“何を”売るか、よりも“誰が”売るか?


 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

この間の日曜日、10月28日です。
この日は、相模原・古淵の「朝市まつり」と
座間・相武台の「ハロウィン」、私は両会場を行ったり来たり

良い天候に恵まれ、両会場とも大変な賑わい
特に相模原・古淵会場は、午前中で売切れの店が続出でした。

座間・相武台会場、1年前には会場近くのアパートから
9つの人間の首が発見されて大きなニュースになり、
こんな悲惨なことが、ごく身近で起こって本当にびっくりでした。

ところで、今年の渋谷のハロウィン
一部が暴徒化して商店街では大変困っているようですね。

秩序正しく行われた川崎のハロウィンのように
主催者がきちんとルール化して実施することが必要なんでしょうね。
せっかくのハロウィン、地域の活性化につなげたいものです。

さて、56回目の今回のブログのテーマは
「“何を”売るか、よりも“誰が”売るか?」です。

なぜ、あの自然食品店は心に響かないのか?

お世話になっている知人、彼の一家はベジタリアンなので、
日頃の感謝の気持ちを贈ろうと行った自然食品の店
店内は閑散としており活気がありません。

やっぱり、自然食品の店は難しいのかなと思う反面
店や店主の想いが伝わって来ないなと感じました。

商品に付けられたPOP
原料や製法のこだわりが細かに書かれています。
でも、何か説明が心に響かないのです。

なぜ、その商品をお勧めするのか?
店主の言葉や、その商品を使った人の声があると、
きっと興味を持って見ただろうなと思いました。

そうです。そこには“商品”はあっても、“人”がいなかった。
“商品”の情報だけならば、ネットで十分得られる
値段も安いかも知れないし、家まで届けてくれます。

リアルな店舗の強みは
店主や販売員という“人”なのです。
もっと“人”を前面に出すことが必要なのです。

“人”を前面に出すには?

“人”前面に出す方法として
次のようなことが考えられます。

1 顔写真を出す
2 名前を出す
3 想いを書く

私は今までに、100店以上の
ニュースレターの作成のお手伝いをしてきました。
そこには店主や販売員の顔写真を必ず載せました。

ところが、恥ずかしいからと言って
嫌がる女性店主も少なからずいました。

でも、顔写真があるのとないのとでは
見る人の注目率が3割違うと言われています。
なぜなら、人が最も興味を持つのは人だからです。

名前を書いた名札を付ける
チラシやニュースレターに店主の想いを書く
こんな方法も“人”を出すことにつながります。

“朝市”や“まちゼミ”では、“人”を売っている!

今まで各地で朝市をやってきて
なぜ、朝市ではあんなに売れるのだろうと
不思議に思うことが、しばしばあります。

安くて新鮮なものが買える
何か掘り出し物がある、これだけではなく
人との会話や触れ合い、これも大きな魅力だと思います。

朝市では、店主という“人”が前面に出ています。

お客様を対象に、店主が講師になって
生活に役立つことをお話しする“まちゼミ”

これも店主という“人”を売る場となっており
実施後の来店促進に大きな効果を発揮しています。
やっぱ、“人”ですよ、“人”を売ること!

一度だけでいいので食べてください!

一度だけでいいので食べてください。
私はロールケーキが大好きです。

大好きなので、多くの方にこのロールケーキを
食べてもらいたいと思い作っています。

しかし、私は文章を書くのが苦手なので
このロールケーキの美味しさを伝えることができません。

そのためか、全く売れません。
これは緊急事態です。一度食べていただいたら
今までのロールケーキとは違うことが分かっていただけると思います。

私はテレビを見ていていつも思います。
石ちゃんや彦摩呂さんのように美味しさを上手に表現できるようになれたら
どれだけ良いか……。

文章は下手でも
ケーキ作りには徹底してこだわります。
心を込めて作ったロールケーキ 1ケ 250円

ある人が紹介していたPOPの事例です。
ここまで言われると、一度食べてみようという気持ちになりますね。

この文章を読むと
ロールケーキそのものよりも
作っている人の“一生懸命さ”がダイレクトに伝わってきます。

さあ、あなたはどのようにして
あなたという“人”を売っていますか?

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

農産物の直売所を商店街につくろう!


 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

55本目の今回のテーマは
「農産物の直売所を商店街につくろう!」です。

JA直売所一体型のコンビニが!

JA常陸が茨城県太子町にコンビニの機能を備えた
「ファミリーマートJA常陸奥久慈店」をオープンさせた
というニュースが今日(9月23日)の新聞に出ていました。

JAが運営を担うという農産物直売所一体型の店舗では
コンビニの取扱商品に加え、りんごやコンニャクなど
約300点の特産品を販売するというのです。

売場面積は、通常のファミリーマートの
2倍近い85坪、駐車場は50台分、年中無休で
午前5時から午後11時までの18時間営業

オープンの日には、地元住民の長蛇の列ができ
農産物だけでなく、コンビニ商品も多数購入されていたそうです。

朝市でも、農産物販売ブースには長蛇の列!

私は10年以上、神奈川県内各地の朝市に関わってきました。
やはり農産物は、朝市に集客には欠くことが出来ません。

例えば、今年3月に秦野で行われた朝市まつり
農産物を販売する青果店のブースは
買物客の十重二十重の列で商品さえも見えない状態

5月に横浜・栄区の商店街で行われた朝市では
“さかえ”つながりで、長野県栄村の農産物を販売
ブースの周囲は黒山の人だかりで、1時間も経たないうちに完売状態

同じく5月に大和市の桜ヶ丘駅前で行われた朝市
地元の久田の農産物、ここでは何と30分で完売でした。
後から来たお客様に、「商品がないじゃないの!」と苦情をいただく始末。

朝市だけではありません。
一昨年の9月にオープンしたハヤママーケット
ここでも農産物が集客の目玉になっています。

商店街に農産物の直売所をつくろう!

商店街と言えばシャッター通り
今ではこんなイメージを抱く人が多い悲しい現実
でも、諦めてしまったらそこでお終いです。

農産物が人気ならば、
商店街に直売所をつくれば良いのではないでしょうか?

そんな簡単に言うけれど、現実には……、
私には、こんな声が聞こえてきそうです。

そう、確かにそんな簡単には出来ないでしょう。
私も10年以上前、朝市に農家を呼ぼうと
呼び掛けましたが、出てくれません。

でも、1ブースでもいいのです。
農産物を販売している朝市というだけで人が集まり
農産物以外の商品も売れていく多くの事例を目にしました。

空店舗でも、ちょっとした空地でもOK!

「ウチの商店街は、開いている店は少ないけど
空店舗ならなんぼでもあるよ」と言うなら
空店舗でやればいいのです。ちょっとした空地でも出来ます。

毎日やらなくても、1週間に1日だけでも
1カ月に1日だけでも良いのです。
ただし、1回だけでなく、継続してやることが必要です。

急に欲しいと言っても、農産物はすぐにはできない!

農家にお願いした時、こんなことを良く言われました。
「農産物は工業製品とは違うんだよ
急に欲しいと言われても、すぐに出来るわけではない
作付けの予定があるんだよ」

そうなんです。農産物には収穫できる時期があるのです。
だから、来月やるから持ってきて欲しいと言われても
端境期があるので、農家の人は困ってしまう場合があります。

だから、農家の方と話し合って予定を組むことが必要です。
端境期の場合は、青果店にお願いしたこともあります。

農産物は人気があり、集客の目玉になります。
既存の直売所をいう形式にとわられず
自分の商店街では、どんな形なら可能だろうか?
こんな観点から検討してみることが必要だと思います。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士           大場保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

今年の“スーパー総選挙”、第1位はどこか?


 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

今回のテーマは
「今年の“スーパー総選挙”、第1位はどこか?」です。

“スーパー総選挙”は、
TBSラジオが昨年に引き続いて今年も実施。

5月14日から1ヶ月間
インターネットなどで投票を受け付け、投票総数は5149。

注目の第1位と2位はどこか?

昨年と同様に第1位は「オーケー」
第2位は「ヤオコー」という結果になりました。

投票者からのコメントを見ると
第1位の「オーケー」に対しては
「ここに来れば損することはない」「顧客に対する正直、誠実さを感じる」など。

安さだけでなく、
販売するのに不利な情報でも正直に書く
「オネストカード」が支持されているようです。

第2位の「ヤオコー」に対しては
「クッキングサポートが参考になる」
「陳列やレイアウトに工夫がある」などのコメント。

クッキングサポートとは
旬の食材やスタッフがお勧めの調味料を
使った料理を紹介して、試食もOK.
その場で店員に作り方を聞くこともできるというサービスです。

第3位から5位までには、こんなスーパーが!

第3位:「ライフコーポレーション」
第4位:「サミット」、第5位:「マルエツ」となっています。

「ライフコーポレーション」は、
一般のスーパーには出回りにくい
魚も積極的に仕入れており、築地の卸売業者からは
「大手スーパーで鮮魚と言えばライフ」と評価されているそうです。

「サミット」には、「チラシのセンスがいい」というコメント。
選挙ポスターや週刊誌風、あえて白紙にしたチラシなど
広告宣伝に力を入れたのがファンづくりにつながったようです。

店員の熱量がファンを生む!

スーパー総選挙を企画した
TBSラジオの番組でパーソナリティを
務めているジェーン・スーさんは、理想のスーパー像を聞かれて

「やっぱり人なんでしょうね。
店員さんのこの押しがあるから行くとか
人の熱量がより求められる気がします。

ネットで何でも買えるし、アルゴリズムで
薦められるものもすぐ出てくる時代だからこそ
自分が知らないものを知るには、人の推薦しかないので」
と話しています。

人の熱量で勝負するならば
商店街の個店こそ得意領域ではないでしょうか。

大型スーパーやネットとは違った強みを
もっと活かせる領域、それは人と人のつながりだと思います。
このことは、あっちこっちで朝市をやっていての実感です。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

買物弱者が一番増えているのは神奈川県!


 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

今回のテーマは
「買物弱者が一番増えているのは神奈川県!」です。

最近、買物弱者という言葉を良く聞きますね。
買物するお店が自宅から遠い上に、車を使えず
食品購入に苦労する65歳以上の人の割合が増えています。

6月8日、農林水産省は2015年の時点での
買物弱者が824万6千人に上ると発表しました。

3大都市圏で大幅に増えている買物弱者!

高齢化を反映して10年前に比べて21.6%増加しており
65歳以上の人口に占める割合は24.5%に達し
4人に1人が買物に困っているというのです。

10年前と比較すると、
東京、大阪、名古屋の3大都市圏では
44.1%も増えており、地方圏の7.4%増を大きく上回っています。

都道府県別では神奈川県が
全国で最大の68.7%増となっています。

これを発表した農林水産省では
都市部では、高齢者は自家用車を
持ちにくいことが反映していると分析しています。

東京、神奈川とも買物弱者数は60万人以上!

4都県の買物弱者数と65歳以上の
人口に占める割合は下記のようになっています。

埼 玉  人数 38.6万人  人口比 21.6%
千 葉  人数 38.9万人  人口比 24.6%
東 京  人数 60.1万人  人口比 20.0%
神奈川  人数 60.6万人  人口比 28.1%

ここを見ても神奈川県がトップです。

福祉の問題か?商業振興の問題か?

買物弱者の問題について
行政の人と話したことがあります。

彼は、高齢者の買物が不便で
日々の生活が困難になっていることは
高齢者福祉の面から考えるべき問題だと捉えていました。

買物弱者を救済しようとして厳しい立地条件の
地域に出店しても採算を見込むことはできないので、
行政の立場からは、福祉の面から見ざるを得ないのかも知れません。

しかし、そこに買物ニーズがあることは確かなのです。
ニーズがあるところには、経済活動の工夫の余地があることも確かです。

今まで、神奈川県内各地の商店街で
高齢化に対応して共同宅配などの事業を行ってきましたが
その多くがうまく行きませんでした。

思ったほど注文してくれるお客様が少なかった。
限定された日しか宅配できず、ニーズに対応できなかった。
宅配に向けた商店街の体制が整わなかった。

結局は、赤字を負担しきれなかった等々。
様々な原因が考えられます。

買物弱者はどんどん増えていきます。
確かに、高齢者福祉の問題として捉えるべきかも知れません。

しかし、そこにはニーズがあるのです。
商業者として、商店街として
もう一度、知恵を出し合って考えてみるべきではないでしょうか。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士   大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

壁に掛かっているだけの「顧客第一」になっていないか?


 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

気持ち良く晴れた今日(5月27日)
小田急江ノ島線の桜ヶ丘駅前の銀座通りで朝市をやってきました。

出店者は12店と少なかったのですが
大変な人出で、前がよく見えないほどの混雑振り

地元の久田の野菜は、何と30分ほどで完売
三崎や平塚の干物、小田原の蒲鉾なども完売で
なかには、1時間かけで、自分の店から商品を追加搬入した店もありました。

この日、開店していた商店街の店も
夜中の2時に起きて用意した商品が完売し
嬉しい悲鳴をあげていました。

これだから朝市はやめられません。

さて、今回のテーマは
「壁に掛かっているだけの“顧客第一”になっていないか?」です。

会社やお店の方針として「お客さまの側に
立って」とか「お客さま第一」という言葉を上げ、
「顧客第一」と書かれた額を壁に掛けてある会社を良く見掛けます。

しかし、現実には「顧客第一」より「売上げ第一」で
「顧客第一」を実践できている会社やお店は少なく
壁に額が掛けられているけど、見向きもされないのが現状ではないでしょうか。

仕事の目的とは何か?

そもそも仕事の目的とは何でしょうか?
商店街の店主にこんな質問をしたことがあります。

すると、今さら何でそんなことを聞くのか?
と「決まってるだろ、店をやって稼がなきゃ
女房や子供を食わせることができないだろう!」

マーケティングの神様と言われている
フリップ・コトラーは、マーケティングの目的とは
「利益を考慮に入れながら、顧客の満足を創造することである」
と述べています。

「顧客満足の創造」
つまり「お客様に満足してもらうこと」が
マーケティングの目的、ビジネスの目的だというのです。

先ほどの商店主も本当は
お客様の喜んでもらうことがとても嬉しいのです。

「顧客第一」とはどういうことか?

「顧客第一」と言うと、顧客の言うことは
何でも聞かなければならない、まさに「お客様は神様」
だと考えることだと思われがちです。

東武スカイツリーラインの
鐘ヶ淵駅前にあるセブンイレブン墨田5丁目店

オーナーの松山文子さんは
「売上げをつくることを先に考えてはいけない。

何が求められているのか、をまず考えてから
品揃えしないと、見抜かれてしまう」と話しています。

少ない人数で切り盛りしているコンビニでは
店員の方からお客様に声を掛けることはほとんどしません。

しかし、松山さんの店では
「何かお探しですか?」「荷物をお預かりしておきましょう」
などと高齢者に積極的に声掛けをしています。

さらに、世間話の聞き役になったり、
付き添って買物を手伝うようなこともしているそうです。

このような接客を通して顧客、特に高齢者の生の声に
触れる中から、ニーズや不満を察知しています。

松山さんは、墨田5丁目店ともう1店の
オーナーなので、自分が経営する2店を巡回する
ことを日課にしていますが、

競合する他のコンビニも巡回しています。
「他店ではどんなことをやっているのか」
を目的に巡回しているのではなく、その店のお客様を観察しているのです。

顧客のニーズをしっかり捉えている
松山さんの店は、セブンイレブンの平均売上げを
5割程度上回っているそうです。

「顧客第一」とは、顧客の視点から考えること

松山さんの事例を見ると
常に、お客様は何を求めているのか
何を必要としているのかという顧客視点から考えています。

「顧客第一」とは、顧客の視点から
自店では何ができるのかを考えることです。

でも、売上げが低下してくると
売上げを上げるにはどうしたら
いいのだろうかと考えがちになります。

ある優良企業の社長の
こんな話を聞いたことがあります。

「わが社では、売上げをあげるには
どうしたらいいかという会議はやったことはない。

自分の会社の都合から
売上げアップを考えてもロクなことはない。

わが社では、売上げが上がらない時には
原点に返って顧客満足創造会議をやって、
顧客により満足してもらうためのアイデアを出し合っている」

売上げが上がらない時こそ
「売上げ第一」ではなく「顧客第一」
という顧客視点から考えれば売上げは上がっていくというのです。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士            大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

息子の店の味が濃いと感じた母親はどうしたか?


 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
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その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
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小田原城の藤棚の花が咲きました。
大正天皇がこの藤をご覧になって感激されたので
「御感の藤」と言われているそうです。

樹齢は約200年と推定されている古木
5月中旬~下旬が見頃だそうで、今はまだ早かったようです。

さて今回のテーマは
「息子の店の味が濃いと感じた母親はどうしたか?」です。

息子の店の味が濃いと感じた母親

日経流通新聞に載っていた話です。
最近、息子さんが開業した居酒屋に友人と行った母親

たくさんのつまみを頼んだが
そのどれもが彼女には「しょっぱく」感じます。

同年代の60代以上の仲間たちは
よく居酒屋で会食しますが、薄味の店には
何度も通うという話をよく聞いていました。

「全体的に薄味にして
卓上に塩や醤油を置いたらいいのに」と思いましたが
それを息子に言うか言うまいか迷いました。

愛する息子の店、意を決し
「ごめんね」と前置きして、このことを伝えました。

「おふくろ、教えてくれてありがとう」
息子さんはその言葉を真摯に受け止め
いくつかを口にして、塩加減を調整する必要性を感じました。

「わかった!ありがとうね」と
笑顔になったという息子さんの話です。

店に不満があっても、
お客さまがそれを教えてくれるとは限りません。
黙って、その店には足を運ばなくなります。

もし、思い切って教えてくれるとしたら
それはその店に対する期待値が高い証拠ですね。

ある焼肉店の開業時は閑古鳥、なぜ?

よく名の知られた焼肉店の話です。
開業の特別サービスを大々的にチラシで宣伝して
いざ、開店したところお客様が殺到して大混乱

スタッフがまだ慣れていないところに
お客様が殺到、混乱するのも無理はありませんね。

この悪評が広まったせいか
次の日からは、閑古鳥が鳴いている状態に。

そこで考えたのが、お客様から不満の声を聞くこと
レジで不満な点を教えていただくようお願いしました。

指摘してもらった不満な点を一つずつ改善していき
今では、お客様に支持される繁盛店になりました。

北欧のあるスーパーでは
不満の声を聞かせてくれたお客様には
ポイントをサービスするという話も聞いたことがあります。

私の店の良かった点を教えてください!

お客様の不満の声を聞いて
店を改善していく、これ重要なことですが
逆に、お客様から良い点を聞いて活かしている店もあります。

何年か前に取材に行った宮崎県小林市の飲食店
その店では「私たちのお店の良かった点がありましたら
教えていただけますか?」という紙をテーブルに置いてありました。

不満な点ではなく良いと思った点があったら
書いてくださいというお願い
2割程度のお客様が書いてくれるそうです。

これをどう活用しているか?
翌朝の朝礼時に、従業員の前でこれを読み上げます。
すると、嬉しくて泣き出す従業員もいるほど、みんな喜びます。

朝からお客様からのお褒めの言葉を聞いた従業員
もっと喜んでもらおうと、一生懸命になります。

こんなお店が繁盛しないわけはありません。
繁盛店だったからこそ、依頼を受けて私が取材に行ったのですから。

不満の声、お店を褒める声、どちらを集めればいいのか?

どちらを集めるかは、目的によって変わると思います。
商品やメニュー、サービスの改善に役立てようとしたら
不満の声を積極的に収集することが必要ですね。

従業員のやる気や士気を高めるためとか
チラシやホームページなどで自店をPRする場合には
自店の良い点を集めて活用することが必要でしょう。

葉山朝市代表の柳さんから、こんな話を聞いたことがあります。
朝市が上手く行かなかった時には反省会をやらない、
反省会は上手くいった時にしかやらない。

上手くいかなかった時に出る意見は、後ろ向きのロクな意見しか出ない
上手くいったときこそ、前向きで建設的な意見が出るというのです。
言われてみれば、そうだなぁ~と思いました。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】経済産業大臣登録中小企業診断士       大場保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

お花見に商売繁盛のヒントがあった!


 

こんにちは
中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

小田急江ノ島線の大和駅
その隣の桜ヶ丘駅東口の銀座通り
“銀座通り”という名のように昔は賑わっていました。

最近は、人があまり通らない寂しい通りになってしまった
ここで朝市をやって、かつての賑わいを取り戻そうと
大和商工会議所桜ヶ丘支部の人たちと企画を練りました。

実施日時は5月27日(日)の
午前10時から午後2時までの4時間
桜ヶ丘駅から1分も掛からない場所です。

三崎から海産物、小田原から蒲鉾
厚木から鮎など県内各地の特産品が揃うほか
地元のブランド野菜である久田野菜も販売されます。
お時間がありましたら、ぜひ足をお運びください。

さて、今回のテーマは
「お花見に商売繁盛のヒントがあった!」です。

もう葉桜になってしまったのに、
なぜ今ごろお花見の話?と疑問に思うかも知れません。

お花見は秋の収穫のためにやっていた

実は、お花見は春の花を愛でるためではなく
秋の収穫のためにお花見をやっていたという説があり、
しかも、ここに商売繁盛のヒントが隠されているというのです。

そんな眉ツバな話は信じないというあなた
決していい加減な話ではないのです。

日本には、農耕儀礼のひとつとして
予祝行事と呼ばれるものがあります。

あらかじめ期待する結果
つまり秋の豊作に感謝してお花見を行うと
その通りの結果が得られるという考え方です。

お花見は本来
桜に宿った穀物の神様に
秋の豊作を先にお祝いし、神様に感謝する予祝だったのです。

駅のトイレにも予祝の貼り紙が!

何年前からでしょうか?
駅のトイレにこんな貼り紙があるのを目にしますね。
「いつもきれいに使っていただいてありがとうございます」

最初の頃は、この貼り紙を見た時には
「まだ、きれいに使ってないのに、なぜ“ありがとう”なんだ?」と不思議に思いました。

実は、これも予祝だそうです。
先にお礼を言うことで
きれいに使っていただくという結果を期待しているのです。

予祝は商売にも必要な考え方だ!

今日一日、商売を始める前に
お客様として想定している人に感謝しよう
今日の商売がうまくいったことを感謝しよう
というのが、商売における予祝の考え方です。

私たちが提供した価値によって、お客様が喜んでいる状態
これをありありとイメージとして思い描くこと、これが重要です。

繁盛している米屋さんから
こんな話を聞いたことがあります。

明日は、どんなことをやってお客様に喜んでもらうか
お客様が喜んでいる様子を思い浮かべるとワクワクする
前の晩は、こんなことを思いながら布団に入るというのです。

稲盛和夫氏は「イメージはカラー映像で
くっきり映し出されるくらい鮮明でなければならない」
と述べています。

自分の商売がうまくいく
そして、大勢のお客様が喜んでいる
このことに対して感謝する

ビジネスを始める前からこれがイメージの中で完了している
それが予祝なのです。

神様へはお願いするのではなく感謝する

神様へのお詣りも予祝が良いと言われています。
「こうなって欲しい」とお願いするのではなく

願った通りになる前に
「こうなりました。ありがとうございました」
と予祝するのです。

でも、何でもかんでも予祝すればいい
という訳ではありません。

私たちのビジネスは、果たして市場性はあるのか?
競合の中で独自性を発揮できているのか?
提供価値をどのようにお客様に伝えていくのか?

このようなことをしっかり検討した上で
お客様が喜んでいる姿と
自分のビジネスが成功しているイメージを具体的に思い描き
そのことに感謝する予祝を行うのです。

やるべきことをやったら
結果を心配するのではなく、結果に感謝しながらパァッとやる
私たちのご先祖が教えているは、このようなことだと思います。

お花見の中に商売繁盛のヒントがある!
今回の話にあなたはどう思いましたか?

先日、大和商工会議所桜ヶ丘支部の
人たちと予祝をやりました。

5月27日の朝市に大勢のお客様が来て喜んでいる
そんな姿をイメージしながら酒を酌み交わしました。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】 経済産業大臣登録中小企業診断士 大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

商店街だけでなく、個店でもイベントを!


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

昨日(4月14日)
川崎の梨農家の畑で行われた
音楽ライブに行って来ました。

梨の白い花を見ながらという予定でしたが
桜と同じで今年は散ってしまい
すでに梨の小さな実をつけていました。

さて、今日のテーマは
「商店街だけでなく、個店でもイベントを!」です。

五感に訴えることが出来るのがイベント!

小さな実をつけた梨の木の上を見上げれば
やや強い風に乗って、互いに競い合うように流れていく雲の群れ

太陽の光が梨の木の下草を照らしている先より
ビートルズのナンバーやジャズ風の“りんご追分”

その場に居ることによって、色々なことを
目にし、耳にし、皮膚で感じ、匂いを感じることが出来ます。

イベントは私たちの五感に訴えてきます。
このような臨場感こそがネットにはない強みです。

だったら、イベントの持つ強みを
個店でも活用したらどうか
と考えるのは私だけでしょうか?

墓石店でもこんなイベントをやっている

一生のうちに1回買うかどうか分からない墓石
墓石店がこんなイベントをやっている
という話を聞いたことがあります。

熱した石の板の上で焼いた肉は旨い
だったら石板を使ってバーベキューをやろう
といって始まったのが、墓石店のバーベキュー大会

店の顧客、近所や知り合いの人を招いて
実施したところ、その肉の旨さにみんな大絶賛

その後は実費をいただいて
定期的に実施しているというのです。

イベントでの“つながりづくり”が大事!

この墓石店では
イベントを通して何がプラスになったか?

じつは、口コミで新規客が増えたとのことです。

石板で焼いた肉が旨い、
これが話題となってバーベキュー大会に参加する人が増えた

実費を徴収しているので、参加者には心理的な負担感はない
店側にとっても金銭的な負担はほとんどない
何回が実施しているうちに、この店のファンが確実に増えていった。

そうすると、「墓石が必要になったらあの店だよね」
と口コミで、新規の客を獲得できるようになったというのです。

店でイベントをやると
店と来場者の間に“つながり”ができます。

この“つながり”こそが
店の財産になるというのです。

個店でもイベントは十分可能!

これからちゃんこ屋をやるという元力士
彼は、今まで培ってきた人脈を利用して
「相撲部屋見学ツアー」をやりたいと言っていました。

このイベントを定期的に実施していけば、
彼の店のファンは増え、口コミで新規客も増えるでしょう。

でも、彼の場合は元力士だから出来るだろうが
自分たちの店は、イベントをやるネタがないよ
こんな声が聞こえて来そうですね。

本当にそうでしょうか。
次にあげるのは、個店で実施したイベントの事例です。

子供たちに童話の読み聞かせを実施している書店
七輪に野菜の煮物の鍋を掛け、来店者に熱々を振る舞っている八百屋
着物の洗い張り体験を行っている呉服店

そばづくり体験を行っている蕎麦屋
和菓子づくり体験を行っている和菓子店
農家での農業体験ツアーを行っている飲食店

それぞれの業種で色々な
イベントや体験教室、体験ツアーが考えられると思います。

実施することによって
お客様との間に“つながり”作ることができ
これが店の“財産”なります。

何でもネット通販で買ってしまうという今の時代
五感に訴えることこそ、大切なことではないでしょうか。

ちなみに、冒頭でご紹介した梨農家
彼はイベントによって客を増やそうなんて
全く考えていません。

ただ、自分が楽しみたいからやっているのです。
イベントは楽しくやるというのも大切ですね。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

動画を導入して売上げが3割アップした店も!


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

桜は散ってしまって
葉桜になってしまいましたが、
相模原市では4月7~8日が桜まつり。

花が咲いていなければ
客も少なくてゆっくり出来るだろうと
思って行ったら、例年のように大変な人込みでした。

色々な店が出店していましたが
何と、葬儀屋が出店していました。

「新たな自分の出発点」
「夢 目標を持とう」という大きな筆文字の看板

その横に、希望の祈願をする方、
いやな事を葬りたい方
指定の用紙に書いて奉納しましょうと書かれていました。

なるほど、葬儀屋だからいやな事を葬りますよ、そして
自分の新たな自分の出発点にしましょうというメッセージ
言われてみれば、理にかなっているなと納得した次第です。

さて、今日のテーマは
「動画を導入して売上げが3割アップした店も!」です。

商店主の顔が見えることで来店を促す

人口減と郊外型の商業施設に客を奪われ
シャッター街への危機感が強まっている
新潟県魚沼市の小出商店街

2014年から始めたのが各店舗の知恵や
技術を紹介して集客増を目指す「魚沼職人大学」

加盟する16店舗の経営者が「教授会」を組織し
活性化策に取り組んでおり、その一環として行われているのが
Facebookで各店舗の動画を公開している活動

理容店やパン屋などの店主と店舗に焦点を当て
各店が1分ほどの動画で仕事ぶりを公開しています。

「商店主の顔が見えることで来店を促す」
ことが狙いで、参加店では取り組み前に比べ
売上高が約3割増えるなどの成果が出始めているそうです。

成果が出ているポイントの一つは動画の導入

売上げが3割もアップした
というのはすごい成果ですね。

私は、そのポイントは2つあると思います。
1つ目は、動画を導入したということです。

「百聞は一見に如かず」という言葉のように
動画の情報量は写真や文字と比較して格段に多く
約3分間の動画をWEBページに置き換えた場合
約12ページ分に相当すると言われています。

さらに、文字や静止画では表現できない
雰囲気や音、人の表情やニュアンスなどを
リアルに伝えることが可能です。

こんなことは私が言うまでもなく
みんな知っていることだと思います。

でも、商店街のホームページを見ても
動画を利用して商店街の活動や店舗を
紹介している事例は極めて稀です。

なぜでしょうか。動画を撮って載せるのは
面倒だ、金が掛かると思っているからではないでしょうか。

結論から言えば、簡単でお金も掛かりません。
なぜそんなことが言えるかというと
私自身が動画を活用していたからです。

撮影は、スマホやタブレットを
三脚に固定してやれば、自分一人でできます。
私は3,000円ほどで買った三脚にiPadを固定して撮影しました。

撮影した動画の編集や音入れ
テロップ入れは、iPadに付いている
編集アプリで簡単にできました。

二つ目のポイントは店主に焦点を当てていること

大型店やチェーン店と違って
個店の強みは、店主の人柄や個性です。

だから、「商品を売る前に店主を売れ!」
と言われており、商店街で行われている「まちゼミ」は、
これをコンセプトにしているので成果につながっています。

「魚沼職人大学」の動画では
「店主の顔が見えることで来店を促す」
ことを狙いとしています。

店の信頼は店主への信頼です。

こんな人がやっている店なのか
こんなことを教えてくれるのか
こんなふうに商品を作っているのか

動画でこのようなことを伝われば
グッとその店が身近に感じられ
信頼とともに親しみが生まれます。

動画でもっと店主や店舗のことを
紹介してみてはいかがでしょうか。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

二宮尊徳の風呂の湯の哲学とは?


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

今日、3月30日の小田原城の桜は満開
お城のすぐ近くにあるのが報徳二宮神社
二宮尊徳といえば、地域活性化コンサルタントの大先達です。

そこで、今回のテーマは
「二宮尊徳の風呂の湯の哲学とは?」です。

斎藤一人さんが説く成功するための秘訣

長者番付が発表されていた頃、
ずっと番付上位にランクされていた斎藤一人さん
次のような成功の秘訣を説いています。

「あのな、成功するって簡単なんだよ。
相手の気持ちになって動けばいいんだよ」

永松茂久さんの「感動の条件」という本の中には
人生をV字回復させる心のスイッチとして
「自分の心の中に、大切な人の喜ぶ姿をイメージすること」と書かれています。

事業を成功させるには
自分の中にある力を最大限に発揮させることが必要だと言われています。

では、そのためにはどうしからいいのか?
それが、自分の最も大事にしている人を喜ばせることだと言うのです。

米穀店として非常に繁盛している店主から
こんな話を聞いたことがあります。

毎晩寝る前に、明日はお客様に何をして喜んでもらうか
このことを思いながら寝ると、早く明日にならないかとワクワクする
というのです。

でも、寝る前にワクワクするどころか
客数が減ってしまった、売上げが思うように上がらない

まず頭に浮かぶのは、こんなことばかり
という商業者が多いのではないでしょうか。

まず、人に施すことが大事!

小学校の低学年の頃、
おじいちゃんと一緒によく風呂に入りました。

その時、おじいちゃんは、
風呂の湯を向こうに押してやると
湯がこっちに返ってくるだろう

湯をこっちに寄せようとすると
向こうに行ってしまうだろう

だから、自分から何かを欲しがってはダメだ
相手に何かをしてやれば
結局、それが自分に返ってくるんだよ
という話を何回もしてくれました。

子供ながらに、そんなものかなと思いつつ聞いていましたが、
風呂で色々な話を聞いた中で、この話は妙に記憶に残っていました。

実は、この話は二宮尊徳の風呂の湯の哲学
つまり、まず人に施すことが大切だという話だったのです。

セミナービジネスで凄い成果を上げている今井孝さん
彼は、集客のプロセスとは、情報提供のプロセスだと話しています。

相手に施す、与えることが出発点だという考え方は
二宮尊徳の風呂の湯の哲学と同じですね。

効率化の裏で、決して忘れてはいけないもの

では、相手に心から喜んでもらうには、
どうしたらいいのでしょうか?

そのキーワードが「非効率」です。

効率化を図ることによってコストダウンを行い
それによって価格競争力を高めていく
多くの企業で行われている戦略ですね。

でも、効率化を第一に考える現代社会において
決して忘れてはいけないもの

それは“心と手をかけたもの”
つまり、非効率の追究です。

手間暇かけると、そこまでやってくれるのか
と、そこに感動が生まれるのです。
感動は非効率の中に生まれます。

非効率の世界
それは、アナログの極致とも言えるでしょう。
アナログとは、5感に訴えることです。

2種類の成功とは?

さて、成功には2種類あることをご存じでしょうか?
それは、目標達成型成功と展開型成功の2種類です。

目標達成型成功とは
しっかりと目標を立てて
その達成に向けて計画を作成し、着実に実行していくやり方です。

私たちは、子供の頃から
目標達成型の成功を教育されてきましたね。

これは成功するための王道ですが、
目標と立てなければ、
それに向けての計画を作らなければと
心にプレッシャーがかかるという一面があります。

また、目標を達成できないと
ストレスが溜まっていってしまいます。

一方、展開型成功とは何でしょうか?

目の前の人に喜んでもらうよう全力を尽くすこと
目の前の仕事を全力で行うことで
人に好かれ、頼まれごとが増えていくうちに
どんどん道が開けていくという成功です。

この方法の場合
出会う人を幸せにするチャンスが増えて
自分のステージが上がって行きます。

成功するには、
目標を立て、それに向けての計画を作り
着実に実行していくことは必要なことです。

でも、それにばかり拘泥するのではなく、
目の前に人に喜んでもらうこと
自分の仕事に全力を尽くすこと

このような展開型成功を心掛けることも極めて重要だと
心の中で思いつつ、毎日を送っている今日この頃です。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

なぜ朝市にはあんなに人が集まるのか?


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

さて、久し振りの配信になった今回のテーマは
私の原点に戻り、「なぜ朝市にはあんなに人が集まるのか?」です。

「はだの朝市まつり」に1万5千人の来場者が!

私たち「かながわ朝市ネットワーク」では、神奈川県の朝市が一堂に集まる
「かながわ朝市サミット」を年に1回実施しています。

昨年は秦野で実施、あいにくの雨でしたが
約8千人の来場者で賑わいました。
地元の商業者たちも「雨でもこんなに人が来るのか」とビックリ

そこで出たのが、このようなイベントを毎年やろうという意見
そんな経緯があり、3月4日に「はだの朝市まつり」を実施しました。

市役所の駐車場を会場に、市内外から約80店が出店
昨年とはうってかわって暖かな晴天に恵まれ、
朝9時の開始時には、もう多くの来場者で会場は満杯状態

午後2時までの来場者をカウントしたところ約1万5千人
告知はチラシの折込み30,000部とポスター300部
特別に多額の費用を掛けたわけではありません。

特に凄かったのが、地元の八百屋さんの野菜のブース
お客さんがぐるりとブースを取り囲み、さらに20mほどの行列
朝市では野菜が良く売れることは分かっていましたが、
これほどの人気になったのは、他に例がないほどでした。

横須賀の黒船朝市には千葉県からの出店も!

本日(3月25日)は、横須賀・久里浜で黒船朝市
場所は東京湾フェリー発着場の通称「ペリーふ頭」
昨年12月10日に初めて行われ、今回はその2回目です。

東京湾フェリーを利用して千葉県からも出店
前回は30数店が出店し、来場者は約8,000名
今回は50数店が出店しており、前回同様の賑わいでした。

この朝市では、飲食スペースを広く取っているので、
多くの人が海を眺めながら、千葉の“なめろう”などを楽しんでいました。

主催は黒船朝市実行委員会で、事務局は東京湾フェリー
私たち「かながわ朝市ネットワーク」は出店者募集に協力しています。

ネットでの買物全盛の時代に、なぜ朝市に人が集まるのか?

商店街に行って店主の話を聞くと
以前は、大型店やディスカウンターに客を取られたという話
今は、ネットで買物する客が多くなったので、
街を人が歩かなくなったという話が多くなりました。

家に居ながらにして、欲しい商品がいくらなのかが分かり
クリック一つで自宅まで商品を届けてくれるわけですから
利用者が多くなるのは当然かも知れません。

ところが、そんな便利さがあるネットとは対極にある朝市に
多くの人が詰めかけているのはなぜでしょうか?
あちこちの朝市のサポートをしている私も不思議に思うことがあります。

その要因として、私は次の3つがあげられると思っています。

一つ目、それは朝市には交流とコミュニケーションがあること
ネットの買物だけでなく、スーパーやコンビニでの買物でも
買いたい商品を示せば、一言も会話をしなくても買物することができます。

朝市では、「見てらっしゃい、買ってらっしゃい」という売り声ともに
販売員が口角に泡を飛ばしながら「こうやって食うと旨いんだよ!」と
一生懸命に食べ方や調理の仕方を説明している光景が見られます。

やっぱりお客様は、便利さだけでなく
会話やコミュニケーションを求めているのです。

二つ目は、「掘り出しもの探し」的な楽しさがあること
スーパーで買物する場合は、7割以上があらかじめ
何を買うかを決めて買物に行くそうです。

朝市の場合の、安くて新鮮な野菜を買おうと決めていても
行ってみなければ、どんな野菜がいくらで売っているのか分かりません。
そこに「掘り出しもの」を探すような楽しみがあると思います。

また、「へぇー、インド料理があった、韓国料理もあるぞ」と
行ってみなければ分からない楽しみがあります。
このようなことも朝市が人を惹きつける要因だと思います。

三つ目は、毎日の生活とは違った非日常的な空間であること

先日、有楽町の駅前にテントが並んでいました。
何だろうと覗いてみると、東日本大震災の被災地の商品を販売するテントでした。

毎日の生活では、商品は建物の中で販売されています。
ところが、テントでの販売という非日常的な空間が目の前にあると
つい覗き込んでしまうのは、私だけでしょうか?

朝市では、いつもとは違う店が出店していたり
いつもはあまり目にしない商品が売られたりしています。

会場に設置された飲食コーナーで、
青空の下で飲食を楽しむことができます。

朝市会場では、バンド演奏や踊りがあったりします。
普段会うことがない人と会ったりします。

朝市では、毎日の生活とは違うことに出会うことができます。
朝市の非日常的な空間が、人を惹きつけているのだと思います。

すべての朝市が賑わっているわけではありません。
来場者が少なくて寂しい朝市もあります。

私自身、この10年間、様々な朝市を見てきて
来場者が少ない朝市は、上にあげた3つの要因が不十分だと感じています。

5月から新しい朝市がスタートします!

場所は、小田急江ノ島線の
桜ヶ丘駅東口を出て1分の場所にある桜ヶ丘銀座通り

銀座通りという名前ですから
以前は大変に賑わっていた商店街です。
ところが今は、残念ながら空店舗が目立つ通りになっています。

ここを会場に、5月27日(日)の
午前10時から午後2時まで実施します。

ウリは、地元の農家の「久田の野菜」
東は三崎から西は小田原まで県内各地からも応援出店します。

先ほどあげた人を惹きつける3つの要因を満たすよう
いま、地域の人たちと企画を練っているところです。
お時間がありましたら、ぜひ見に来てください。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

若者の商店街への熱い想い!


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

さて、今回のテーマは
「若者の商店街への熱い想い!」です。

1月16日の一般紙の投書欄に
22歳のフリーターからのこんな意見が掲載されていました、

私は個人商店が立ち並ぶ
日本の商店街が大好きだ。

自分が生まれ育った街の
商店街の風景を思い出す時、その記憶は
狭い道を挟んでおしゃべりを交わす本屋や花屋のおじさんたちの笑い声、

総菜屋から漂ういい匂い、
部活帰りに買った精肉店のメンチカツの味、
そして自分自身の抱く何とも言えぬ
温かい感情とともによみがえる。

わざわざ書かずとも、多くの日本人の心の中に、
このような原風景は存在するのではないか。

商店街は、社会にとっても非常に重要だと思う。
大型商業施設と違って過剰な消費をあおることもなく、
地域の中で経済を循環させ、その多様さと温かさで
人々の心を豊かにしてくれるからだ。

しかし、このような商店街の光景は、
急速に失われつつある。

店主が高齢化し、後継ぎもいないため
閉店する店が大変多い。各所で行われる
再開発事業も、拍車をかける。

とはいえ、やはり一番の問題は後継者不足だろう。
一方で、私もだが、新規に店を構えたいと考えている若者もいる。

しかし、自ら開業資金を調達し、販路も
切り開いていかねばならない。道のりは険しい。

「仕方なく」閉店を考えている個人事業主と
開業希望の若者。この両者をつなぐためにできることがある。

今のまま、あるいは形が変わっても、
店を残したいという意思を持つ商店主に、
後継者募集のポスターを貼り出してもらうのだ。

そのための共通のデザインの
ポスターを、私は創りたいと考えている。

素晴らしい文化であり、
社会システムである商店街を後世に
引き継ぐために頑張っていきたい。

いかがでしょうか。
若者の商店街に対する熱い想いが伝わってきますね。

かつては大型店に、今はネット通販に
お客様を奪われて閉塞状態にある商店街

ポスターを貼り出しても
それだけで後継者問題が解消するとは思えない。

しかし、この若者が言いたいことは
商店街には、大型店やネット通販にない魅力があり
その魅力こそ、いま私たちが最も必要としている
ものではないかということではないかと思いました。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

 

農家の直売所を商店街に設置できないか?


中小企業診断士の大場保男です。

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その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
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さて、今回のテーマは
「農家の直売所を商店街に設置できないか?」です。

相模原の聖護院大根がスーパーに!

今日、久し振りに相模原・古淵のイオンに行って来ました。
スーパーの野菜売場とは別の場所に、農家の直売所がありあました。
そこでこんなPOPが目に付きました。

「これは大きな株ではありません。
相模原の〇〇さんが栽培した
聖護院大根です。煮物にすると美味しいです」

聖護院大根と言えば、京都の野菜
関東地方ではあまり馴染みがないので
こんなPOPが付けられていたのかも知れません。

周囲を見ると、スーパーの野菜売場では
あまり見掛けないような西洋野菜なども並んでおり
生産者の名前もしっかり表示されていました。

12月13日の日経MJにも農家の直売所の記事が!

東京都杉並区のサミットストア善福寺店
通常の青果売場とは別に設けられている
「農家の直売所」には、主に埼玉、千葉、栃木
3県の生産農家から届く約100点の野菜や果物が並ぶ。

生産農家とスーパーの売場を
直接つなぐシステムを提供しているには
農業ベンチャーの農業総合研究所(農総研)だ。

サミット青果部の斎藤秀人バイヤーは
「珍しい西洋野菜、形がいびつな低価格品など、
消費者にとっては“宝探し”のようなコーナー。
集客にはつながっている」と話す。

ハヤマステーションの集客の核は野菜!

昨年9月にオープンした
神奈川県葉山町のハヤマステーション

商工会が経営主体となっている
“道の駅”のような商業施設ですが

ここでも、集客の核は
地元の農家の野菜なのです

昨年のオープン時にはちょうど野菜の端境期であり、
品薄が続いて大変でしたが、野菜が安定して供給されるようになると
全体の売上げも好調に推移しているようです。

出品する農家の手取りは極めて高い!

生産農家と小売店の間に
JA、市場、仲卸といった中間流通業者が入った場合

農家の手取りは店頭販売価格の
おおむね3割程度とされています。

この場合は、売り切りなので
農家にとって売れ残りのリスクはありません。

一方、農総研の直売システムでは
手数料を差し引いた手取りは販売価格の65%
ただし、売れ残りのリスクは農家が負うことになります。

ハヤマステーションに出品している
農家の手取りは企業秘密になっていますが(笑い)
売れ残りリスクは、やはり農家が負っています。

商店街の空店舗に農家の直売所はできないか?

商店街が活性化していた頃は
青果店、鮮魚店、精肉店の生鮮三品が揃っていました。

ところが、スーパーの進出などで
生鮮三品の店がなくなってしまうと
商店街の集客力は激減しました。

そこでです。商店街の空店舗に
農家に直売所を設置したらいかがでしょうか。

課題はたくさんあると思いますが
挑戦してみる価値はあると思います。

常設が無理ならば
週に1回くらいから始めたらどうでしょうか。
私たち「かながわ朝市ネットワーク」も協力させていたさきます。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士           大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427

 

印刷広告とデジタル広告、どちらが効果的か?


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

横須賀・久里浜の黒船朝市に行って来ました。
フェリーに乗って千葉県からの出店もありました。

沢山のテーブルと椅子を設置してあるので
ペリーが来航した海を眺めながら、ゆったりと飲食できます。

私が行ったのは10時半過ぎ
開始直後の9時ごろはすごい人出だったそうです。

それにしても、朝市ってなんでこんなに
賑わうのだろうと、不思議な思いに駆られます。

さて、今回も前回に引き続いて
脳科学マーケティングからの情報で
テーマは「印刷広告とデジタル広告、どちらが効果的か?」です。

印刷広告はもう時代遅れか?

印刷広告に比べてデジタル広告は
効率的で、比較的低コストで、動画や音声などを
組み込むことができるので、印刷広告は太刀打ちできない。

さらに、デジタル広告を見る人の
興味関心や過去の行動履歴などに基づいた
広告を打つことも可能なので、的を絞ることができる。

さあ、どうでしょうか。このように見てみると
これからはデジタル広告が圧倒的に有利であり、印刷広告は
もはや時代遅れだと言われても、グーの音も出ませんね。

紙媒体の印刷広告は、感情に訴えることができる!

ここで脳科学マーケティングの登場です。
大手広告代理店ミルワード・ブラウンの調査によると
印刷広告の方が脳に「より深い痕跡」を残すことが分かったというのです。

紙は、物として私たちの目の前に存在しているので
脳内の空間記憶にかかわる神経回路網を活性化するので

紙媒体の広告の方が、より鮮明であり
感情を伴って残ることが実証されたというのです。

これは、どういうことでしょうか。
感情に訴えるメッセージは、
紙媒体による広告の方が、より記憶されるということです。

チラシでは何を訴えていけばいいのか?

この研究結果をチラシに活かす方法を考えてみましょう。
多くのチラシが商品の紹介に終始しています。
これでは、デジタル広告に負けてしまいます。

印刷媒体では、感情に訴える方が有利であるならば
商品紹介の前に、“共感”から入ることが重要だと思います。

例えば、あなたはこんなことで困っていませんか?
こんな悩みはありませんか?という問い掛けから入ります。

すると、「そうそう、そんなことあるわ」
とチラシを読んだ人は共感し、その先を読もうとします。

最初から、わが社の商品はこんなに素晴らしいですよ
と訴えても、相手の感情を刺激することはできません。
読む人の気持ちや立場を考えたメッセージが重要なのです。

印刷に使用する紙は厚い方が効果的?

私たちは経験的に
薄い紙だとすぐ捨てられてしまうから
予算が許すならば、なるべく厚い紙にしようと思っていました。

じつは、これは正しいことだと
脳科学マーケティングが言っているのです。

紙は手で持つことができ、
厚さや重さを感じることができます。

そうすると、そこに表現されている内容も
厚く、重く印象づけられると言うのです。
つまり、厚い紙の方が捨てられないというわけです。

ネットよりも郵送の方が出店者が集まる!

これは、毎月各地に朝市の
出店者を募集している私の経験です。

メールで出店者を募集する場合と
紙媒体を郵送して募集する場合とでは
紙媒体の郵送の方が5割近く申し込みが多いのです。

出店者募集ですから、
何か感情に訴えているわけではありませんが
こんな結果になっているのです。

メールで募集すれば、コストはあまり掛かりませんが
郵送の場合は1通82円を負担しなければならない
でも、仕方ないなぁ~と思いつつやっている私です。

今回は、デジタル広告全盛の今
印刷広告をもう一度見直してみましょうという内容でした。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】     経済産業大臣登録中小企業診断士          大場保男
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選択肢を増やすと売れない!?


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

川崎市小倉神社の今年最後の朝市
最近は、手づくりの布草履を販売する人など
趣味の作品を販売する地域の人たちの出店が多くなっています。

朝市と言えば、新鮮な野菜が安く売られている
というイメージが真っ先に浮かんできますが、

このように、地域の人たちも出店し
商店街だけでなく、地域の人同士の交流が行われることも
朝市の大きな役割の一つだと思います。来年も頑張りましょう!

さて、今回のテーマは
「選択肢を増やすと売れない!?」です。

広告心理学から脳科学マーケティングへ

人間の思考や心理を理解し
それに基づいた広告や販売促進を行っていく
以前も今も、これがメインの手法となっています。

ところが最近、心理ではなく脳の内側を見つめ
脳そのものの働きを理解してマーケティングに活かそう
という脳科学マーケティングが登場してきています。

今回は、「脳科学マーケティング100の心理技術」
という本の中から、今までの常識では「?」
と思うような事例をご紹介していきます。

選択肢が多いほど商品は売れるのか?

消費者は選択肢が多いほど
色々な商品を見比べることができるので、
少ない場合よりも買ってくれるはずだ。

私たちはそう思っていますよね。
だから、売場面積が広くて
沢山の商品を置いてある方が有利だと。

コロンビア大学が、高級食料品店で
グルメジャムを6種類、もしくは24種類から選択する
場合の消費者行動を比較する研究を行いました。

その結果、選択肢が増えれば、
立ち止まって商品をチェックする顧客は多くなり、
その割合は60%、選択肢が限られている場合は40%

ここまでは、私たちの予想通りですね。
ところが、購買行動になると逆の結果になったのです。

限られた選択肢を提示された場合、
顧客の30%が商品を購入したのに対し
豊富な選択肢を目にした顧客で商品を購入したのはわずか3%

驚くべき結果です。選択肢が少ない方が
多い場合より10倍売れたわけですから。

なぜ、こんな結果になるのか
選択を行うと脳が疲労し、その後の意思決定が
困難になるからだと言われています。

ウォルマートでは、ピーナツバターのブランドを
2つ減らしたところ、このカテゴリーの
売上げがアップしたそうです。

なぜ、飲食店のメニューで
  3行目を選んでしまうのか?

これはアメリカではなく、日本の例です。
飲食店のメニューを見ると多くのメニューが並んでいますが
なぜか、3行目のメニューを選ぶケースが多いのだそうです。

書かれている多くのメニューから
選ぶとなると脳が疲れてしまうので、無意識のうちに
自分で少ない選択肢を設定して、その中から選んでいるのでしょうか。

顧客の品選びにアドバイスする!

「選択肢を多くするよりも
少ない方が購買につながりますよ」と言われて
「はい、そうですか」と言って、品揃えを減らすのは勇気がいりますよね。

では、どうしたらいいでしょうか?
顧客の好みについて、1つか2つ質問し
いくつかの商品を選んでやってお勧めするという方法が効果的です。

こうすれば、多くの中から選択することによって
脳が疲労するのを防ぐことができ、
顧客のストレスを少なくすることができます。

また、人と人との交流が
信頼感や癒しにつながります。

ただし、顧客にとって心地よい接客をすることが
前提条件になることは言うまでもありません。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】  経済産業大臣登録中小企業診断士   大場保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp     Tel.090-5521-7427

 

地域の小売店は何を売っていけばいいのか?


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

10年近く前に買った松尾匡著「商人道ノススメ」
今回、再読してこんなに良い本だったかと驚きました。

石田梅岩の石田心学や近江商人たちの商人道
その根底にある考え方は、解放個人主義原理
中心に置かれた価値は「他人への誠実」

その対極にある考え方が、身内集団原理
境界のある集団内部での人間関係を重視し
中心に置かれた価値は「身内への忠実」

今こそ、解放個人主義原理に貫かれた
商人道を復活させるべきだと説いています。
ぜひ、一読されることをお勧めします。

さて、今回のテーマは
「地域の小売店は何を売っていけばいいのか?」です。

レタス1玉から墓石まで…

家庭にいながらクリック一つで
レタス1玉から墓石まで買うことができ、配達までしてくれる。
だから買物にネットを利用する人が急速に増えています。

経済産業省が発表した
2016年度のネットを利用した買物金額は
15兆1,358億円で、前年に比べて9.9%の伸び
小売市場全体の5.43%に達しているそうです。

商店街の店主の人たちと話すと
最近は、街を出歩く人が昔に比べたら
かなり減ってしまった。ネットで買物する人が多くなったからだろう
という声をよく聞きます。

将来的には、小売りの20%が
ネットでの買物になるだろうという予測もあります。
こうなったら、街はどうなってしまうのでしょうね。

パンは嫌いだけど、あんたから買うよ!

小田原でパン屋をやっているTさん
定期的に朝市をやっています。
Tさんと朝市に来たお客様との会話です。

現在はお店を辞めて、お一人で暮らしているそうですが
とてもお元気なあるご年配の女性

あんた達、このことろ朝から寒いのにご苦労さんだね~
若いのにね~頑張っている姿を見てたら、買わずにいられないよ!

いゃ~買っていただかなくても
朝市に来ていただいて、お話しするだけでも私たちは嬉しいですよ!

何言ってんだよ!そんなことできないよ
わたしゃ、パンは嫌いだけど、人にあげるから…

来ていただいただけでも嬉しいのに、とてもかっこいい女性でした。
嬉しさのあまり、黒糖のパンをお家に届けたら

これサービス
サービスと言うか、とにかく食べてもらいたくて…
そうけ、ありがとよ!寒いけど、頑張りなよ

だから朝市は楽しい、嬉しい!
クセになる!

いかがでしょうか。
この会話の中に、これからの小売店が
目指していく方向性があるように思います。

「まちゼミ」も「バル」も「100縁商店街」も…

自分はパンは嫌いだけど、
Tさんからパンを買っていく。
Tさんはいったい何を売っていたのでしょうか?

もちろんパンを売っていたのですが
パンとともにTさんという“人”を売っていたのです。

“人”や“人柄”、これを通しての触れ合いや交流
これはネットや大型店では販売することはできません。

今、マーケティングの世界では
“人柄マーケティング”という言葉が注目されています。
商品や情報を販売する前に“人柄”を売りましょうというマーケティングです。

商店街活性化の三種の神器と言われている
“まちゼミ”も“バル(神奈川県ではちょい飲み大会”も
“100縁商店街”も、商店主という“人”を売っています。

“まちゼミ”では
生活に役立つ情報を伝えていく中で
店主という“人”を売っています。

“バル”も新規に来店したお客様に
コミュニケーションを通して、店の従業員や
店主という“人”を売っています。

“100縁商店街”も、100円の低価格商品を
来店のきっかけとして、店主とお客様との“ご縁づくり”を行っていく
つまり、ここでも店主という“人”を売っているのです。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士  大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp       Tel.090-5521-7427

 

カーネギーに聞く人間関係づくりの秘訣


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

20年前の海老名駅周辺には何もなく
広い空き地ばかりが目立っていました。

しかし、2002年4月には東口にビナウォークがオープン
2015年10月には西口にららぽーと海老名がオープン
そして、今月15日には西口にビナガーデンズがオープンしました。

ビナガーデンズには23店の飲食店や成城石井などが入っており
2回には、8つの居酒屋が集まった「はしご酒場ビナバル」もあります。

来年春には保育園も開園予定だそうです。
ららぽーとが出来てから駅の反対側の東口が寂しくなりましたが
さらにビナガーデンズが出来たら、東口はどうなってしまうのでしょうか。

さて、商店主の方々は、毎日お客様と接しています。
また、仕入先や他の商店主たちとのつきあいもあります。

そんな時に重要なのが人間関係づくりです。
普段はあまり意識することはありませんが、
人間関係づくりは商売の基本中の基本とも言われています。

そこで、今回のテーマは
「カーネギーに聞く人間関係づくりの秘訣」です。

デール・カーネギーと言えば
「人を動かす」「道は開ける」などの著書で知られていますが
今回は「人を動かす」の中から、人間関係づくりの秘訣を学んでいきます。

心からの関心を相手に示す

人は、自分に全面的な関心を寄せてくれる人に必ず好意を抱きます。
それは、人は自分が一番好きで、自分に一番関心があるからです。

「自己愛」は、誰もが心の奥に強く持っている心理だからです。

ところが、交流会などで
自分に関心を持ってもらうために
自分の話を一方的に話す人がいます。

話を聞かされる方はうんざりですが、
話している本人の「自己愛」が
こうさせてしまうのでしょうね。

やってはダメだと分かっているつもりですが、
けっこうやっている自分がいたりします。
気を付けなければ…。

相手に関心を持てば、
相手は何をしている人なのか?
どこの出身なのか?
趣味は何か?
どんなことに興味があるのか?
今後、どんなことをしていきたいのか?

質問がどんどん出てきます。
質問すれば、相手は気持ちよく話してくれるでしょう。

優れたセールスマンは
決して話し上手の人ではない
相手の話を引き出す聞き上手の人です。

私は化粧品の訪問販売をやっていましたが、
本当にダメなセールスマンでした。

それは、相手に関心がないので、
相手が何を望んでいるのか、まったく引き出すことができなかったからです。

ある大手スーパーの経営者の書いた本で
「商売の基本はお客様に関心を持つことである」
という話を、読んだことがあります。

相手の誤りを指摘しない

話をする中で、相手が間違ったことを言うと
多くの人がすぐ、その誤りを指摘します。

だが、それは絶対すべきではない
とカーネギーは言っています。

相手から誤りを指摘されると、
たとえ、それが論理的に正しくても

むしろ正しいからこそ、
相手が優れていることになり、自分が敗者となり、
劣等感を持ってしまいます。

すると、相手に対して敬意よりも
屈辱感や嫌悪の感情が先に生まれます。
これでは人間関係は良くならないとカーネギーは説いています。

人は「理論」ではなく「感情」によって動く動物です。

あなたの周りにいませんか?
非常に弁がたち、正しいことを言っている。
だから、周りの人はそれに反論できない。

でも、気持ちの上では承服できない
その結果、みんなから煙たがられている人
いますよね。

人の願望に同情を示す

カーネギーは
「世の中の4人に3人は、同情を求め
また同情に飢えている」と言っています。

だから、「同情」の気持ちを示すことで
あなたはその人たちから愛されることになるというのです。

また、「人は、同情が欲しいあまり
自分に傷口までも見せてしまう」と言っています。

そのため、友人たちとの話の中で
自分の病気や事故などについて大げさに吹聴し
周囲の同情を買おうとしているのです。

こうした自己憐憫の気持ち、
人の同情を買って、欠けた気持ちの穴を埋めたい
という思いは誰にでもあるということです。

自己憐憫から人の同情を買おうとする心理は
自尊心や自己評価とも関連しており
対人心理学では、自己評価を守るために働く
「セルフ・ハンディキャッピング」に関係していると言われています。

それによると「人は自尊心を守るために
わざわざ自分を不利な状況に置くこともある」ということです。

例えば試験の直前に
「昨夜はテレビを見てしまって…」
などと、自分が試験勉強ができなかったことを吹聴する人がいます。

それは、一生懸命勉強して成績が悪いと
自分に能力がないことになるので、
それを怖れている心理が働くからだと言われています。

人が同情を求める欲求が強いのであるならば、
同情の気持ちを持って接し、
励まして、心を穴を埋めてやればいいと、カーネギーは言っています。

私も風邪をひいた時などは
「いゃ~、風邪で咳がひどくてねぇ~」などと
少し大げさに話したりします。
これも、同情を求める心理なのですね。

今回は、人間現関係づくりのポイントとして
・心からの関心を相手に示す
・相手の誤りを指摘しない
・人の願望に同情を示す

の3つをご紹介しました。
どれも私に足りないことばかりでした。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp      Tel.090-5521-7427

 

高齢者を呼び込むコンビニ


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでも
お役に立ちたいという想いから記事を配信しています。

私たちの一緒に「かながわ朝市ネットワーク」の
活動を行ってきた平塚の高久さんが、大船のルミネに店を出しました。

入口の左側の目立つ場所にあり
コッペパンをテーマにしたお店です。

コッペパンに、焼きそば
明太ポテト、コロッケ、あんバター
ラムレーゾンなどをはさんだコッペパンが並んでいます。

大船に行く機会があったら、ぜひ覗いてみてください。

さて、今回のテーマは
「高齢者を呼び込むコンビニ」です。

もともとコンビニは若い人たちを
ターゲットにした店舗形態でした。

しかし、今やあらゆる年代の人たちが
買物に、コピーに、銀行のATMに
宅配便に、税金の支払いに利用されています。

そんな中、特に高齢者に力を入れているコンビニ
東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅前にある
セブンイレブン墨田丁目店がそれです。

客を見て不満・ニーズを察知

オーナーの松山文子さんは
「売上げをつくることを先に考えてはいけない。

何が求められているのか、をまず考えてから
品揃えしないと、見抜かれてしまう」と話しています。

少ない人数で切り盛りしているコンビニでは
店員の方からお客様に声を掛けることはほとんどしません。

しかし、松山さんの店では
「何かお探しですか?」「荷物をお預かりしておきましょう」
などと高齢者に積極的に声掛けをしています。

お客様への挨拶も、
一人ひとりに目を向けて
しっかり声を出して挨拶しています。

さらに、世間話の聞き役になったり、
付き添って買物を手伝うようなこともしているそうです。

このような接客を通して高齢者の生の声に
触れる中から、ニーズや不満を察知しているとのことです。

自店だけでなく他店の客も観察

松山さんは、墨田5丁目店ともう1店の
オーナーなので、自分が経営する2店を巡回する
ことを日課にしていますが、

競合する他のコンビニも巡回しています。
「他店ではどんなことをやっているのか」
と目的にしているのではなく、その店のお客様を観察しているのです。

セブンイレブン全体の1店舗あたりの
平均日商は約66万円ですが、

高齢者のニーズをしっかり捉えている
松山さんの店は、この数字を5割程度上回っているそうです。

商店街のお店のお客様も高齢化が進んでいますが、
お店の人たちは、高齢者のニーズをしっかり把握しているのでしょうか。
ニーズを把握するために、高齢者をどの程度観察しているのでしょうか。

自店だけでなく、他店にも行って
来店客を観察してニーズを把握している店が
どの程度あるのでしょうか。

自店と同じような商品を販売している店に行って
来店客の観察を通してニーズを把握する行動を
1週間に1回行えば、かなりの情報を掴むことができると思います。

こんな地味な行動の積み重ねが
地域のお客様に支持される店づくりにつながるのではないでしょうか。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】  経済産業大臣登録中小企業診断士      大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp          Tel.090-5521-7427

 

 

保育園でも実施されている“まちゼミ”


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
25年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
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さて、今回のテーマは
「保育園でも実施されている“まちゼミ”」です。

49店舗、56講座で開講された八王子まちゼミ

店主が講師となってお客様を対象に
自分の業種に関する生活お役立ち情報や
専門情報を伝える“まちゼミ”が、全国各地で行われています。

10月1日から31日までの1ヶ月間
第8回八王子まちゼミが49店舗、56講座で開講
主催は、有志で作っている八王子まちゼミの会です。

眼鏡店では「遠近両用メガネの上手な使い方」
精肉店では「お肉料理でお子様を喜ばそう」

ネパール料理店では「美肌になれる薬膳カレーの話」
など、参加各店が工夫を凝らしたテーマで実施しています。

保育園でも実施されている靴屋の“まちゼミ”

私も靴屋が実施した“まちゼミ”に参加してきました。
テーマは「足と靴と健康のお話」で、期間中に5回実施されました。
時間は午後1時30分から3時までです。

講師はシューフィッターの資格を持っている店主
最初に足型測定器に乗って、参加者一人一人の足型を測定し
各自の足型測定シートをもらいました。

写真は私の足型測定シートですが
身体の重心が前に傾いた立ち方をしていることが分かります。

この測定結果に基づいて
外反母趾にならない歩き方
靴の選び方や履き方の説明がありました。

靴は足先をゆったり、踵の方をぴったりさせて
しっかり足の指を使った歩くことが大切であることを
足首の骨の標本を使っての大変分かりやすく説明してくれました。

参加者は女性が3名と私の計4名
女性の1人は保育園の保母さんでした。

以前、この店の“まちゼミ”に保育園の保母さんか参加し
ぜひ、子供たちの保護者にこの話を聞かせたいと
保育園で、出張“まちゼミ”をやってもらったそうです。

今回参加した保母さんも自分の保育園でやって欲しいと
やる前に自分で参加したとのことでした。

商店街はどっこい、死んじゃいない!

今や全国300ヶ所、実施店舗1万4000店に
広がり、個店繁盛とまちの価値向上に貢献している“まちゼミ”

“まちゼミ”を創始した岡崎市の松井洋一郎氏の
札幌での講演を聞いた紋別市の商業者である宮川法親氏

オホーツク海に面した人口2万3000人の小さなまち
商店街は衰退し店主は高齢者ばかり

「このまちをなんとかしたい」という想いで実施
仲間たちは半信半疑でしたが結果は大成功、そんな中、
地元の新聞社の記者が“まちゼミ”を取材して、次のような記事を書いたそうです。

「あらためて思ったのは、店というのは大小の差はあれ、
それぞれが独自の雰囲気を持っているということだ。

店は一国一城である。攻められれば戦うだけの覚悟を持っている。
堂々としたものである。商店街の個店がこんなにも頼もしく
立派で、必死に努力しているのに感動し、そんなことに

気付いていなかった己を恥じた。
商店街はどっこい、死んじゃいない」

私も実際に靴屋の“まちゼミ”に参加して
店主のプロフェッショナルな姿に感動しました。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士  大場 保男
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2部制の朝市やってみませんか?


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
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その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
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さて、今回のテーマは
「2部制の朝市やってみませんか?」です。

鉄道記念日の昨日、“鉄道の町 山北”では、
小雨がぱらつく中、「D52フェスティバル」が行われました。

全国唯一の動くD52 が設置されている
ここ山北でD52を汽笛とともに実際に動かしました。

その脇では、子供を乗せたミニSL
ミニでも実際に石炭を燃やして走ります。

 

 

 

 

 

 

同時開催として駅前商店街では夕市を実施
箱根から初出店したミートボール専門店など
県内各地から20店が出店しました。

 11年続いている山北駅前朝市

山北では、2006年11月より
毎月第一日曜日に山北駅前朝市を実施しています。

第1回目の朝市、私も5時に起きて行きました。
果たして人は来るかなと心配しながら行ったら
会場は黒山の人だかり、朝市の集客効果に驚きました。

私自身、このあと神奈川県内の朝市の連携を目的に
「かながわ朝市ネットワーク」を立ち上げましたが、
朝市にかかわるきっかけとなったのが、山北の朝市でした。

朝市は少ない費用で実施でき
多くのお客様を集めることができますが
やっているうちに、だんだんマンネリ化してきます。

そうすると、お客様の数も減少し
出店者も減少するというマイナスサイクルに入ってしまいます。

山北の朝市も同じような状況に陥ってしまい
お客様も出店者も減少してしまいました。

また、新しく出来た駅前のマンションに移住してきた
若い客層をとらえることが出来ないでいました。

朝市を2部制にして新たな客層を開拓!

そこで思い切って、2部制の朝市にすることにしました。
今までは7時から8時30分までだけでしたが
これを7時から8時15分までの第1部
8時30分から12時までの第2部の2回実施するようにしました。

出店者は第1部だけ、第2部だけの出店
第1部、 第2部を通しての出店もOKです。
これによって、新しい出店者が増えました。

第2部は12時までやっているので、
ブランチを兼ねて朝市にやってくる
若い家族連れ、観光のお客様も来るようになりました。

出店者にも、お客様にも選択肢の多い朝市を!

ある朝市は、6時30分から8時30分まで
非常に朝早い時間にやっています。

8時30分に終了すれば、
そのあと、自分の店を通常通り
開店させることが出来るというのが大きな理由です。

しかし、こんなに朝が早いと
高齢者しか来ないという出店者の意見もあります。

早い時間帯と遅い時間帯の2部制にすれば
出店者は、どちらかの時間帯を選ぶことができます。
遅い時間帯には、今まで来なかったお客様も呼び込むことができます。

つまり、出店者にもお客様にも
選択肢の多い朝市にすれば、
その分活性化した朝市にすることが出来ます。

もちろん、会場の都合によって、
長時間使えない場所もあるでしょう。

でも、朝市だからといって朝早くから実施するという
固定観念にとらわれないことも大事だと思います。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

【発行者】経済産業大臣登録中小企業診断士     大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp   Tel.090-5521-7427