高校生考案の味、店頭に!


中小企業診断士の大場保男です。

私は平成4年から今に至るまで
24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、
教えてもらったり、学んだことを

商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから
このブログを配信しています。

今回のテーマは
「高校生考案の味、店頭に!」です。
コンビニが各地の高校生と組み
開発した「ご当地メニュー」が相次いで発売されています。





























ファミリーマートは
農林水産省などが主催する料理コンテスト
の入賞高校のレシピを生かした商品を発売しました。

料理コンテストで優勝したのは
和歌山県立神島高校の生徒が考案した
「紀州産カリカリ梅のタルタルチキンバーバー」
これは全国で発売されています。

各地の選抜大会の優勝校の
レシピを生かしたラーメンなど7種類の商品も
それぞれの地域限定で発売されています。

ローソンとミニストップでも
宮城県の高校生と開発した弁当を売出しました。

かなり前になりますが
横須賀の商店街で関東学院大学の
学生たちに商品開発の提案をしてもらったことがあります。

提案してもらった商品が
全部良かったわけではありません。

なかには、「ちょっと…」と首を
ひねるようなものもありましたが、
学生らしい斬新な切り口で考えられた商品もありました。
高校生や大学生と商品開発しても
必ずしも売れるような物が提案されるとは限りません。
単なる彼らの思い付きの提案に終わってしまうこともあります。
この場合、3つのやり方があります。

一つ目は、商店主と学生が
何度も意見交換し、商品開発のプロセスを
互いに共有し、学生のアイデアや発想と
商店主の経験をうまく活かしていくやり方です。

二つ目は、学生に
完全に任せてしまうやり方です。
ただし、事前にターゲットや使用する材料の
原価を決めてから任せることが求められます。

提案してもらっても
1回で満足できる商品が提案されるとは限りません。
不満な場合は、何度もダメ出しをして再提案してもらいます。

三つ目はコンテスト方式です。
何人かの学生にメニューを応募してもらって

何人かで味見して良いものを
選んでいきます。

さらに、良いものを3点ほど選び出し、
それを一定の期間販売して
売上げの良かったものをグランプリにする方法も考えられます。

以前、商店街のある惣菜店で
学生ではなく、地域のお母さん方から
メニューを提案してもらい、

その中からコンテスト方式で
商品化していくメニューを決めていく
ということをやろうとしましたが
結局は実現できませんでした。

どこか、この話に乗って来る商店街や
お店はないでしょうかねぇ~。

今回は以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。


【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士
                       大場 保男
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427

もっとシニア層に商店街に来て欲しい!


中小企業診断士の大場保男です。

 

私は平成4年から今に至るまで

24年間にわたって、商店街や地域の活性化に取組んできました。

 

その間に、私が経験したこと、見たり聞いたりしたこと、

教えてもらったり、学んだことを

 

商店街や地域の活性化に少しでもお役に立ちたいという想いから

このブログを配信しています。

 

今回のテーマは

「もっとシニア層に商店街に来て欲しい!」です。

 

シニアの孫への支出は増加している!

 

ソニー生命保険がまとめた

「シニアの生活意識調査2016」によると

 

孫のために1年間に使った金額は

回答者の平均で12万2904円と前年調査より

6433円の増加、不況のなかで随分増えていますね。

月平均では、孫への支出が1万円を超えています。

自分のことは我慢しても孫には

何かしてあげたいというのがシニアの心理ですね。

 

孫が対象のイベントでシニアに商店街に来てもらう!

 

ある商店街で、小学生に花を育ててもらい

それをプランターに移植し、花を育てた小学生の

メッセージの立札を立てて、それを商店街に設置しました。

 

プランターを設置した前の店が、

朝晩の出し入れや水遣り管理をしました。

 

あの店の前にボクが育てた花のプランターを

置いてあるよと孫たちがおじいちゃんや

おばあちゃんを商店街に連れてきました。

 

店の前に来ると、そのプランターを

管理している店の人とも話すようになりました。

 

孫たちに商店街活動に参加してもらうと

孫に引かれてシニア層が商店街に来るようになります。

 

これもある商店街の事例です。

子供たちに俳句を作ってもらい

それを笹竹に吊るして商店街の通りに飾りました。

 

やはり、先ほどの事例と同じように

孫に引かれてシニア層が商店街に来るようになりました。

 

プレミアム商品でシニア層を集客!

 

「なか卯」が2015年10月に

「天然いくら丼」を発売しました。

 

価格は790円と大半の商品が500円以下の

同店にとってはかなり高いメニューでした。

 

当初の狙いは、主力客層の

40代会社員の需要を取り込むことでした。

 

しかし、発売してみると

60代以上の客層の比率が従来に2倍の

10%にまで増えていました。

 

予期せぬ形でシニア向けの

ファーストフードという立ち位置に

気付いた同社は、「いくら丼」に続いて

 

「サーモン丼」「生うに丼」「ぶり丼」

などを発売、プレミアム商品のシリーズ化によって

シニア層を開拓していっています。

 

「少し高くてもいいから上質のものを食べたい」

というシニア層のニーズをしっかり把握した結果です。

 

これを期間限定で提供すると

より効果が高まるようです。

 

「昭和deハナキン」をテーマに集客!

 

前回、ご紹介したプレミアムフライデー

今月24日のこの日に、秋田市中心部では

飲食店を飲み歩ける

「冬バール プレミアムフライデー」を実施する予定。

 

テーマは「昭和deハナキン」

1ドリンクと昭和にこだわったメニューを提供します。

 

「ハナキン」…懐かしい昭和の響きですね。

このイベント、これから実施予定ですが、

私は大きな反響を呼ぶものと予測しています。

 

なぜなら、ある年齢以上になると

みんなで共通体験したことに懐かしさを感じ

その頃の話で大いに盛り上がるからです。

 

八王子のある商店街で実施した「昔の写真館」

昭和を中心として昔の写真を大きく引き伸ばし

商店街の通りに面して飾りました。

 

写真を前にして、自分が子供の頃の

昔話に大いに盛り上がったそうです。

 

以上の事例をもとに

商店街にシニア層に来てもらうには、

次の3つの要素があるように思いました。

 

1つ目 孫をテーマにしたイベント

 

2つ目 少し高くても上質のものが

欲しいというニーズへの対応

 

3つ目 懐かしさを感じさせるような引き金

 

参考にしていただければ幸いです。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

【発行者】        経済産業大臣登録中小企業診断士

                       大場 保男

                E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  Tel.090-5521-7427