まります。

朝市やマルシェには、小売業が生き残るための
3つの要件が備わっているからだと思います。

朝市のチラシを見ると
そこには、大勢の人たちが楽しそうに集まっている
イベントもある、今回のような“詰め放題”もある

これが「楽しそうだな、行ってみよう」
という“来店動機”につながります。

朝市の会場に行くと出店者が来場者に声を掛けたり
商品の説明をしながら試飲や試食をさせてくれます。

これが「せっかくだから、買ってみようか」
という“購買動機”につながります。

朝市会場には、イスやテーブルが設置されており
買ったものをそこで飲食したり、友だち同士で話したり
バンドやダンスなどのイベントを見たりできます。

これが「愉しかった、面白かった」
という“感情体験”につながります。

朝市を通してご紹介した3つの要件
“来店動機の創造”、“購買動機の創造”、
“感情体験の創造”、これが小売店が生き残るための要件です。

来店動機の創造のために

1つ目の要件である“来店動機の創造”です。
商店街の店は、買いたい気持ちがあっても入りにくいと言われています。

いったん店の中に入ったら、何も買わずに出てこれない
だから店内に入るには勇気が必要であり、気軽には入れない
という声を良く耳にします。

買物をする目的がなくても
気軽に入れるような店にしていく
これが“来店動機の創造”につながります。

サロン風のコーナーを作って
そこで店主や来店客と気軽にお茶を飲める

店内に昔の商店街の写真や商売道具を展示する
“まちゼミ”や“100円商店街”も来店動機につながります。

ある呉服店では、全国から美味しいお菓子を取り寄せて
店頭で販売したり、店内で食べてもらったりしているそうです。

理髪店では、月に1回他業種とのコラボ企画をとして
店内の空きスペースで、ネイルサロンやタロット占いなどを
実施しており、理髪店にも関わらず女性客が4割を占めているそうです。

プロレスが大好きな店主が
プロレスの雑誌やビデオ、本などを店内に取り揃え
プロレスファンが集まってくるという話を聞いたことがあります。

購買動機の創造のために

来店したお客様に「これを買いたい」
と思ってもらうようにするのが“購買動機の創造”
そのためには、商品の価値をしっかりと伝えることです。

そのために一番のツール、それがPOPです。
割引の値段だけを書いたPOPでは価値は伝わりません。

なぜ、その商品をお勧めするのか
その理由を書いたのものがPOPです。

POPに目を向けてもらうためには
「おや?面白いことを書いてあるぞ」と
思わせるようなコピーで足を留めてもらうこと

そして、「なるほど」と納得してもらう
これがないと購買にはつながりません。

ある食品スーパーでは
自分が担当する食品を実際に食べてみて
自分が感じたことをPOPに書いているそうです。

お客様に価値を伝えるには
“よそ行きの言葉”や“借り物の言葉”でなく
自分自身の本心を表現することが大切だと思います。

感情体験の創造のために

その店に行って“愉しかった”“面白かった”
“気分が良かった”“癒された”などの感情を持っていただく
これが感情体験の創造です。

アマゾンでは便利に買物出来ても
このような感情体験を伴った買物はなかなか出来にくいと思います。
これこそ、店での買物ならではの体験ではないでしょうか。

そのためには、店の人自身が
愉しんで仕事をやる、商売をやることが必要でしょう。

かつて、ある店主から
「明日はどんなことでお客様に喜んでもらうか
これを考えると前の晩からワクワクする」という話を聞きました。

今回は以上です
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

2020年 小売店の生き残る道は?

2020年1月9日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

去年の6月から半年ぶりのブログです。
今年は頑張ってブログを書こうと思っていますので
宜しくお願い致します。

1月19日、小田原・鴨宮のデイサービスの広場でマルシェをやります。
最近、マルシェが流行りのようになっていますが、要は朝市のことです。

昨年10月にオープンしたこのデイサービス
動物が好きな高齢者のために、イヌやネコとともに
時間を過ごすことができ、ともに笑顔になれる空間を目指しています。

今回、地域の方々に開かれた施設として
広く知っていただき、親しんでいただくために、
マルシェをやることになりました。

施設の前にある広場といっても
10店程度しか出店できません。

私たちは、街かどのちょっとした空間でも
地域の人たちの交流の場にしていきたい
そんな願いから、「街かどマルシェ」というイベントを
各地でやっていきたいと考えています。

「やってみたいな」と思われましたら
ぜひ、このブログの連絡先にご一報ください。
ご一緒に地域を盛り上げていきましょう。

前置きが長くなりましたが、今回のテーマは
「2020年 小売店の生き残る道は?」です。

アマゾンの台頭で街はつぶれるのか?

もう何年も前から商店街に行くと店主から、
「最近は、店に客が来なくなっただけでなく

街そのものを歩いている人がめっきり少なくなった」
こんな声をよく聞くようになりました。

アマゾンで買う人が多くなったので
わざわざ店に出掛けて買物しなくなったと言うのです。

買いたいものがあれば
買いたい時に、クリックすれば
家まで届けてくれるという便利な時代です。

これでは、街や店に人は来ませんよね。
こんな時代に小売店が生き残っていくには……?

“ヒト”に焦点を当てたコミュニケ―ションを!

冒頭にマルシェの話をしましたが、
私は10年以上、神奈川県各地でマルシェや朝市をやってきました。

家にいてクリック一つで買物できる便利な時代に
なぜ、マルシェや朝市には大勢の人が集まるのでしょうか?

そこでは、商品というモノのやり取りだけでなく
人と人との交流や触れ合いがあるからだと思っています。

ネットではできないようなコミュニケ―ション
これによって、お客様との絆を作っていく

その商品がどのように生活を豊かにしていくのか
コミュニケーションによって商品の価値を伝えていく

絆を育てていくためのコミュニケーションと
価値を伝えていくためのコミュニケーション

コミュニケーションの中心にいるのは“ヒト”です。
マルシェや朝市のように、そこには人と人との
触れ合いや交流がなければなりません。

全国の商店街に“まちゼミ”の輪が広がっています。
ここでは、店主とお客様との間に交流と信頼が生まれています。

商品の宣伝や販売をしてはいけないとされており
店主を中心に“ヒト”に焦点が当たった情報交流の場となっています。

かつて、「“モノ”から“コト”へ」と言われました。
これからの小売店を考える場合、「“コト”から“ヒト”へ」が
極めて重要なコンセプトになっていくと思います。

なぜなら、“愉しかった”“嬉しかった”
“気分が良かった”“面白かった”“癒された”
という感情体験は、“ヒト”を媒介にしてこそ可能だからです。

この感情体験の創造ということは
来店動機の創造、購買動機の創造とともに
これから小売店が生き残っていくための3つの要素の一つなのです。

では、絆を育てていくため、商品の価値を伝えていくための
コミュニケーションはどのようにやっていくのか
そのために、“ヒト”に焦点を当てるとはどういうことか

次回のブログでは、この点についてと
小売店が生き残るための3要素についてご紹介していきます。

前置きが長くなったため中途半端になってしまいましたが
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

アメリカでは“ファーマーズ・マーケット”が地域活性化の切り札!

2019年6月18日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

スーパーがなくなってしまった、さあどうする?

シャッターが閉まった店が目立つ横浜市栄区の新大船商店街
商店街の近くにあったスーパーが閉鎖になってしまいました。
高齢者が多いこの地域、大型スーパーまではかなり遠い。

さあ困った、どうしよう…というので
地域の人たちから商店街に要望がありました。

定期的に野菜を出張販売して
くれる人を呼んでもらえないだろうか?

そこで、茅ヶ崎の湘南野菜を販売している
人にお願いして販売してもらうことにしました。

せっかく出張販売しても
そのことを知ってもらわなければ…と

チラシを1000枚印刷し、自治会の協力を得て
地域の各世帯に配布してもらいました。

その第1回が先週の日曜日(6月9日)、
果たしてお客様は来てくれるだろうか?

9時から販売開始予定だったのですが
8時半ごろからお客様が集まり始め
私が会場に着いた10時頃にはほぼ完売状態

後から来たお客様は買うものがない状態だったので、
販売者は、「申し訳ありません!」と平謝りの繰り返しでした。

飲食店が地元の野菜を使ったメニューの提案!

大和市の桜ヶ丘駅前の商店街
昨年から年に2回ほど朝市を実施しています。

この朝市で大人気なのが地元の久田の野菜
毎回、ブースの前には長蛇の行列が出来ます。

今年の5月の朝市を実施したときに、
初めての試みとして
商店街周辺の飲食店5店が、地元の野菜を使ったメニューを提供

ほとんどの店が多くの来店客で賑わいました。
これをきっかけに、朝市の時ばかりではなく、
今後も農家と提携して、地元の野菜を使ったメニューを
提供していく店が何店か出てきました。

このような地元農家と飲食店のネットワークによって
近所の畑でその日の朝に収穫された新鮮な地場野菜が
その日のうちにメニューとなって飲食店で提供できるようになります。

ファーマーズ・マーケットは地域コミュニティの核!

アメリカでは市街地などで
地元の農産物とその加工品などを販売し
地域住民の交流拠点となっている
ファーマーズ・マーケットが盛んに行われているそうです。

農業者と商業者、地域住民が一体となった
地域コミュニティが、ファーマーズ・マーケットなのです。

アメリカでは近年、ファーマーズ・マーケットが
中心市街地再生の重要な役割を果たすという
認識が深まっていると言われているとのことです。

私たちは、朝市の集客のために
農家に出店してもらおうと考えてきましたが

これだけにとどまらず、
商店街の新たなコミュニティづくりのために
農業者と商業者のネットワークをもっと
もっと強くしていく必要があると思います。

そこに商店街や地域活性化の
一つの方向性があるように思います。

さて、このブログは「商店街・地域活性化」がテーマですが
私のもう一つのライフワークがシニアの方々の起業の応援です。

地域の活性化には、
起業する人をもっと増やしていくことが大切だと考え
4年前から今までに250本近くの起業応援のブログを発信しています。

今回、その集大成として
50代・60代の方の起業が成功するポイントを
90分の動画にまとめ、7月から期間限定で公開することにしました。

周りの方で、起業してみたい方や
起業に興味を持っているか方がいましたら、
動画を見ていただくようご紹介ください。

下のURLをクリックすると
どんな内容の動画か詳しいことをご覧になることが出来ます。

http://lifework-kigyo.net/lp/web_seminar.html

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

商店街で“買物難民”対応を始めました

2019年6月3日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

近くのスーパーがなくなった。さぁ、どうしよう…

横浜市栄区の新大船商店街
ここでは3年前から年に3回朝市を実施しています。

この商店街の周辺には、高齢者が多いのですが
近くにあった食品スーパーが閉鎖になり
買物が不便な、いわゆる“買物難民”が生まれてしまいました

野菜だけでも出張販売してくれる人を
呼んで欲しいという要望が商店街に寄せられました。

そこで、朝市に出店している人にお願いしたところ
定期的に出張販売してもいいですよという返事
本当は毎週来て欲しかったのですが、月に1回ということになりました。

彼は、地味が肥えた茅ヶ崎の山側の畑で収穫された
最小限の農薬しか使っていない野菜を農家から直接仕入れて販売しています。

チラシを1,000枚印刷し、自治会の協力によって
各家庭に配布して告知していくことになりました。

毎月第三日曜日の9時から11時まで
6月からスタートしますが、果たしてお客様は何人来てくれるかな?

“買物難民”は全国で約700万人も!

高齢化の進展と近くの店の閉鎖で
買物が不便な“買物難民”が増えています。

テレビでも特集をやっており、
その番組では、“買物難民”を次のように定義していました。

65歳以上で半径500m圏内に
スーパーなどがなく、車の利用ができない買物困難者

経産省の統計では全国で約700万人いるそうで
高齢者の車の運転は危険だからと免許の返上が進むと
この数はもっと増えていき、大きな社会問題になっていくでしょう

この問題は、地方だけの問題ではありません。
先日のテレビでは、原宿のアパートの“買物難民”を紹介していました。

創業相談に「移動スーパー」をやりたいという青年が…

私は毎週、創業相談をやっていますが、
そこに「移動スーパー」をやりたいという青年が来ました。

買物に困っている高齢者の役に立ちたい
こんな願いから始めたいというのです。

何と奇特な青年だと感心しつつ
今まで商売をやったことがないということに
志は良いけれど、本当にやっていけるかなと心配でした。

ところが、彼は対象としている地区のお宅を
1軒、1軒訪問して、果たしてニーズがあるのか
どんな商品が求められているのかという市場調査をやっていました。

品揃えや仕入れのノウハがないので
「移動スーパー・とくし丸」と提携して始めるというのです。

「移動スーパー・とくし丸」ってどんな商売?

買物困難者を対象にした「移動スーパー・とくし丸」
徳島県からスタートして、全国に広まりつつあります。

冷蔵庫を搭載した軽トラックに
野菜、果物、肉、総菜、刺身、寿司、パン、菓子から
日用品まで約400品目、1,200~1,500点を積み込んで販売しています。

そのコンセプトは、“ネット・スーパー”ではなく
対面販売によるコミュニケーションを重視した“ヒト・ネット・スーパー”
お客さんとの信頼関係を保つために、“売り過ぎない”ことを重視しています。

週に2回の出張販売を行うとともに
各地域の自治体等と“見守り協定”を結んで
独り住まいの高齢者の安否確認も行っています。

農商連携と自治会の協力で“買物難民”対応を!

「とくし丸」による“買物難民”対応だけでなく
商店街としても、もっと対応を考えていく必要があると思います。

新大船商店街では、月に1回の出張販売からスタートしますが
地元の農家と連携して、週に1回程度の頻度での販売は考える必要があるでしょう。
さらに、自治会の協力によって、告知活動を積極的に行うことも重要でしょう。

せっかく出張販売を行っても、知らない人が多くて
あまり売れなかったら、「二度とあそこには行かないよ」
と言われてしまったら、中途で挫折してしまいます。

私たち「かながわ朝市ネットワーク」では
今後はこのような活動の輪をもっと広げていきたいと考えています。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

“谷中ぎんざ”で聞いた商店街活性化に向けての10のポイント(その4)

2019年5月26日

 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
26年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

3月初めから入院していた妻が退院しました。
80日間にわたる入院でしたが、まだ歩行が十分ではありません。
そこで、デイケアを受けるために、地域包括支援センターに相談に行きました。

65歳未満ですが、主治医の意見書と訪問調査を受ければ
介護保険に認定されて、保険制度が使えるようです。

今まで、保険料が高いなどと文句を言っていましたが
いざ、自分たちが使えるようになると、有難いものですね。

さて、今回は、「“谷中ぎんざ”で聞いた
商店街活性化に向けての10のポイント」の4回目
第8から第10のポイントについてご紹介します。

第8のポイント
イベントはタイミングが重要…話題性や創造性を併せれば効果大

先日、横浜市栄区の新大船商店街で実施した朝市
長野県栄村の人たちが、季節の山菜やキノコ類を販売しました。
やはり、旬のものなので、大変な人気でブースには黒山の人だかり

5月というこのタイミングで
長野県の山菜、横浜の人にとっては
山国からの嬉しい贈り物、1時間ちょっとで完売しました。

かなり以前になりますが、
やはりこの時期に、南足柄で「金太郎のふるさとツアー」を実施
地元のおばあちゃんたちと、山菜を摘んで天ぷらにして食べようという企画です。

新聞に大きく取り上げられ、
東京・横浜方面から参加したいという人たちの申込みが殺到
申込んだ人たちの半分くらいは
断わざるを得ないほどの人気でした。
これも、タイミングが良かったので、話題性が大きくなったのでしょうね。

第9のポイント
若者は失敗を恐れろ!…計画を綿密に。自己中心的な考えを捨てよ!

ある商店街では、「イベントが若者を育てる!」
というポリシーを持っており、商店街のイベントは
若者に任せており、彼らが商店街のリーダーに育っているそうですs。

若者がイベントに係わることによって
自分の店のことだけを考えている時とは違って
彼ら自身にとっても、色々なメリットがあります。

自分の商売だけでは接する機会がなかった
幅広い人たちと交流することができます。
このことによって、自然に視野が広がります。

また、イベントを通して
人をまとめていく能力や
リーダーシップを身に付けることができます。
この他にも多くのメリットがあり、大きく成長することができます。

ポイントは、彼らに任せたら、
彼らを信じて、あれこれ口を出さないことです。
口を出されると、「だったら自分たちでやれば…」という気持ちになってしまいます。

ただし、イベントが終わったときの検証は極めて重要です。
どんな点が良かったか?どんな点が反省点か?
これをしっかりと検証していかないと、次につながりません。

若者に対する商店街の役員たちの態度には
次のような2つのパターンがあります。

一つ目は、若者が商店街活動に参加してくれた
ことに意義があるとして、「良かった!良かった!」と
何の検証を行わないこと、これでは若者の成長につながりません。

最も良くないのは、失敗したら担当した若者のせいにし、
うまくいったら、自分の手柄にするという商店街の役員の態度です。
こんなことでは、若者が育つわけがありませんね。

第10のポイント
「本音」を重視、「建前論」に耳を貸すな!

もう遠い昔のことになりましたが
私が大学を卒業して会社に入った時の研修で
今でも覚えている先輩社員の言葉があります。

それは、「5時までだけが仕事ではないぞ、
5時からが本当の仕事だと思えよ!」という言葉でした。

社内の会議でも、セミナーの時にも
出張先でも、5時に終わったあと飲み会があります。

5時までの仕事では「建前」しか出ないけれど
飲み会の席では「本音」が出ます。

あくまでも「本音」を重視せよ!という
先輩の教えでしたが、私は、「飲み会」を重視せよ!
と受け止めてしまい、酒ばかり飲んでいたサラリーマン生活でした。

ある商店街、活性化に向けてやったこと
それは、商店街事務所に掘り炬燵を作ったことだそうです。

みんなで炬燵を囲んで「本音」で
話合っていこうという願いからです。

みんなで「本音」を語り合う場を作ること
「本音」を話合う時間を共有すること
このようなコミュニケーションが何よりも大切だと思います。

商店街の活性化に向けての10のポイント
4回目の今回が最後となりました。
もう一度、10のポイントの項目だけをあげておきます。

1 個店の魅力と商店街活動は車の両輪
顧客は個店を目指してやってくる。
2 商店街リーダーの育成は簡単にはできない?
商店街に活性化は「商店街バカ」の数で決まる!

3 1店で2世帯分の所得が得られれば後継者不足は解消!
4 リピーターの確保は絶対必要!
5 ニーズよりウォンツ(=それなら欲しい、遠くでも買いに行く)

6 商店街は目立たなければならない!メディアを有効利用
7 商店街の性格は、顧客によって変えられていく
顧客ニーズ優先

8 イベントはタイミングが重要
話題性や創造性を併せれば効果大
9 若者は失敗を恐れろ!計画を綿密に、自己中心的な考えを捨てよ!
10 「本音」を重視、「建前論」に耳を貸すな!

これらの10項目についての私の説明
いささかピントがずれていた点もあったかと思いますが
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

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