“街かどマルシェ”には色々な可能性が!
こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。
私は平成4年から今に至るまで
27年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。
その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを
商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。
今回のテーマは
「“街かどマルシェ”には色々な可能性が!」です
以前は、毎月のように神奈川県内各地で朝市をやってきた私ですが
コロナの影響で、昨年の1月に実施して以来ずっと出来ない状態。
昨日(4月3日)は、本当に久し振りの朝市
といっても、無農薬野菜、三崎の海産物、
相模原のタマゴ街道の鶏卵の3店のみの出店者でした。
場所は、この日にオープンした
自販機専門ショップの前の小さなスペースです。
今まで私たちが実施してきた朝市は最大で120店が出店
通常でも40~50店が出店する規模でやってきました。
このような朝市は、シャッター通りと言われるような
寂れた商店街に多くの人を呼び戻すために実施してきました。
1回実施すると数千人単位の来場者があり、
何度も新聞やテレビにも取り上げられてきました。
今回実施した朝市は、規模が全く違います。
商店街そのものに人を呼び戻すのではなく
新規開店した店を地域の人たちに知ってもらうための朝市です。
昨年1月にも同じような目的で実施しました。
出来てから間のないデイサービスをもっと地域の方に知って欲しい。
そのために、デイサービスの前庭に8店に出店してもらって実施しました。
店を知ってもらう、来店促進を図る
店の前に小さなスペースがあれば
そこで朝市を実施すれば効果を上げることができます。
もう少しスペースがあれば
テーブルや椅子を置いて、地域の人たちが
交流できる場所にすることが出来ます。
ただし、このようなやり方はコロナが収まってからになりますが…。
店の前や街かどの小さなスペースで実施する朝市
私はこれを“街かどマルシェ”と呼んでいます。
朝しかやっていないという印象を避けるために
“マルシェ”という言葉を使うようにしました。
小規模な朝市は、近くに買物場所がなくて
日常の買物に不便な地域の買物難民対策にもなります。
団地や住宅街の空地に野菜や総菜、生活必需品を販売する
7~8軒の出店者による臨時の商店街です。
私はこれを“出張商店街”と呼んでいます。
コロナが収束したら
思い切って大規模な朝市をやりたいなと思う反面、
コロナに関係なく小規模な“街かどマルシェ”や“出張商店街”を
もっともっとやっていきたいなと思っています。
今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427